会話は信頼関係が前提 | 財務救助犬の部屋

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お金で悩んでおられる方へ
 

アタリマエの話ですが

真の対話には

信頼関係が不可欠です。

 

 

 

ただ

例えば企業の管理職すべてが

それを理解しているかは

怪しいところです。

 

 

 

銀行に勤務していた時の話。

 

 

 

某支店で

営業の統括をしていた管理職

部下との面談で訊ねました。

 

 

 

「将来

どんな銀行員になりたいんだ?

 

標準的なイントロです。

 

 

 

ところが

 

「少なくとも

あなたのようには

なりたくない

 

若手行員

目を逸らすことなく

応えたそうです。

 

 

 

部下であった

この管理職からの訴えを聞いて

 

「なかなかの度胸」と

若手を褒めるべきか

 

「あのなぁ!」と

一喝すべきか迷いました。

 

 

 

たしかに

この管理職は

言動が一致しない場面が

散見されました。

 

ただ

責められる程ではありません

 

 

 

しかし

部下は許せなかったのでしょう。

 

 

 

概して若い人

案外

ストライクゾーンが狭いものです。

 

 

 

その部下も

今は立派に成長しています。

 

 

 

「労働時間の短縮」

 

「サービス残業ゼロ」

 

「余暇の充実」

 

若手には

心地良い響きです。

 

 

 

「オマエを

一人前にしてやろうと思う」

 

直属の上司から

温かい御言葉を頂く。

 

 

 

でも

部下には

お節介だったのかもしれません。

 

 

 

その上司が

休日返上で仕事などしていたら

なおさらです。

 

 

 

「あなたのようには

なりたくない」

のです。

 

 

 

ここには残念ながら

信頼関係はありません

 

上司は

部下の将来を思って

あれこれ指導しようとしても

部下は拒否するでしょう。

 

本能的に

受け付けません。

 

 

 

上司は

がっかり・・・。

 

「社会人として失格」

早々にレッテルを貼ります。

 

ズレです。

 

 

 

残念ながら

こういった関係が

やたらと目につくのです。

 

 

 

信頼関係が築けていなければ

アドバイスは

単なるお節介にすぎません。

 

くれぐれもご用心。

 

 

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