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カモミールは世界中で最も良く使われているハーブの一つで、私たちの健康を促進してくれる優れた薬用効果があります。
カモミールはそのセラピー効果から古代より利用されてきたハーブで、カモミールティーとして飲んだり、そのまま食べるなどの方法で摂取され、マウスウォッシュ代わりに使う、直接肌に塗布するなどの様々な方法で使われてきました。
カモミールの持つ薬用効果
消化不良に
カモミールには消化系の状態を改善する効果があるため、消化不良などにオススメです。
- カモミールは、胃炎、吐き気、嘔吐からくる痛みを緩和する即効性が期待できます。
- 胃腸組織の炎症を軽減し、腸の筋肉をリラックスさせる、消化器粘膜に良い影響を与えます。炎症をしずめ胃粘膜を修復する効果が期待できるため、傷んだ胃が正常に働けるようにサポートしてくれます。
- 食事の際の消化不良や腹部膨満を予防するのに役立ちます。消化不良や食べすぎによる胃腸の疲れにも効果を発揮します。
- 胃腸の働きはストレスに大きな影響を受けるため、カモミールのリラックス効果も有効です。過敏性腸症候群にも効果があるといわれています。
悪玉コレステロール値を下げる
カモミールには、血液中に蓄積された脂肪を体外へと排出する効果があるため、コレステロール値を下げるのに大変効果的です。
コレステロールの値が高い人は、医師の指導のもとで一日一杯以上カモミールティーを飲むと良いでしょう。
リラックスと安眠効果
カモミールにはアピゲニンという成分が含まれています。
アピゲニンには脳の興奮を抑える「GABA受容体」に働きかけて気持ちを落ち着かせる作用があります。
また、リンゴのような甘いカモミールの香りはアンゲリカ酸エステルという成分によるもので、こちらも鎮静効果が期待できます。
寝る前に温かいカモミールティーを飲むと、リラックスすることができて安眠に繋がります。
生理痛など婦人科系の悩みを和らげる効果
ヨーロッパで「マザーハーブ(母の薬草)」という別名のあるカモミールは、女性特有の悩みである生理痛にも効果的です。
リラックス&安眠効果で紹介した同じ鎮静作用が、PMSや生理中のイライラにも効きます。
この他にも、カモミールには身体を芯から温める作用が期待できるため、 冷え性対策 としてカモミールティーを飲むのもおすすめです。
肌の健康をサポート
カモミールに含まれる精油成分のα–ビザボロールには、アトピーや湿疹、ニキビなどの肌トラブルを緩和させるはたらきがあります。
保湿作用もあるので、肌や髪のハリ、ツヤ、潤いを与えてくれるのもうれしいポイントです。
また、ピーリング効果にも優れています。カモミールは肌に蓄積されている死んだ皮膚細胞を取り除くのにうってつけです。
ただし、花粉症の中でもブタクサのアレルギーを持っている方はカモミールをおすすめできません。ブタクサはカモミールと同じキク科の植物なので、逆にアレルギー症状が出てしまうこともあるため要注意です。
アレルギーに効果
カモミールには痒みを抑える薬用効果もあります。
アレルギーや結膜炎などの病気によって炎症し赤くなった目にも効果的なのです。
カモミールの持つリフレッシュ効果が目の健康を改善してくれます。瞼にカモミールを直接置くだけの手軽な方法です。
お茶以外の利用方法
食用
サラダに散らしたり、ケーキやクッキーに生地に混ぜ込んで香りを楽しむのが主流です。花托(花びらの生える花の中心部分)は食べにくいので、花びらだけを使用しましょう。
食用においてもお茶と同様でローマンカモミールには苦みがあるので、ジャーマンカモミールのほうが多く使用されています。
ハーブチンキ
ハーブチンキとは、ハーブをエタノールに浸して成分を浸出させる濃縮エキスのようなものです。薄めて飲用にするほか、化粧水や入浴剤などに利用されます。
日本ではあまり流通していないため、手作りしている人が多いようです。用途が広く便利ですが、高濃度のアルコールなので子供の誤飲や火気に注意が必要になります。
入浴剤
乾燥させたカモミールはお風呂に入れて入浴剤としても利用できます。ガーゼやティーパックに入れてお風呂に浮かべるだけでOKです。
カモミールティーと同様にリラックス・安眠効果や血行促進効果などが期待できます。
抗ヒスタミン効果は軽度のかぶれを落ち着かせあせものかゆみなどが改善されるので、夏場のお風呂に特におすすめです。
使用上の注意点
妊娠中の使用は避ける
- カモミールが持っている、筋肉の緊張を緩和する働きは、生理痛を緩和するのには役立ちますが、子宮の中のものを押し出してしまう作用があるため、妊娠中、特に妊娠初期の方は服用しない方がいいでしょう。
キク科、ブタクサのアレルギーがある人は使用を避ける
- アレルギー反応を起こす危険があるため、服用は避けることをおすすめします。発疹や喘息、嘔吐や胃痛、頭痛、下痢などの症状が出たときは、服用を中止してください。
多量の服用で、下痢などの消化器系の不調が生じる恐れあり
- あまり多量に服用すると下痢などの消化器系の不調を来すことがあるので、適量を服用することをおすすめします。
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