二日目の夜は居酒屋です。 | こうすの洋菓子工場見学?

こうすの洋菓子工場見学?

こうすのお仕事のバームクーヘンの裏話を紹介したり、
お休みの日のおでかけをぐだぐだ紹介。

 

 

 

 

長崎初日の夜は、念願のクエ鍋と、クジラの尾の身でした。

 

二日目の夜は、予約する前に悩んで悩んで悩んで

この居酒屋さんにしました。

 

それが「のさ庵」さん。

「のさ庵(あん)」さんの名前の由来は

長崎の方言で{たまらない!」という意味を「のさ~ん」と言うんだそうです。

 

予約した段階では

二日目は、なにが食べたくなるか自分でもわかりません。

なので、まずはお刺身の美味しいところ。

混んでると嫌なので個室、または半個室があるところ。

クジラがあるところ。

肉もあるところ。

長崎名物もあるところ。

それでいてホテルから徒歩10分以内。

 

と厳しい条件をクリアしたお店が「のさ庵」さんでした。

 

 

 

ちなみに長崎は、「さしみシティ」と名乗るほど

お刺身には自信があるそうです。

それどころか「長崎は日本一さしみが美味しいまち」と

HP上で豪語してます。(;^_^A

この「のさ庵」さんも刺身シティ認定のお店です。

 

 

とは言え、ネットで見て決めただけなので

実際に行ってみないと、当たりかハズレかわからない。

 

 

 

 

 

お店の前に立ち、店構えはきれいそう。

入って見ると・・・・、とてもきれいでした~~。ε-(´∀`*)ホッ

 

入るとまず、長いカウンターが縦に延びます。

その後ろ側に、半個室の掘りごたつの部屋があり、

今回は掘りごたつを予約しておきました。

 

明るくて、いい感じの居酒屋さんです。

コレが掘りごたつ側から見たカウンターです。

カウンターも広く、ネタケースを見ながら注文もできるそうで、

次はカウンターもいいかな、と思いました。(次はあるのか?w)

 

それにややお高めの居酒屋なせいか、

客層がオトナです。

この店に来る途中、繁華街を歩いてきましたが、

さすがランフェス&三連休と言う事もあり、

いかにも居酒屋、という店はガチャガチャと混んでそうでした。

でもこの店は繁華街から少し離れてることもあり、

落ち着いて飲んでる方ばかりでした。

 

ずばり、コレはアタリのお店だと確信しました。

 

 

またつきだしが泣かせます。

ビールと一緒に出てきたのがこちら。

左側の白いのはポテサラ。

が、なんといぶりがっこ入りのポテサラでした。

最近はいぶりがっこの知名度も上がって、いぶりがっこタルタルとか

いぶりがっこクリームチーズとかもありますよね。

このいぶりがっこポテサラの燻蒸香がビールに合うっす。

 

そして右側が魚卵(たぶんタラ)のこれまた燻製。

魚卵の燻製がこんなに美味しいとは思いませんでした。

うぬぬぬ、この店、やるなぁ。ゲラゲラ

 

もともと、このお店、燻製メニューも、さば、鴨、などあって

得意料理のようです。

 

 

 

さて、改めてメニューを吟味します。

ちなみに長崎では「うちわえび」が獲れることもあり、

もし入っていれば食べたいと思ってました。

 

長崎さしみシティの「春のお魚」にも入ってます。

カサゴもなかなか食べられないなぁと思いつつ聞いてみるも

この日はどっちも入っていないとの事。ガーン

 

なので、あえてまたクジラにしてみました。

このお店、クジラ料理も得意で、各種部位の刺身や、盛り合わせもあります。

 

それに何といっても「はりはり鍋」まであります。

(のさ庵さんHPより)

 

「はりはり鍋」ってお店のメニューとして初めて見ました。

「はりはり鍋」と言えば、一般的にはクジラと水菜のお鍋です。

発祥は大阪らしいです。

で、こののさ庵さんでは生の鯨の舌(さえずり)をはりはり鍋にした

オリジナルメニューなんだそうです。

 

個人的に相当そそられましたが、昨日も鍋でしかも

この鍋を食べると、また他の種類が食べられなくなると、

後ろ髪惹かれる思いでしたが、諦めました。

が、クジラのお刺身の盛り合わせを頂くことにしました。

 

こちらがクジラの盛り合わせ。

左側から、胃袋、ベーコン、さえずり(舌)。

 

クジラベーコンは子供の頃、親父がよく食べてました。

これもそうですが、なんでクジラベーコンって端っこが赤いんですかね。

子供の頃は独特のクセと脂感が苦手でした。

 

何十年ぶりかに口にすると・・・、うまーーい!

確かに微妙に脂っぽいし、独特のクセもある。

けど嫌な脂感でもないし、嫌なクセでもないです。

個人的にはとても美味しいと思いました。

それにポン酢ともみじおろしで頂くせいか、さっぱりと頂けます。

 

他の胃袋やさえずりも全然うまいっす。

前の日は「尾の身」だけでしたが、クジラ、どこ食べてもウマイっス!!!

 

 

って言うか、小学校の頃、給食にクジラって出てきました??

僕ぐらいの年代で、この辺ではクジラは給食の定番メニューの一つでした。

なので、クジラに抵抗がないのかなぁ。

ちなみに連れも、どれもウマイと言って食べてました。

 

 

 

そしてこちらも珍しい、「生カラズミ」です。

長崎はカラスミは有名ですが、

「生カラスミ」は初めて聞きました。

 

カラスミと言えば、ボラなど魚卵を塩漬けして乾燥した高級珍味ですよね。

じゃぁ、「生カラスミ」って?とお店の方に聞くと、

乾燥させていないカラスミなんだそうです。

 

添えてある大根と一緒に食べるそうです。

食べると、おおお、確かにしょっぱい。

が、うまーい。

カラスミの熟成感はありませんが

(カラスミも数回しか食べた事ないので偉そうなことは言えませんが)

その分フレッシュ感があります。

食感、味ともに確かに大根と一緒に食べるのがおいしい!

 

これこそ、カラスミのように日持ちしないので

ここでしか食べられない一品でしょうね~。ヽ(^o^)丿

 

ちなみに長崎の居酒屋さんでは他にも「生カラスミ」を出すお店も

いくつかありましたので、長崎では比較的ポピュラーな

酒の肴なんでしょうね。

 

 

他にも、牛タンの味噌煮。

 

はもの天ぷら。

 

最後には、昨日食べてはまった長崎名物、ハトシを。

ハトシ、お店によって微妙に違うので、何度食べてうまいっす!!

 

 

ちなみに朝食ブッフェでも食べたので、これにてすでにハトシ、三度目です。(;^_^A

 

 

 

もうこれで、お腹いっぱい。

 

本当は他にも、名物の刺身盛りとか、燻製盛り合わせとか、

長崎揚げかんぼことか、美味しそうなものがめじろ押しです。

〆の鴨だし五島うどんや、石焼穴子のひつまぶし、なんて言う

独創的なメニューたくさんありました。

 

お酒も地元の日本酒、焼酎を取り揃え、

ジモティーから、観光客まで余すところなく満足できるお店でしたー。

 

 

 

もー、これでとりあえず長崎で食べてみたかったものは

おおむね食べられて、大満足です。

 

あとはしいて言えば、ド定番のお刺身を食べてみたいですが

最終日にチャンスはあるかな?

(って、フリですww)

 

 

 

 

最終日、三日目につづくっ。