「暮色蒼茫看勁松
亂雲飛渡仍従容」
今年の秋の昇段テストの課題の14文字です。
出典は、毛沢東(もう・たくとう=マオ・ツォートン)の「七絶」の詩です。
読み下し文にすると、「暮色 蒼茫として 勁松を 看る 亂雲 飛び渡れど 仍(な)ほ 従容たり」となります。
わかりやすくかみくだくと、
「黄昏の薄暗い中に力強い松の姿が見え、湧き上がる雲が飛び交い、山を覆い始めても、悠然として落ち着いている」
となります。
毛沢東さんも、いろいろあったのでしょうね。
そんな時は、心を無にし、自然に浸るのが一番です。
見慣れない「勁」の字は、「強い」という意味を持つ漢字で、
「亂」は「乱」の旧字体ですが、こちらは小さ過ぎて、どうなっているのか見えません。
老眼なので、拡大して見ると、左側の下半分は、「マ」「ム」「ヌ」とカタカナが続きます。
これを行書で書いていくわけですが、なかなか手強そうです。
オンラインレッスンは今夜から始まったのですが、私は明日が初日。
ということで、今日は予習でした。
行書で書くにも、楷書でどう書くのか、書き順はどう書くのかを知っておかなければ、正しく書けませんからね。
今回は四段へのチャレンジ、悔いの残らないよう、明日からしっかり顔晴ります!
本日も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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