32年ほど前の話ですが、私は地元江津市にあった自動車学校に通っていました。
往復10㎞の道のりを自転車で行き来していたので、いつも、学校の手前の喫茶店で珈琲を1杯飲んでから行っていました。
ある時、アルバイトの子が珈琲を運んで来たとき、「ねぇ、仕事、何してんの?」と聞くので、
「小さい会社だけど(当時は十数名)、社長をしてるんだ」と答えると、
「ふ~ん。社長さんって、ハンコ押すだけなんでしょ…」と言います。
「え?いや、確かにハンコを押すことは多いけど、他にもいっぱいやることはあるよ」と答えましたが、
そんなふうに思われているのかと、ビックリでした。
最近、出張が終わって久しぶりに席に着くと、ハンコ&署名の必要な書類のなんと多いこと!
会社の規模が大きくなったからですが、一つひとつじっくり読んでいると日が暮れるので、代表印を押せばいいのか、銀行印を押せばいいのか、
ハンコを押す場所に付箋を付け、どっちを押せばいいのかを明確にしてもらっています。
だからと言って、淡々と押しているのではなく、見極めながら押していき、不明点があれば担当者を呼んで聞くというシステムです(笑)
そうして経験豊富になったので、ハンコを押すのは得意、書道の落款を押すのも自信アリです!
当社は海外にも教室があるので、海外教室関係の書類にはサインをします。
国内の契約では、最近、電子署名で済ませる取引がある一方、韓国やベトナムなど、サインをした横に、併せて代表印を押す場合もあります。
本日も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。