年の近い兄弟のいる家では、「おやつをどう分ける?」などという問題が、毎日起きています。
2人兄弟なら、「はんぶんこ」ということで、同じ数ずつ分ける、同じ分量(同じ形のコップに同じ高さ)になるように分ければいいですし、
4人兄弟なら、さらにそれを「はんぶんこ」すればいいので、それほど難しくなさそうですが、
3人兄弟だと3等分、最近あまり聞きませんが、5人兄弟なら5等分しなくてはいけなくて、
(昔の写真ですし、今日は誕生日ではありません)
あっちが大きい、そっちが多いと、毎日、もめるタネになりそうですが…、
それを丸く収める方法があります!
じゃんけんをして順番を決め、いちばん負けた子に分ける係をさせるのです。
そして、いちばん勝った子から順に選んでいき、最後に残ったものが自分のものになるので、
差が付かないよう、目の色を変えて必死に分けます(笑)
余りが出ると、また一騒動なのですが。
実はその繰り返しが、「わり算」の感覚を育てていたのです!
最近は、一人っ子さんが多くなり、「分ける」体験をしないため、わり算の苦手なお子さんが増えているのだとか。
数字の上だけで計算していると、実感が伴わないので、イメージが湧かないんでしょうね。
4月から18歳でクレジットカードが作れるようになりましたが、キャッシュレス化が進み、リアルなお金をほとんど使うことなく、数字だけ見て育った人の金銭感覚は心配です。
幼い頃はおもちゃのお金でお買い物ごっこ、大きくなったら「モノポリー」(ボードゲーム)で遊ぶのも、いいと思います。
アナログ体験、大事です!
本日も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。