体験していないと… | 七田厚ブログ

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社長としての目線だけでなく、一人の父として、自身の子育てについても語っていこうと思っています。
~株式会社しちだ・教育研究所 代表取締役社長 七田厚のブログです~

年の近い兄弟のいる家では、「おやつをどう分ける?」などという問題が、毎日起きています。

 

2人兄弟なら、「はんぶんこ」ということで、同じ数ずつ分ける、同じ分量(同じ形のコップに同じ高さ)になるように分ければいいですし、

 

4人兄弟なら、さらにそれを「はんぶんこ」すればいいので、それほど難しくなさそうですが、

 

3人兄弟だと3等分、最近あまり聞きませんが、5人兄弟なら5等分しなくてはいけなくて、

 

(昔の写真ですし、今日は誕生日ではありません)

 

あっちが大きい、そっちが多いと、毎日、もめるタネになりそうですが…、

 

それを丸く収める方法があります!

 

じゃんけんをして順番を決め、いちばん負けた子に分ける係をさせるのです。

 

そして、いちばん勝った子から順に選んでいき、最後に残ったものが自分のものになるので、

 

差が付かないよう、目の色を変えて必死に分けます(笑)

 

余りが出ると、また一騒動なのですが。

 

実はその繰り返しが、「わり算」の感覚を育てていたのです!

 

最近は、一人っ子さんが多くなり、「分ける」体験をしないため、わり算の苦手なお子さんが増えているのだとか。

 

数字の上だけで計算していると、実感が伴わないので、イメージが湧かないんでしょうね。

 

4月から18歳でクレジットカードが作れるようになりましたが、キャッシュレス化が進み、リアルなお金をほとんど使うことなく、数字だけ見て育った人の金銭感覚は心配です。

 

 

幼い頃はおもちゃのお金でお買い物ごっこ、大きくなったら「モノポリー」(ボードゲーム)で遊ぶのも、いいと思います。

 

アナログ体験、大事です!

 

本日も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。