今日、不思議なことがありました。
地下鉄の新宿駅から東銀座まで行こうと、丸ノ内線に乗ったのです。
しばらくの間、数日前に新調した携帯でメールやフェイスブックのチェックをしていて、ふと顔を上げると、赤坂見附の駅でした。
そのまま乗っていればよかったのに、なんとなく、「銀座線に乗り換えなきゃ」と思って、降りてしまったんですね。
降りた後、「あ、乗り換えなくてもよかったんだ」と思いましたが、後の祭りです。
ほどなくやって来た銀座線に乗り込み、また、携帯を触っていて、電車のドアが開いたので、「あ、銀座に着いた。降りなきゃ」と、急いで降りたら、そこは新橋の駅でした!
「こんなことって、ある?」と思いながらも、「そうだ、都営浅草線で東銀座に行けばいいんだ!」と、また、銀座線に乗るのもしゃくだったので、降りたついでに、都営線の乗り場へと向かいました。
その途中の通路で、変わったネクタイが売っていたので、立ち止まって見ていたら、その出店の方が話しかけて来られました。
その女性は、日本手づくりネクタイ普及協会
の公認講師の方だったのです。
名刺をいただいて、そういう協会があることを初めて知ったのですが、着物の生地を活かした、世界に一つしかないネクタイを作っている方だったんですね。
それで、いろんな柄がある部分を活かしたネクタイは、そのまま売り物になるのですが、無地の部分はそのままでは売れないので、絵を描いておられたのです。
そのネクタイに目が行って見ていたのですが、オリジナルが作れると聞いて、思わず、「コアラのネクタイ作ってください!買います。」と言っている私がいました。
実は、この前の日曜の夜、食事会の席で、「大柄のコアラのネクタイ、探しているんですよね~」と、話をしていたところだったんです。
自分の願いは、思っているだけではなく、紙に書いたり、人に話をしたりすると、実現するという話を聞いたことがありましたが、こんなに早く実現するとは…。
今日は絶対、新橋のネクタイ売り場に吸い寄せられたと思っています!
でなければ、あの二度のあり得ない下車は、説明がつきません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。