興福寺に立ち寄ったら「鬼追いの儀式」をやってた。
ユーモアにあふれた寸劇で、これは楽しかった~!
東金堂に鬼現る!
赤鬼、青鬼、黒鬼が松明を手に「ウォーッ!」。
すれぞれの子どもらしき「チビ鬼」も三人登場し、
見物客から「かわいい!」と声があがってました。
場は ほんわかと和やかムード。
そこへ正義の味方、毘沙門天さん登場!
「えい!えい!」鬼をこらしめる我らがヒーロー!
やがて鬼は逃げていったとさ。
めでたしめでたし。
「鬼追い」が終わった後、おおっ。せんとくん登場~!
私が見るのは元興寺に続いて二度目でしたが、節分のこの日、
せんとくんはあちこちの社寺から引っ張りだこだったのでしょう。
興福寺には、せんとくんのお兄さんも来てた。
はじめまして、ろくぼうくん。
ろくぼうくん、途中で顔がくるりと回ってしまい、
係の人に直してもらってた。その仕草がまたユーモラスで。
この後、例年は豆まきとなるのですが、
この日は あいにくの雨。豆は手渡しとなりました。
ひとついただいた「興福豆」。のど飴が入ってた。
奈良で迎えた初めての節分、
家に『三畳間ギャラリー(仮称)』をオープンしたら、
奈良の行事にもなかなかいけないだろうと思い、
この日は元興寺、春日大社、興福寺と
かなり欲張りな行動に出ましたが、
元興寺は男臭い骨太な行、
春日大社は女性的な祈り、
興福寺は庶民と一体になる朗らかな会、
三通りの立春前の儀式を目にすることができ、
かなり濃い一日でありました。
これ以外にも奈良の節分行事は至る所で行われますので、
奈良を観光されるのなら、節分はおすすめですよ。
興福寺
近鉄奈良駅から徒歩5分、5*宅から徒歩10分。
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