次郎長三国志 第7部 初祝い清水港 |  ◆ R I N G O * H A N

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歌うパステル画家5*SEASON鈴御はんの蒼いブログショー


『独眼竜の人』
↑この中に魚がいます、さて?



↑上の落描きは森の石松。
第7部では脇なのに、
彼の印象がやたらと残ってる。

2月14日に観た映画。
冬のことですなぁ。早いもので、
もうすぐ5月。当ブログは
映画を名目上テーマにしているから、
映画の話をしたいのだけれど、
あかん、すっかり映画へのテンションが落ちてしまった。
5/1の映画サービスデーには、
一本ぐらい観たいのだけど、
今巷では何をやってるのか、何を観ればいいのか、
さっぱり分からん…。ともかく
観たかった『クロッシング・ザ・ブリッジ』を観終え、
ただいまはサントラに浸る日々。

映画って麻薬みたいなもので、
取り憑かれて観だせば 次々に観たくなるけど、
一旦 距離を置いてしまうと、
スグソコの映画館ですら遠くなる。
本も、音楽も、美術も、仕事もおそらく、
同じく中毒性を合わせ持っているけど、
映画は特に強いように思う。
きっと暗闇の中に映る白いスクリーンが麻薬。
ぼんやりと浮かんで夢ごこちを誘い、
愚者をそこから逃れなくさせるのだ。

夢、か。映画館の外の、
日常の夢の中にいるのかも、
今の私は。



★★★★☆☆☆ 7点満点で3点
『次郎長三国志』は、
昨年、ハマって観たマキノ雅広監督のシリーズ物だけど、
一年というブランクはキビシイな、
もう乗れなかった。
本作第7部と次作の第8部のみ、
昨年観逃してたので、勇んでいったのに、
物語は忘れてるわ、
古き良き昭和に作られた時代劇がもつ、
独特のリズムにも付いていけないわで、
・・・白けてしまった、もったいない。
昨年、一気に観ておくべきだったな。

若い時の長門裕之さんて、
ほんまに桑田圭介さんに似てるなぁ…
なんて、またまた思ってしまい、
見せ場の泣きのシーンで、あろうことか、
サザンの『いとしのエリー』が頭の中で流れたがな。

1954年公開作品
~2007.2.14 シネマヴェーラ渋谷にて鑑賞~


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