Flexibilityもいろんな意味で変わった。

日本の外資系企業は「日本販売支社」であることが多い。僕の所属する企業もその毛色が強く、日銭をどれだけ稼げるかが非常に重要になる。Weekly, Dailyで様々な視点から営業状況を分析し、状況に応じて組織・個人レベルでいろんなイニシアティブを走らせる事になる。

うちの会社は、そこまで日銭を稼がなくとも今のところは潰れる心配はないくらいの規模がある会社である。それでも、かなり短期的な数字にフォーカスする。中長期的な戦略もあるが、目先の数字が芳しくなければ常に目先にフォーカスする。

売上を上げられる戦略・施策であれば、どんな事でもやってみることができると言う意味では、非常にFlexibilityが高い。その一方で、売上至上主義により、直近の売上が芳しくなければ、短期的な施策しか提案する余裕がなくなってしまうという制約条件がある。

まあ目先の数字がOKであり、且つ、望まれる効果を論理的・定量的に説明可能であれば、短・中・長期の戦略が自由に立て放題・やりたい放題ではある。

自分の業務を転職前後で比較すると、Flexibilityは格段にあがっている筈だが、最近は短期的な施策にフォーカスしているため、むしろFlexibilityが下がっているような錯覚に陥ってしまう、そんな今日この頃である・・・
大きな違いと言えば、スピード感を挙げない訳にはいかない。

僕の実感するスピード感は、前職と比べ「4倍」である。転職後2Quarterが丁度終わるが、もう丸2年間働いたような気がする。

普通の内資系企業が1年かけてまわすサイクルを1Quarterでまわすので、体感速度は単純に4倍になる。各Quarter、各Week、各Dayで売上・アクティビティを管理し、どんどん方向性を調整していく。兎に角全てが速い。

心地よいスピード感の中、丁度良い(若干多すぎるが)刺激があってよい。ただ一方で、サイクルが早く各プロセスに慣れるのも早いので、飽きるのも早いのではとも感じている・・・

今のポジションは遣り甲斐もあるし気に入っている。それでも1年経てば、普通の会社では4年働いたような感覚に陥るに違いない。そして、次のステップ・新たなチャレンジが必要だと感じ始めるだろう。

外資では異動するのも転職するのも似たようなものだ。Open Positionをいち早く探して、責任者に引っ張ってもらう。社内・外どちらにしろ、おおまかなプロセスは同じ。社外の方が給料が上がる場合が多いため、2~3年働いた実力のある人が転職するケースが多いのも頷ける。どちらにしろ0から自分で道を切り開かなければならない。会社がキャリアプランを提供してくれる訳ではないので、先が見えにくく、自分のやりたい事・方向性を見失わないよう、日々自分をコントロールする必要がある。

4倍は大げさではない。こういった全くスピード感の違う環境で、パフォーマンスを発揮していかなければならないというプレッシャーに触れられたこと。これは自分の将来にとって、大きなプラスであると確信している。
とても心外なのだが・・・

最近「年の割りに老けてるね」と言われるようになった。

アメリカでは友人から「お前は童顔だな」と言われていた分、ダブルショックである。聞き込み調査によると、疲れが顔に出ているのではないかということだ。まあそのくらいハードワークということである。笑顔で明るく頑張ろう・・・
転職して約半年が経った。

純内資系企業の代表ともいえる会社から、外資系の企業の中でも離職率が高く、かなりドライな会社に転身し半年。ようやく少々勝手も分かり、自分として余裕も出てきたため、blogを再開してみることにした。

折を見ながら転職を通じて感じていることを順番に記していくが、第一回として、弊社が2chでボロクソ叩かれている"attrition rate (離職率)"について綴ってみる。

弊社(現在勤めている外資系企業)の attrition rate は非常に高い。具体的な数値を公開することはできないが、前職場の離職率(定年退職除)と比較すると確実に十倍以上である。純内資系の前職場と比較してもしょうがないが、日本のIT業界平均値と比較してもダントツに高い。

今は変わってきてはいるが、弊社の昔の採用コンセプトは「いきなり深い海につきおとし、沈んでしまうか、それとも泳ぎ始めるかをみる。泳ぎ始めなければ、別の人と交代するまで。」であったらしい。そういう会社で attrition rate が他に比べて高いのは寧ろ当たり前であり、本当に泳げない人だけが辞めていくのであればそんなに効率的なシステムはないということになる。

できる人・普通の人・できない人、と社員を3分割したとするならば、Managementとしては「普通の人」のパフォーマンスを上げることに注力するのが一番効率がよい。できる人はほっておいてもできるし、一概には勿論言えないが、できない人はいくらTrainingしても効果がなかなか上がらない事が多い。「人をカテゴライズして、できない人を切り捨てるなんて、お前も非人道的になったもんだな!」と思われる方もいるかもしれないが、慈善事業をやっている訳ではなく、ビジネスを運営しているのだから当たり前の事である。

attrition rate が高い事は、会社全体の雰囲気に悪影響を及ぼし、Motivationの低下に繋がる。また、短期的には引継ぎ作業等のDemeritも大きい。しかし、そういったデメリットを勘案したとしても、健全な組織を保つためには、どうしてもその職務でパフォーマンスを上げられない方には別の部署・会社で新たな可能性を試して貰うのが良いと思う。両者共にメリットが大きい。


勿論、上記のように理想的に事が運ぶわけではなく、できる人・普通の人・できない人が、それぞれ辞めていく事となる。現実的にビジネスを考えると、総じて attrition rate は低ければ低いにこしたことはないということになってくる。弊社では是非改善しなければならない点であろう。それでも僕自身そういったある意味ドライ環境が、今のところ新鮮で興味深く、且つ、年功序列・終身雇用の内資系企業よりは健全であると感じている。

そもそも年功序列に強い不公平を感じた事が、転職のMotivationの一つとなった訳だから・・・
いろいろな分析を実施するのが職務なため、PCのCPUやメモリをかなり食ってしまう作業が多い。ということで、今日からPCを2台同時に操りながら仕事に取り組むこととなった。

まあ確かにいろんなAnalysisをしながら、その一方でメールの対応等も可能になったので、若干効率が上がった気がするが、正直せいぜい3%増しくらいだろう。PCリソースが2倍になっても、自分のCPU・メモリはそんなにはついていけない。

ただ、冷静に考えれば3%の業務効率化であっても会社に取ってはメリットがある。PC1台の減価償却費用などは、耐用年数を2年としてもたかだか1万円/月くらい。僕のサラリーの3%よりは安い。会社にしてみれば、PCなんて何台使っても良いから、効率良く仕事をやってパフォーマンスを上げろということになろうか。

しかし今日は疲れた。なんかPCが増えて最初は嬉しかったが、効率的に仕事をやってその分早く帰るようにしないと、2台PC使っても疲れが増すばかりな気がする。