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1 フォロー講義
今年は、令和5年型か、それとも7年型か?
講義の中でもお話しているように、憲法は、年度によって、問題の難易度に大きな差が出る
科目です。
令和5年は、得点率34.7%
この年は、合格者でも5問中0問or1問という方が多かった年
令和7年は、得点率68.2%
この年は、合格者だと5問中4問or5問という方が多かった年
だいぶ違いますね。
令和5年の得点率が低くなった要因は、
人権部分は、内容一致型やロジック型の問題が中心で、統治部分も、見解を問う理論型の問
題が中心であったためです。
令和6年、7年と得点率が上がっていますので、今年が、このままの高い得点率を維持する
令和7年型の問題が出題されるのか、それとも、令和5年型の問題が出題されるのかは、問
題を見ていないとわかりません。
どちらの型の問題が出てもある程度は対応できるように、判例については、しっかりと理由
付けやロジックを理解しておいてほしいと思います。
また、令和5年型の問題が出た場合にも備えて、会社法は捨て科目にしないことも重要です。
憲法が5問中0問、商法も5問中0問だと、合格はかなり厳しくなってしまいますから・・・
2 復習のポイント
① 参政権・国務請求権
まずは、憲法学読本p224、総整理ノートp64、パワーポイント(第11章参政権・国務請求
権①)で、判例のフレームワークを参考にしながら、判例のロジックをよく理解しておい
てください。
議員定数不均衡の一連の判例は、
判例のフレームワークがわからないと、問題が解きにくいと思いますので、パワーポイント
(第11章参政権・国務請求権①)のフレームワークを、きちんとアタマの中に入れてみてく
ださい。
フレームワーク思考!
次に、憲法学読本p227、総整理ノートp113で、戸別訪問事件の判例のロジックを、猿払事
件の判例と関連させながら、理解しておいてください。
戸別訪問事件判決の中にも、
間接的・付随的制約というキーワードが出てきますので、令和5年の「間接的・付随的制約」
の問題も、得点したかったところです。
なお、平成17年度の本試験で、
伊藤正己裁判官の補足意見をベースにした問題が出題されていますが、やはり、この点につい
ても、憲法学読本p227に記載があります。
このように、他の科目に比べて、試験委員の関心テーマからの出題が多い憲法において、憲
法学読本は、出題予想の視点からも、かなり使えるツールであることがわかると思います。
過去問と憲法学読本とのクロスリファレンス
このように、憲法は、他の科目に比べて、試験委員の関心テーマからの出題多いので、講義
の中で実践しているように、過去問と憲法学読本をクロスリファーしていくことで、出題予
想ツールとしても使えることがよくわかると思います。
憲法学読本=出題予想ツール
② 社会権
まずは、憲法学読本p235、総整理ノートp144で、生存権の法的性格について知識を整理し
ておいてください。
次に、総整理ノートp145以下で、権力分立の視点に注意しながら、生存権に関する判例を、
もう一度、読み込んでみてください。
判例の中でも判示しているように、生存権保障を考えるときには、国会・内閣の政治部問と
裁判所の非政治部門の役割分担を考える必要があります。
また、憲法学読本p240以下で、立法裁量の統制方法として、過去問にも出題されていた制
度後退の統制について、どういうことなのか、内容をざっくりと理解しておいてください。
最近は、この視点の問題が度々出題されています。
本試験問題の選択肢がどのように作られているのかを知る上でも、憲法学読本はかなり使え
るツールではないかと思います。
憲法学読本=出題予想ツール
なお、裁量統制の視点は、行政法でも重要テーマとなっていますので、よく理解しておいて
ください。
最後に、憲法学読本p245、総整理ノートp151以下で、教育内容決定権の所在について、最
高裁の立場をよく理解しておいてください。
これで人権部分は終わりです。
統治部分は、復習ブログはありませんので、次回からは、行政法の復習ブログになります。
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