【復習ブログ】2024☆基本書フレームワーク講座 民法4・5・6(静的安全と動的安全の調和) | リーダーズ式 合格コーチ 2024

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「アタマ」と「こころ」を元気にする経営を科学する!リーダーズ総合事務所・リーダーズ総合研究所代表(中小企業診断士・社会保険労務士・行政書士・産業カウンセラー・キャリアカウンセラー・メンタルヘルスマネジメント検定Ⅰ種・FP)コンセプトは人と人の「つながり」

 

 

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1 フォロー講義 

 

基本書フレームワーク講座では、 

 

各科目の内容を『体系的』に理解するための大学教授の基本書(「理解」用テキスト)と、

理解した内容を「集約」して記憶するための総整理ノート(「記憶」用テキスト)を併用して

いきます。

 

「理解」用ツール → 大学教授の基本書 

「集約」「記憶」用ツール → 総整理ノート(通常の予備校のテキスト) 

 

基本書フレームワーク講座で使っていく、平野先生のコアテキスト民法は、民法全体を約

700ページに超コンパクトに集約して書かれています。 

 

したがって、ひと通り、民法を学習された再受験生にとっては、民法全体の内容を再確認

したり、学習のまとめを兼ねて復習をしたりする手助けになりますので、是非、「理解」用ツ

ールとして、有効に活用してほしいと思います。 

 

講義の中でもお話していますが、 

 

平野先生は、資格試験の出題のツボを見事に把握されているので、コアテキスト民法の

◇部分は、要注意ですね。 

 

講義中に説明していく◇部分は、総整理ノートの図表とともに、記憶のマークを付けてお

いてください! 

 

2 復習のポイント 

 

① 意思表示(2) 虚偽表示 

 

まずは、アテキストp22、総整理ノートp27、パワーポイント(第2部契約⑤)で、心裡留保

の要件・効果について、知識を確認しておいてください。 

 

要件→効果 

原則→例外 

 

というフレームワークは重要ですね。

 

次にに、コアテキストp23、総整理ノートp28、パワーポイント(第2部契約⑥)で、94条2項

の「第三者」について、基本的な知識を、もう一度、確認しておいてください。 

 

本試験では、 

 

総整理ノートp29の図表問題が頻出していますので、パーフェクト過去問集問題16、20、

25を使って、図解をしながら、事例処理が出来るようにしておいてください。 

 

こういう本試験でも頻出している典型的パターン問題=図表問題については、短時間で解

けるように、事前にきちんとパターン化して記憶しておきたいところです。 

 

典型的パターン問題=図表問題で落とさない! 

 

やはり、最初のうちは、講義の中でも書いていったように、図表の各事例を図解化して、第

三者にあたるorあたらないかを理解しておく必要があると思います。

 

図表のキーワードと図解を何回か見ているうちに、あるいは書いているうちに、キーワード

反応ができるようになるのではないかと思います。

 

同一性を認識するためには、

図解とキーワードの同一性が重要になります。

 

もっとも、この94条2項の「第三者」については、令和4年に、直球で出題されましたので、

しばらくはお休みかもしれません。

 

② 制限行為能力 

 

まずは、コアテキストp30以下、総整理ノートp12以下で、各制度ごとに、原則→例外の視

点から、制限行為能力者制度の静的安全の保護の制度について、知識を整理しておい

てください。 

 

制限行為能力制度は、 

 

制限行為能力者の保護とともに、ノーマライゼーション・自己決定権の視点が、今回の制

限能力者制度の改正において重要になってきます。 

 

この点に関する問題が、本試験でも頻出していますので、この出題のツボを、総整理ノート

p23の図表で、整理→記憶しておいてください。 

 

あれ?どっちだっけ? となってしまうのが、本試験では、一番まずいパターンです! 

 

次に、コアテキストp34以下、総整理ノートp10、パワーポイント(第2部契約⑩)で、行為

能力者と取引をした相手方の保護(動的安全の保護)について、知識を整理しておいて

ください。 

 

総整理ノートp10の図表は、択一式や記述式でも頻繁に問われている図表ですから、こう

いう図表を、きちんとアタマに入れておきたいところです。 

 

民法は、

 

制度趣旨=静的安全と動的安全の調和の視点から、条文・判例の知識を集約化していくと、

上手く知識が整理できると思います。 

 

青い目玉と赤い目玉の調和の視点ですね。

 

基本書フレームワーク講座では、 本試験で頻出してテーマについて、パワポのスライドに

書き込みながら、出題のツボを1枚に集約していきます。 

 

受講生の皆さんは、このパワポのスライドを、総整理ノートにフィードバックして、記憶用ツ

ールとしても、活用してほしいと思います。 

 

パワポ1枚に集約! 

 

こうやって、パーフェクト過去問集を使って、出題のツボを、パワポのスライド1枚に集約化

(パターン化)しておくことで、もう何回も繰り返し過去問を解く必要がなくなり、その結果、

本試験でも、合格点が取りやすくなるはずです。 

 

③ 意思表示(3) 詐欺・錯誤 

 

まずは、コアテキストp35以下、総整理ノートp34で、詐欺の要件・効果について、知識を

整理しておいてください。 

 

詐欺については、 

 

令和2年に、第三者詐欺について問う記述式の問題が出題されましたが、受験生の出来

はあまりよくありませんでした。 

 

第三者詐欺については、 平成26年と平成22年に択一式で出題されていますが、令和2

年の記述式は、事例が長かったせいか、第三者詐欺と気づかなかった方が多かったよ

うです。 

 

つまり、過去問で何回も問われた知識であっても、問題文の事例を少し変えられると、突

然、答えられなくなる現象です。 

 

講義中も検討したように、問題を解くときに大切なことは、キーワード又は図解による「同

一性の認識」です。 

 

同一性の認識 

 

日頃の学習においても、この「同一性の認識」を意識しながら、学習を進めていくと効果的

であり、これが、問題の解ける化のフェーズでやるべきことです。 

 

次に、コアテキストp37以下、総整理ノートp31以下で、錯誤の要件・効果について、知識

を整理しておいてください。 

 

錯誤は、改正に関わるテーマですので、どこが改正されたのかを、きちんと理解しておい

てほしいと思います。 

 

錯誤については、 

 

行政書士試験の過去問がありますが、改正前の条文に基づいて作問されているため、

改正後は、問題として使える部分が少ないので、必ず、他資格試験の改正対応の問

題を使ってほしいと思います。

 

その意味で、講義中に検討した問題23と問題24で、改正後の錯誤の出題のツボ(出

題パターンと解法パターン)を、総整理ノートに集約しておいてください。 

 

改正後の錯誤は、 

 

未だ本試験には出題されていませんので、問題23と問題24は、出題予想問題として、

活用してみてください。 

 

また、総整理ノートp26の図表で、心裡留保から詐欺までの第三者保護について、表

意者の帰責性と保護要件の視点から、知識を整理しておいてください。 

 

表意者の帰責性=静的安全の保護 

保護要件=動的安全の保護 

 

民法は、こういう静的安全の保護と動的安全の保護のバランスの視点がわかってくると、

よく理解できるようになるのかもしれませんね。 

 

総整理ノートp26の図表は、 

 

本試験でも出題が予想されますので、まずは、きちんと理解した上で、記憶の作業を行っ

てみてください。 

 

この第三者保護の視点の問題が、問題22です。 

 

最後に、コアテキスト民法p40、総整理ノートp57の図表で、無効と取消しの相違点につ

いて、もう一度、知識を整理しておいてください。 

 

総整理ノートp57の図表は、 

 

どこを聞かれても、考えないで、パッとキーワードが出てくるように、早めに常識にして

おいてください。

 

また、コアテキスト民法p40、総整理ノートp54で、原状回復義務の原則と例外について、

知識を整理しておいてください。 

 

無効・取消し後の法律関係である原状回復義務は、今回の改正部分ですので、もう一

度、よく理解しておいてください。 

 

特に、例外的に現存利益の返還のみとされる場合の要件→効果については、記述式

としても要注意です。 

 

 

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