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1 フォロー講義
講義の中でもお話したように、
本試験の問題は、問題作成者(試験委員)好みの出題の「視点」を問う問題が、数多く出題されてい
ます。
したがって、講義中にお話した「視点」から解ける問題であればチャレンジして、そうでなければ、捨
て問にするのが得策ではないかと思います。
今回お話した、立法権と行政権の役割分担(権限分配)、行政権と司法権の役割分担(権限分配)と
いう「視点」は、次回からの行政法でも重要な「視点」になってきます。
役割分担(権限分配)
ちなみに、平成29年度の記述式の問題も、法律上の争訟という司法権の定義に関する問題でした
ので、まさに、行政権と司法権の役割分担(権限分配)の問題でした。
本試験の問題に対応するためには、細かい葉っぱの知識の単なる「記憶」ではなく、森の部分の大
きな視点の「理解」が必要です。
「記憶」から「理解」へ
受講生の皆さんは、講義中にお話した「視点」のストックを頭に入れながら、「全体」から「部分」へと
いう「視点」で、憲法学読本をもう一度読んでみてください。
森から木、木から枝、枝から葉へ
ちなみに、行政法で、立法権と行政権の役割分担、行政権と司法権の役割分担が問題となってくる
テーマ(住所)として、どのようなものがあるのか、少し考えてみてください。
2 復習のポイント
① 参政権・国務請求権
まずは、憲法学読本p207以下で、選挙の基本原則などについて、一般知識の「視点」から知識を整
理しておいてください。
この選挙の基本原則は、平成30年度の本試験で直球で出題されています。 平等選挙に関連して、
一票の重みの格差が判例でも問題になっており、かつ、過去問にも頻出しています。
そこで、パワーポイント(第11章参政権・国務請求権①)の判例のフレームワークを参考にしながら、
総整理ノートp53以下の判例のロジックをよく理解しておいてください。
議員定数不均衡の一連の判例は、 判例のフレームワークがわからないと、問題が解きにくいと思い
ますので、パワーポイント(第11章参政権・国務請求権①)のフレームワークを、きちんとアタマの中
に入れてみてください。
フレームワーク思考!
次に、憲法学読本p221、総整理ノートp98で、戸別訪問事件の判例のロジックを、猿払事件の判例と
関連させながら、理解しておいてください。
平成17年度の本試験で、伊藤正己裁判官の補足意見をベースにした問題が出題されていますが、
やはり、この点についても、憲法学読本p221に記載があります。
② 社会権
まずは、パワーポイント(第12章社会権①)で、生存権には、権利として、2つの側面があることを理
解した上で、憲法学読本p229、総整理ノートp121で、生存権の法的性格について知識を整理してお
いてください。
また、総整理ノートp122以下で、権力分立の視点に注意しながら、生存権に関する判例を、もう一度、
読み込んでみてください。
もっとも、生存権については、平成30年度の本試験で直球で出題されていますので、しばらくお休み
ではないかと思います。
次に、総整理ノートp126以下で、教育を受ける権利に関する判例を、①教育内容決定権の所在と、
②教師の教育の自由の論点に分けて、もう一度、読み込んでみてください。
最後に、労働基本権については、パワーポイント(第12章社会権⑥)の時間軸を参考に、憲法学読
本p245以下で、2つの判例を比較してみてください。
③ 統治総論
ますは、憲法学読本p253以下、パワーポイント(第13章統治の基本原理②)、問題65で、権力分立
→権限移譲という視点から各条文の構造を理解してみてください!
憲法の統治は、
条文問題が中心に出題されますが、ただ条文を素読するのではなく、権限分配という統治のシステ
ム論の視点から読んでいくと、より理解することができるはずです。
こういう権限分配という視点は、会社法の機関構造を理解するときにも役立つはずです。
憲法の統治と会社法の機関との関連性
次に、憲法学読本p257以下で、法の支配についてよく読んだ上で、総整理ノートp151、法治国家と
の違いをよく理解しておいてください。
法の支配と法治国家との比較の「視点」は、行政書士試験の定番でもある「他と異なる考え方」シリ
ーズでも出題可能性がありますので、要注意です。
最後に、憲法学読本p261、総整理ノートp153、問題68で、主権に3つの意味について、知識を整理
しておいてください。
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