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1 フォロー講義
今回(第4回)から、本格的に民法の内容に入っていきました。
基本書フレームワーク講座では、
各科目の内容を『体系的』に理解するための大学教授の基本書(「理解」用テキスト)と、理解した内
容を集約して記憶するための総整理ノート(「記憶」用テキスト)を併用していきます。
「理解」用ツール → 大学教授の基本書
「集約」「記憶」用ツール → 総整理ノート(通常の予備校のテキスト)
基本書フレームワーク講座で使っていく、潮見先生の民法(全)は、民法全体を約700ページに超コ
ンパクトに集約して書かれていますので、ひと通り、民法を学習された再受験生にとっては、民法全
体の内容を再確認したり、学習のまとめを兼ねた復習をしたりする手助けになると思います。
通常、書籍を使って、何かを学んでいくためには、薄い入門的な本(S)、基本的な本(M)、そして、わ
からないことがあったときに調べるための辞書的な本(L)があると効果的です。
薄い入門的な本(S)
基本的な本(M)
辞書的な本(L)
本のサイズが3種類あるので、SML戦略と名付けています。
基本書フレームワーク講座で使っていく、潮見先生の民法(全)は、民法全体を、わずか700ページで
まとめていますので、薄い入門的な本(S)の位置付けとなります。
民法(全)のはしがきにも、
本書の叙述レベルは、この1冊で民法の基本がひととおりマスターできるというものであっても、それ
以上に出るものではない。より深く民法の学習を進めていこうとされる方々には、個々の領域(民法
総則、物権、担保物権、債権総論、契約、事務管理・不当利得、不法行為、親族、相続について執筆
された教科書を読み進んでほしいと書かれています。
SML戦略における民法の基本的な本(M)になると、
民法総則、物権、担保物権、債権総論、債権各論、親族・相続というように、だいたい6冊くらいの量
(2500~3000ページくらい)になると思います。
合格後、民法をもう少し勉強されたい方は、こういう基本的な本(M)を使って、更なる民法の勉強をし
てみてください!
ちなみに、債権各論部分の基本的な本(M)については、以下の潮見先生シリーズの中の黄色い本
がお薦めです。
2 復習のポイント
① 意思能力・行為能力
まずは、民法(全)p19以下、パワーポイント(第1章権利の主体②)で、意思能力と行為能力の関係
について、もう一度、よく理解してみてください。.
潮見先生の民法(全)には、
各制度の制度趣旨が、コンパクトに書かれていますので、 民法を制度趣旨から理解する上でも、もう
一度、この部分をよく読んでほしいと思います。
次に、民法(全)p21、パワーポイント(第1章権利の主体⑦⑧)で、行為能力制度の制度趣旨につい
て、もう一度、内容をよく理解してみてください。
行為能力制度は、
制限行為能力者の保護とともに、ノーマライゼーションの観点が、今回の制限能力者制度の改正に
おいて重要になってきます。
また、総整理ノートp12以下で、各制度ごとに、原則→例外の視点から、制限行為能力者の保護制度
(静的安全の保護)について、知識を整理しておいてください。
原則→例外の視点
特に、本試験では、本人の同意シリーズがよく出題されていますので、もう一度、パーフェクト過去問
集問題6、8で、出題のツボを確認しておいてください。
アウトプット→インプット同時並行型勉強法のススメ!
最後に、総整理ノートp10以下、パワーポイント(第1章権利の主体⑧)で、制限行為能力者と取引をし
た相手方の保護(動的安全の保護)について、知識を整理しておいてください。
民法は、静的安全と動的安全の調和の視点から、条文・判例の知識を集約化していくと、上手く知識
が整理できると思います。
基本書フレームワーク講座では、
本試験で頻出してテーマについて、パワポのスライドに書き込みながら、出題のツボを1枚に集約して
いきますので、受講生の皆さんは、このパワポのスライドを、総整理ノートにフィードバックしておいて
ほしいと思います。
パワポ1枚に集約!
こうやって、パーフェクト過去問集を使って、出題のツボを、パワポのスライド1枚に集約化(パターン
化)しておくことで、もう何回も繰り返し過去問を解く必要がなくりなりますので、行政書士試験にも、
短期間で受かりやすくなるはずです。
② 法人
まずは、民法(全)p29で、法人の種類について、どのようなものがあるのかを、も う一度、確認してお
いてください。
次に、民法(全)p26以下、総整理ノートp8、パーフェクト過去問集問題1、2で、権利能力なき社団に
ついて、組合との比較から知識を整理しておいてください。
最近の行政書士試験の問題は、
権利能力なき社団と組合の比較の問題のように、いわゆる図表問題が数多く出題されていますので、
要注意です。
今年の本試験に出題が予想される図表問題の図表については、随時、お話していきますので、是非、
記憶のマークを付けておいてください。
ちなみに、昨年の記述式(問題45)も、総整理ノートp116の図表問題でしたので、問題45は、確実に、
20点得点したかったところです。
③ 意思表示(1)
まずは、総整理ノートp25、パワーポイント(第5章意思表示の瑕疵)で、意思表示の構造について、図
解を使って、よく理解しておくとともに、総整理ノートp57の図表と関連させて、知識を整理しておいてく
ださい。
効果→要件という視点です!
次に、民法(全)p48以下、総整理ノートp27以下で、心裡留保と虚偽表示の基本的な知識を、もう一度、
確認しておいてください。
本試験では、総整理ノートp29の図表問題の事例が頻出していますので、図解をしながら、事例処理
が出来るようにしておいてください。
こういう本試験でも頻出している典型的なパターン問題については、短時間で解けるように、事前にき
ちんとパターン化して記憶しておきたいところです。
なお、94条2項の類推適用については、物権変動の箇所で見ていきます。
最後に、民法(全)p51以下、総整理ノートp31以下で、錯誤の要件・効果について、知識を整理してお
いください。
錯誤は、パワーポイント(第5章意思表示の瑕疵⑥)にあるように、改正に関わるテーマですので、ど
こが改正されたのかを、きちんと理解しておいてほしいと思います。
改正前の動機の錯誤は、改正民法の条文では、動機の錯誤とは書かれていませんので、きちんと条
文の文言を確認しておいてください。
講義の中でも使っている改正民法マトリックスにあるように、改正と言っても、4つのグループに分類
することができます。
錯誤は、判例法理の明文化(Ⅱ)が中心のテーマですので、改正前民法の知識とともに、知識を集約
しておいてください。
次回、錯誤の続きと、意思表示の瑕疵に関する第三者保護について、パワーポイント(第5章意思表
示の瑕疵⑮)を使いながら、横断的に整理していきます。
この部分は、本試験でも出題が予想されるテーマですので、もう一度、before-afterの視点から、条
文の文言を確認しておいてください。
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