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1 フォロー講義
長い間、行政書士試験の受験生の方々を見てきましたが、 試験に合格できる方
とそうでない方の違いのひとつは、テーマ検索がきちんとできること、その前提と
して、「キーワード」にきちんと反応できるか否かではないかと思っています。
最近の民法の問題は、 問題文(選択肢)が長文化して、一体、何のテーマの話な
のかがよくわからない問題が数多く出題されています。
特に、記述式の問題において、アタマが真っ白になってしまう方が多いのも、この
ためだと思います。
しかし、いくら問題文が長文化しても、問題作成者(大学教授)は、この部分に気
がついてほしいという「キーワード」を必ず散りばめています。
受験生としても、 長い問題文の最初から最後までをじっくりと読むのではなく、問
題を解く際のカギとなる「キーワード」に気がつく必要があります。
毎年、受験生の問題冊子を数多く見せていただいておりますが、得点出来ていな
い方ほど、気づかなければならない「キーワード」を、スルーしている場合が多い
のではないかと思います。
「キーワード」に、何もマークがされていません・・・
「キーワード」の発見→「テーマ検索」という「アタマ」を創っていくためには、出題パ
ターンの把握が重要になってきます。
今回の講義の中では、問題を使いながら、この「キーワード」の発見について、お
話していきましたので、問題を解くときの参考にしてみてください!
2 復習のポイント
① 保証債務
まずは、テキストp185で、保証債務における、主たる債務と保証債務の関係につ
いて、担保物権の性質と比較しながら、知識を整理しておいてください。
担保物権も保証も、債権を担保するための制度ですから、共通する点があります
ので、是非、グルーピング→抽象化の視点から、知識を横断的に整理しておいて
ください。
①グルーピング→②抽象化→③構造化という視点(帰納法的思考)は、資格試験
に短期間で受かるために、知識を集約化する方法論です。
次に、テキストp185の事例で、保証人の抗弁について、テキストp189の通常の保
証と連帯保証との比較の視点から、知識を整理しておいてください。
通常の保証と連帯保証の比較の視点は、本試験でも頻出していますから、両者の
相違点3つを、なるべく早めに理解して記憶しておいてください。
また、テキストp188で、物上保証について、通常の保証との比較の視点から、図表
を整理しておいてください。
記述式では、連帯保証や抵当不動産の第三取得者の事例が頻出していますので、
そろそろ物上保証の事例が出題されてもいいのかもしれません・・・
最後に、テキストp187で、保証人の求償権について、委託を受けた保証人の場合と
委託を受けない保証人の場合とに分けて、知識を整理しておいてください。
保証は、本試験ではしばらく出題されていませんので、出題サイクル的には、そろ
そろ危ないテーマではないかと思います。
② 債権譲渡(1)
まずは、テキストp194の事例で、債権の自由譲渡性の原則の例外について、最新
の判例も含めて知識を整理しておいてください。
次に、テキストp196で、債権譲渡の債務者対抗要件である通知について、知識を
整理しておいてください。
最後に、テキストp196の事例で、債権譲渡の債務者対抗要件である承諾について、
異議をとどめた承諾と異議をとどめない承諾に分けて、知識を整理しておいてくだ
さい。
異議をとどめない承諾については、異議をとどめない承諾と抵当権の復活という最
新判例のある論点もありますので、要注意です。
債権譲渡は、平成12年度以降、択一式では未出題テーマですから、最新の判例も
含めて、判例の知識をきちんと整理しておいてください。
③ 債権譲渡(2)
まずは、テキストp200の判例で、民法467条1項の通知・承諾の制度趣旨を、不動
産の譲渡の場合と比較しながら、理解してみてください。
債権と物権(不動産)の比較の視点 次に、テキストp199の事例で、債権の二重譲
渡事例のパターンについて、各ケースごとに、優劣の結果を整理しておいてください。
債権の二重譲渡事例の問題は、講義中に集約化したパターンをきちんと記憶して
おけば、解けるはずですから、本試験日までに、このパターンをきちんと記憶して
おいてほしいと思います。
最後に、パーフェクト過去問集の問題で、このパターンがきちんと使いこなせるかの
シミュレーションをやっておいてください。
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