2017年版 合格スタンダード講座☆民法第19・20・21回(図解の練習を!) | リーダーズ式 合格コーチ 2024

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「アタマ」と「こころ」を元気にする経営を科学する!リーダーズ総合事務所・リーダーズ総合研究所代表(中小企業診断士・社会保険労務士・行政書士・産業カウンセラー・キャリアカウンセラー・メンタルヘルスマネジメント検定Ⅰ種・FP)コンセプトは人と人の「つながり」

 

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1 フォロー講義

 

民法は、行政法と異なり、択一式も記述式も、単に条文の知識を問う問題よりも、

事例を素材にした事例問題が数多く出題されます。

 

おそらく、民法を苦手にする方が多いのも、この事例問題のためだと多います。

 

講義の中では、この事例問題に対応するために、毎回、図解をしながら、事案処

理のパターンについてお話しています。

 

事例の図解化

 

法律を初めて学ぶ方は、パーフェクト過去問の事例を使って、図解化の練習をし

ながら、是非、自分なりの図解方法をマスターしてみてください。

 

まずは、合格スタンダードテキストに掲載されている図を真似る練習から・・・

 

2 復習のポイント

 

① 占有権

 

まずは、テキストp34で、94条2項類推適用について、静的安全と動的安全の調

和の視点から、各要件の知識を整理しておいてください。

 

94条2項類推適用は、今まで学習した表見代理と同じ権利外観法理のひとつで

すから、もう一度、表見代理についても、テキストで確認しておいてください。

 

このように、民法を学習していくと、同じ制度でグルーピングすることができるテ

ーマが出てきますので、復習するときも、グルーピングという視点を活用してみ

てください。

 

次に、テキストp109以下で、占有権の効力について、条文も参照しながら、占有

権の効力について、知識を整理しておいてください。

 

最近の本試験では、

 

物権については、細かい条文の知識を問う問題が多くなっていますから、日頃か

ら、六法で条文を引く習慣を身につけてみてください。

 

最後に、テキストp111の事例で、占有訴権について、物権的請求権と比較しなが

ら、記述式に出題されても大丈夫なように、生の主張→法律構成の視点から、知

識を整理しておいてください。

 

② 所有権

 

まずは、テキストp113の事例で、付合、混和、加工の効力(所有権の帰属)につい

て、原則→例外の視点から、知識を整理しておいてください。

 

添付については、問題46(平成18年度)に出題されていますが、しばらく出題があ

りませんので、要注意テーマです。

 

次に、テキストp115の事例で、隣地通行権について、地役権と比較しながら、知識

を整理しておいてください。

 

最後に、テキストp117の事例で、共有について、講義中に書いたマトリックスとテキ

ストp118の判例で、知識をパターン化しておいてください。

 

もっとも、共有については、平成28年度に択一式で直球で出題されていますので、

択一式では、しばらくお休みかもしれません。

 

③ 担保物権総論

 

まずは、テキストp123の事例で、金融機関Cの債権回収の方法論について、債権

者平等の原則の視点から、もう一度、理解しておいてください。

 

記述式でも頻出している、抵当権や保証については、確実な債権回収の視点から

学習していくとよく理解することができますので、講義も、この視点から行っていき

ます。

 

次に、テキストp124で、担保物権の性質について、図解しながら、ひとつひとつ理

解しておいてください。

 

担保物権は、民法の中でも、理解するのが難しいところですが、図解をすることで、

理解しやすくなるのではないかと思います。

 

講義の中でも、テキストの図解と書画カメラの図解を使いながら、なるべく目で見て

理解することができるようにお話をしていきます。

 

受講生の皆さんも、是非、図解しながら、復習をしてみてください。

 

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