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1 フォロー講義
合格スタンダード講義は、いよいよ、抵当権に入りました。
抵当権は、今までのテーマと比べて、少し技術的で難しいテーマですが、択一式・
記述式ともに、本試験では頻出しているテーマです。
講義では、金融機関の債権回収という視点から、具体的にお話していきますので、
皆さんも、まずは、各制度の制度趣旨をきちんと理解してみてください。
制度趣旨からの理解!
1990年代にバブル経済が崩壊した後の不良債権処理とは、具体的にどのようなも
のだったのか、抵当権というテーマに関連してお話していきます。
お楽しみに!
2 復習のポイント
① 留置権
まずは、テキストp126の事例で、留置権と同時履行の抗弁権について、物権と債
権の比較の視点から、両者の相違点を理解しておいてください。
留置権と同時履行の抗弁権の比較の問題は、問題57(平成25年度択一式)で出
題されていますが、今度は、記述式対策として、知識を整理しておいてください。
次に、テキストp126以下で、留置権の各要件について、判例の結論を整理してお
いてください。
留置権は、問題56(平成27年度択一式)で出題されていますが、記述式の出題は
要注意です。
② 先取特権・質権
まずは、テキストp129の事例で、先取特権の効力について、第三者取得者との関
係に注意しながら、条文知識を整理しておいてください。
次に、テキストp131以下、質権の条文知識を整理しておいてください。
質権は、行政書士試験では、未出題テーマですので、問題62・63の司法書士試験
の過去問で、出題のツボを掴んでおいてください。
③ 抵当権(1)
まずは、テキストp133の事例で、抵当権の性質について、抵当権を巡る登場人物
とともに、よく理解しておいてください。
物上保証人、後順位抵当権者、抵当不動産の第三取得者は、本試験でもよく出て
きますので、まずは、きちんと図解ができるかです。
次に、テキストp135の事例、問題73で、抵当権の効力の及ぶ範囲について、具体
例とともに、事案処理が出来るように知識を整理しておいてください。
抵当権の効力の及ぶ範囲については、大問では未出題テーマですので、問題73
の司法書士試験の問題をきちんと検討しておいてください。
また、テキストp138の事例、問題65で、物上代位について、判例の知識を整理して
おいてください。
物上代位については、平成26年度に平成の判例知識を問う問題が直球で出題さ
れていますので、大問での出題はしばらくお休みかもしれません。
もっとも、抵当権の総合事例問題での出題可能性はありますので、制度趣旨と重
要判例のポイントは押さえておいてください。
最後に、テキストp140の事例で、抵当権侵害について、2つの判例のロジックを掴
みながら、記述式対策として、知識を整理しておいてください。
次回は、前回の最後に学習した法定地上権から講義を進めていきますので、もう
一度、法定地上権の制度趣旨を理解しておいてください。
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