2017年版 合格スタンダード講座☆民法第22・23・24回 | リーダーズ式 合格コーチ 2025

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「アタマ」と「こころ」を元気にする経営を科学する!リーダーズ総合事務所・リーダーズ総合研究所代表(中小企業診断士・社会保険労務士・行政書士・産業カウンセラー・キャリアカウンセラー・メンタルヘルスマネジメント検定Ⅰ種・FP)コンセプトは人と人の「つながり」

 

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1 フォロー講義

 

合格スタンダード講義は、いよいよ、抵当権に入りました。

 

抵当権は、今までのテーマと比べて、少し技術的で難しいテーマですが、択一式・

記述式ともに、本試験では頻出しているテーマです。

 

講義では、金融機関の債権回収という視点から、具体的にお話していきますので、

皆さんも、まずは、各制度の制度趣旨をきちんと理解してみてください。

 

制度趣旨からの理解!

 

1990年代にバブル経済が崩壊した後の不良債権処理とは、具体的にどのようなも

のだったのか、抵当権というテーマに関連してお話していきます。

 

お楽しみに!

 

2 復習のポイント

 

① 留置権

 

まずは、テキストp126の事例で、留置権と同時履行の抗弁権について、物権と債

権の比較の視点から、両者の相違点を理解しておいてください。

 

留置権と同時履行の抗弁権の比較の問題は、問題57(平成25年度択一式)で出

題されていますが、今度は、記述式対策として、知識を整理しておいてください。

 

次に、テキストp126以下で、留置権の各要件について、判例の結論を整理してお

いてください。

 

留置権は、問題56(平成27年度択一式)で出題されていますが、記述式の出題は

要注意です。

 

② 先取特権・質権

 

まずは、テキストp129の事例で、先取特権の効力について、第三者取得者との関

係に注意しながら、条文知識を整理しておいてください。

 

次に、テキストp131以下、質権の条文知識を整理しておいてください。

 

質権は、行政書士試験では、未出題テーマですので、問題62・63の司法書士試験

の過去問で、出題のツボを掴んでおいてください。

 

③ 抵当権(1)

 

まずは、テキストp133の事例で、抵当権の性質について、抵当権を巡る登場人物

とともに、よく理解しておいてください。

 

物上保証人、後順位抵当権者、抵当不動産の第三取得者は、本試験でもよく出て

きますので、まずは、きちんと図解ができるかです。

 

次に、テキストp135の事例、問題73で、抵当権の効力の及ぶ範囲について、具体

例とともに、事案処理が出来るように知識を整理しておいてください。

 

抵当権の効力の及ぶ範囲については、大問では未出題テーマですので、問題73

の司法書士試験の問題をきちんと検討しておいてください。

 

また、テキストp138の事例、問題65で、物上代位について、判例の知識を整理して

おいてください。

 

物上代位については、平成26年度に平成の判例知識を問う問題が直球で出題さ

れていますので、大問での出題はしばらくお休みかもしれません。

 

もっとも、抵当権の総合事例問題での出題可能性はありますので、制度趣旨と重

要判例のポイントは押さえておいてください。

 

最後に、テキストp140の事例で、抵当権侵害について、2つの判例のロジックを掴

みながら、記述式対策として、知識を整理しておいてください。

 

次回は、前回の最後に学習した法定地上権から講義を進めていきますので、もう

一度、法定地上権の制度趣旨を理解しておいてください。

 

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