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1 フォロー講義
現在、受講生の皆さんには、パワーポイントスライド集の民法Ⅰが行っているは
ずですが、3月11日のライブ講義の際に、民法Ⅱを配布致します。
講義の中でもお話しているように、復習をする際には、大問のテーマごとに、何を、
どのように記憶しておけば本試験で得点できるのかを意識してほしいと思います。
ゴールからの発想!
その時に、重要になってくるのが、そのテーマの出題の蓋然性です。
本試験では、何年かおきに出題される鉄板のテーマやほとんど出題されないマイ
ナーなテーマなど、出題サイクルというものが存在します。
次回配布する、パワーポイントスライド集民法Ⅱの最後に参考資料として、民法択
一式の出題サイクル表を入れてあります。
受講生の皆さんは、今後の復習の際に、是非、有効に活用してみてください。
2 復習のポイント
① 意思表示(1)
まずは、パワーポイント(第11章意思表示の無効と取消し①②③)、総整理ノートp
46で、無効と取消しについて、比較の視点から知識を整理しておいてください。
民法では、無効と取消し、無権代理と他人物売買、連帯保証と連帯債務など、類似
の制度数多く出てきます。
制度と制度をヨコに比較することで、一つ一つの制度がよりよく理解することができ、
横断的な問題にも対応できるようになるはずです。
次に、パワーポイント(第11章意思表示の無効と取消し④)で、意思表示理論につい
て、内心的効果意思を中心に、その理論を理解してみてください。
その上で、入門からの民法p155~、総整理ノートp24~で、虚偽表示について、第
三者保護の視点から知識を集約化しておいてください。
本試験では、総整理ノートp25の上の図表の事例が頻出していますので、図解をし
ながら、事例処理が出来るようにしておいてください。
入門からの民法p156・157の記載は、
静的安全と動的安全の調和の視点が骨太に書かれていますので、再読して、民法
の本質を理解してみてください。
最後に、入門からの民法p157のCaseと、総整理ノートp25、パワーポイント(第11章
意思表示の無効と取消し⑧)で、94条2項類推適用の要件と効果を、「権利外観理
論」の視点から集約化しておいてください。
94条2項を類推適用した判例も、要件論において、「静的安全」(帰責性)と「動的安
全」(善意・無過失)の調整を図っていることがわかると思います。
なお、類推適用とは、条文を直接適用することができない場合、「要件」の共通点に
着目して、いわば、法を「創造」していく方法です。
民法では、この類推適用という手法がよく出てきますので、出てきたら、オリジナル
との共通点と相違点をチェックしてみてください。
② 意思表示(2)
まずは、パワーポイント(第11章意思表示の無効と取消し⑫)で、「動機の錯誤」と
「通常の錯誤」との違いを理解してみてください。
次に、入門からの民法p162、総整理ノートp27~で、錯誤の要件・効果について、知
識を整理しておいてください。
錯誤については、錯誤の主張権者についての問題が多く出題されていますので、
原則→例外→例外の例外の視点から、知識を集約化しておいてください。
③ 意思表示(3)
まずは、パワーポイント(第11章意思表示の無効と取消し④)で、詐欺・強迫の位置
づけを、意思表示理論から理解してみてください。
次に、入門からの民法p164以下、総整理ノートp29~、パワーポイント(第11章意思
表示の無効と取消し⑬⑭)で、詐欺・強迫について、第三者保護の視点から知識を
整理しておいてください。
強迫の場合、詐欺と異なり、第三者保護規定がないことを、静的安全の保護と動的
安全の保護の視点から、理解しておいてください。
ものごとを学ぶときに大切なことは、どこに光を当てながら内容を見ていくのかとい
う「視点」や「切り口」を持つことだと思います。
民法で言えば、「要件→効果」という「切り口」や、その背後にある「静的安全」の保
護と「動的安全」の保護の調和の「視点」(目玉マーク)が重要になってくると思います。
基本書フレームワーク講座の講義では、
こういう「視点」や「切り口」を受講生の皆さんに、提示しながら講義を進めていきます。
受講生の皆さんも、 細かい知識を頭に入れていく学習ではなく、「大きな視点」から
ものごとを「考える」習慣を、是非身につけてみてください。
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