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先日、産業カウンセラーの養成講座で同じクラスだった皆さんと、久しぶりに
お会いして、懇親会を行ってきました。
産業カウンセラーの養成講座に通っていたのは、今から11年前です。
この時、学んだ「傾聴」は、今でも、受験生の皆さんとカウンセリングをやるとき
に、役立っていますので、興味のある方には、この産業カウンセラー養成講座は、
お薦めです!
産業カウンセラー養成講座の詳細
↓
朝から夕方まで、人の話を聴く練習をして、傾聴というものについて、よく考え
ていた頃を本当に懐かしく感じました。
人の話を聴くこと(傾聴すること)の難しさを実感したのも、この産業カウンセラ
ー養成講座においてでしたが、「象の鼻としっぽ」という本にも、コミュニケーシ
ョンの難しさが、コミュニケーションギャップのメカニズムとして書かれています。
コミュニケーション上手になるためには、
①相手を知る
②相手に合わせる(ペーシング)
③相手の話をよく聴くことが重要だと言われています。
交渉術の中で、相手とのコミュニケーションを拒絶する、非コミュニケーション
戦略 を採る場合には、この①~③を否定すればいい訳です。
ビジネスの場でも、交渉を有利に進めるためには、事前に相手の性格・趣味等
を調べて、相手をよく知っておく必要があります。
実は、本試験も、
試験問題を作成している相手とのコミュニケーションの「場」です。
試験問題を作成する相手=試験委員とのコミュニケーションを上手に行うには、
①試験委員(大学教授)を知る
②試験委員(大学教授)に合わせる
③試験委員(大学教授)の話をよく聴くことが重要です。
試験委員をよく知るためには、 過去に試験委員が、どのようなテーマから、ど
のような内容の問題を、どのような 「視点」から出題しているのかをよく知る必
要があります。
いわゆる、過去問「分析」です。
行政書士試験は、過去問のストックが少ないため、試験委員をよく知るために
は、同じ大学教授等が作問した他資格試験の問題をも分析しておく必要があ
ります(アウトプット面)。
また、試験委員をよく知るためには、試験委員である大学教授が、どのような
視点に興味を持っているのかを知っておく必要があります(インプット面)。
このように、試験委員である大学教授を、アウトプットとインプットの両面におい
てよく知っておくことは、本試験において、試験委員とコミュニケーションを上手
に行うための「鉄則」と言えます。
基本書フレームワーク講座では、
アウトプットにおいては、行政書士試験の過去問に加えて、大学教授等が作
問している司法試験・司法書士試験の問題を講義中に検討して、出題の「ツ
ボ」を掴んでいきます。
パーフェクト過去問集
また、インプットにおいては、大学教授の書いた基本書をテキストに使用する
ことで、試験委員である大学教授の関心テーマなどを事前に把握しておきます。
大学教授の基本書
このように、基本書フレームワーク講座では、本試験において、試験委員との
コミュニケーションを上手に行うための事前準備をしっかりと行ってきています。
①試験委員(大学教授)を知る
②試験委員(大学教授)に合わせる
あとは、本試験の現場で、③試験委員の話をよく聴くこと=問題作成者である
大学教授と対話が出来れば、きっと、試験委員との上手なコミュニケーション
が出来るのではないかと思います。
問題作成者との「対話」~傾聴~
今年の本試験では、憲法・行政法で判例の「内容」をきちんと理解出来ている
か問うを問題が数多く出題されましたが、その多くは、やはり、試験委員である
大学教授の関心テーマであるものが多かったです。
≪今年の判例問題≫
行政法
択一式19問中9問
多肢選択式2問中2問
民法
択一式9問中6問
憲法
択一式5問中4問
多肢選択式1問中1問
これだけ判例問題が数多く出題されると、過去問未出題判例も含めて、判例
対策を学習をきちんとやっていた方には、かなりラッキーな年であったのかも
しれません。
来年も、今年のような判例の「内容」をきちんと理解出来ているかを問う問題
が数多く出題されるかはわかりません。
しかし、法令科目では、ほとんどが条文と判例の知識を問う問題ですから、過
去問に出題されていない最新判例も含めて、判例対策の学習はきちんとして
おくべきだと思います。
今年も、基本書フレームワーク講座では、
行政法は、櫻井・橋本「行政法」を、憲法は、安西・巻・宍戸「憲法学読本」を使
って、試験委員である大学教授の関心テーマについても、事前に把握していき
ます。
この基本書の中には、判例の「内容」をきちんと理解するための記載が満載
ですから、判例対策の学習をする上でも、かなり役立つのではないかと思い
ます。
今年の判例問題は、判例の「内容」をきちんと理解していないと得点しずらい
問題が多かったので、「憲法学読本」をきちんと読んでいた方は、難易度が急
に高くなった憲法でも、高得点を取っていた方が多かったようです。
また、記憶用のツールである、リーダーズ式☆総整理ノートにも、判例を長め
に引用しておりますので、判例のロジックがよく見えるのではないかと思いま
す。
ひと通り法律を学んできた再受験生の皆さんにとっては、試験委員である大学
教授の基本書は、まさに目から鱗の連続ではないかと思います。
~合格者の声~
『山田先生の講座で使用したサクハシこと「行政法」は、平易な文体で書かれて
いて、法律初学者でも十分理解できる基本書でしたので、私はこれを基本書と
いうよりは、物語を読書する感覚で、何度も読み込むことができました。(読書
感覚ですから、章が進むにつれ展開と表現に感動すら覚えました。)』
『今までは、一冊にまとまった簡単な要点しか書いていない本で勉強をしていま
したので、ほとんどが暗記ばかりでした。それが、基本書を使って勉強すること
によって、ストーリーがあることに気付き、そのストーリーの情景の絵を見たよ
うな、音楽を聴いたようなイメージが浮かんできました。ただ一辺倒に暗記ばか
りしていた勉強から基本書に変えたことで、理解を得ることができました。』
やはり、合格者の声からもわかるように、大学教授の基本書の利点は、行間が
きちんと書かれているため、単なる記憶ではない理解が得られるということなの
ではないかと思います。
単なる記憶から理解へ
そして、何よりも、復習の段階で、自分で大学教授の基本書を読まなければな
らないので、自然と「自学力」が身に付いてくるのだと思います。
自学力
もっとも、大学教授の基本書と言っても、実務家や研究者になるための専門書
ではなく、大学で初めて法律を学ぶ初学者向けに書かれた教科書ですから、
ひょっとしたら、物足りなさを感じる方もいるかもしれません。
しかし、大学教授の基本書に書かれているのは、その名の通り、その科目の
「基本」ですから、再受験生が、もう一度、基本から法律を学ぶ上でも、やはり
役に立つのではないかと思います。
次回の基本書フレームワーク講座の講座説明会では、
大学教授の基本書、リーダーズ式☆総整理ノート、パーフェクト過去問集など
の講座で使用する教材についてお話ししていきますので、是非、ご参加くださ
い。
≪基本書フレームワーク講座プレ講義&講座説明会≫
12月17日(土)14:00~17:00
辰已法律研究所東京本校
① プレ講義(無料公開講義)
再受験生のための必勝パターン攻略講義☆民法(下)
② 講座説明会 再受験生のための合格戦略会議 vol.2
~ビジネスでも役立つ基本書フレームワーク講座とは~
~お知らせ~
≪早期申込み特典≫
基本書フレームワーク講座の12月31日までの早期申込み特典として、2016
年版の行政法の講義(全36時間分)を、web視聴することができます。
来年の合格へ向けて、リベンジすることを決めている方は、是非、今のうちに、
最重要科目である行政法の出題の「ツボ」を掴んでおいてください!
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