2016年 基本書フレームワーク講座☆行政法 第34・35・36回(時間のない社会人のための勉強 | リーダーズ式 合格コーチ 2025

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「アタマ」と「こころ」を元気にする経営を科学する!リーダーズ総合事務所・リーダーズ総合研究所代表(中小企業診断士・社会保険労務士・行政書士・産業カウンセラー・キャリアカウンセラー・メンタルヘルスマネジメント検定Ⅰ種・FP)コンセプトは人と人の「つながり」



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1 フォロー講義


今回で、基本書フレームワーク講座行政法36時間がすべて終了しました。


講義の中でもお話している通り、行政法は、行政書士試験の中でも配点が最も高く、

行政法の出来・不出来が、そのまま合否に直結していきます。


もっとも、行政法は、 知識優位型の典型科目ですから、知識を集約化→定着化(記

憶)しておけば、短期間で高得点を取ることができる科目でもあります。


講義の中では、


各テーマごとに、①何を、②どのように記憶すれば本試験で得点できるのか、出題

の「ツボ」を伝授していきましたので、今後は、この出題のツボに沿って、復習を行っ

てほしいと思います。


結局、ただ漫然と過去問を何回も繰り返し解いても、行政法択一式で19問中15問

以上の高得点を取ることは、なかなかできません。


大切なのは、過去問や肢別本を何回解いたという回数ではなく、中身です。


行政法択一式で、効率的に、19問中15問以上の高得点を取るためにも、問題作成

者である試験委員が、①何を、②どのように聞いているのか、出題のツボをきちん

と掴んでみてください。


ものごとは、枝葉末節ではなく、本質(出題の「ツボ」)を掴むことができるか否かです。


2 復習のポイント


① 国家賠償法2条


まずは、パワーポイント「第23章-⑤」で、道路と河川に区別して、判例のポイント

を掴んでみてください。


道路の瑕疵については、高知落石事件判決がリーディングケースになりますので、

きちんと3基準をアタマに入れておいてください。


判例を集約化するときも、各テーマごとに、リーディングケース→各事例判例という

ように、判例を主従関係で集約してみてください。


次に、行政法p383以下で、機能的瑕疵という「視点」から、総整理ノートp191の判

例を理解しておいてください。


最後に、基本書p390以下で、国家賠償法4条・5条・6条に関する知識を整理してお

いてください。


本試験では、国家賠償法3条以下の知識についても、よく問われていますので、過

去問を参照しながら、知識を整理しておいてください。


② 地方自治法(1)


まずは、書画カメラに書いた地方自治法の全体構造(3つの「視点」)で、本試験で

出題される「森」を、「アタマ」の中に作ってみてください。


森から木、木から枝、枝から葉へ


地方自治法は、出題テーマがほぼ決まっていますので、パワーポイント「第5章-

①」の出題サイクル表のテーマに沿って、学習の絞り込みを行ってみてください。


地方自治法は、出題テーマが決まっており、出題内容もある程度固定されているの

で、得点源になる科目です。


次に、パワーポイント「第5章-②」で、地方公共団体の体系を理解したうえで、総

整理ノートp215以下で、知識を整理しておいてください。


本試験は、本命(正解)の肢は、「森」の部分を問う肢が多く、ダミーの肢ほど、「葉」

の部分を問う肢が多くなっています。


地方自治法は、こういう問題作成者の出題パターンがわかってくると、細かい「葉」

の知識がなくても、意外に得点できることがわかると思います。


問題作成者との対話


過去問は、ただ漫然と何回も解くのではなく、もっと、じっくりと、問題作成者と「対

話」してみる必要があるのではないでしょうか。


最後に、総整理ノートp227以下で、①議会、②長、③議会と長との関係の順で知

識を整理してみてください。


①議会については、条文の細かい知識も出題されますので、必ず、地方自治法の

条文(議会)に、ざっくりと目を通しておいてください。


また、行政法p54以下、総整理ノートp224以下で、法律と条例の関係、条例と規則

の関係について、知識を整理しておいてください。


②長の補助機関については、総整理ノートp232で、副市町村長、会計管理者、出

納員について、条文とともに、知識を整理しておいてください。


なお、監査制度についても、一定の出題サイクルで出題されていますので、総整理

ノートp235以下で、知識を整理しておいてください。


③議会と長の関係については、パワーポイント「第5章-⑤」、総整理ノートp239以

下で、(1)再議制度、(2)専決処分、(3)不信任制度の「視点」から知識を整理しておい

てください。


③ 地方自治法(2)


まずは、総整理ノートp219、p244以下で、住民の参政制度について、(1)選挙権・

被選挙権、(2)住民の直接請求、(3)住民監査請求・住民訴訟の「視点」から知識を

整理しておいてください。


総整理ノートp244以下の住民監査請求・住民訴訟は、超頻出テーマです。 問題作

成者がどのような「視点」から問題を作成しているのか 、過去問を分析しながら、き

ちんと問題作成者との「対話」を行ってみてください。


問題作成者との「対話」


次に、総整理ノートp222の図表で、自治事務と法定受託事務との区分について、旧

機関委任事務と関連させながら知識を整理しておいてください。


自治事務と法定受託事務の区分は、重要な「視点」ですので、過去問を中心に知識

を整理しておいてください。


最後に、総整理ノートp255以下で、国と地方公共団体の関係(国の関与)について、

知識を整理しておいてください。


このテーマもかなり複雑ですが、どのような内容が、どのような「視点」から問われて

いるのかがわかれば、それほど難しいテーマではないことがわかると思います。


とにかく、地方自治法は、出題されるテーマは、ある程度決まっていますから、なるべ

く時間をかけないで得点を取っていく必要があると思います。


そのためには、 ①どのようなテーマから ②何が ③どのような視点から出題されてい

るか、 いわゆる「出題のツボ」を掴むことが重要です。


ただ過去問を何回も繰り返し解く時間があったら、少し時間をかけて、過去問「分析」

によって、出題の「ツボ」を発見してみてください。


出題の「ツボ」が発見できてしまえば、もう何回も繰り返して問題を解く必要はないこ

とがわかってくるはずです。


資格試験の勉強は人様々ですが、時間のない社会人の方が短期間でサクッと受か

る勉強法は、ある程度絞られてきます。


出題の「ツボ」の抽出!!


時間のない社会人の方が短期間でサクッと受かる秘訣は、この出題の「ツボ」をどれ

だけ短期間で抽出することができるかではないかと思います。


あとは、直前期には、この出題の「ツボ」を記憶用ツールを使って、記憶の作業を繰

り返し行っていけば、知識の精度も高まるはずです。



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