2016年 基本書フレームワーク講座☆行政法 第22・23・24回(改正行審法のフレームワーク) | リーダーズ式 合格コーチ 2024

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「アタマ」と「こころ」を元気にする経営を科学する!リーダーズ総合事務所・リーダーズ総合研究所代表(中小企業診断士・社会保険労務士・行政書士・産業カウンセラー・キャリアカウンセラー・メンタルヘルスマネジメント検定Ⅰ種・FP)コンセプトは人と人の「つながり」


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1 フォロー講義


いよいよ、講義は、行政不服審査法へ


本年の4月1日から、改正行政不服審査法が施行され、今年の行政書士試験も、

この改正行政不服審査法での出題となります。


今年の行政不服審査法が、どのような出題になるのかはわかりません。


しかし、昨年、行政手続法の改正部分が多肢選択式で出題されたことからすれば、

改正行政不服審査法についても、改正部分が直球で出題されるのではないかと思

います。


行政法は、行政書士試験の中でも最重要科目であり、かつ、行政法での得点が、

そのまま合否に直結していきます。


このような合否を占う重要な科目である行政法で、高得点を取るためにも、まずは、

改正行政不服審査法の「フレームワーク」をきちんと掴んでほしいと思います。


フレームワーク思考


行政不服審査法は、行政手続法や行政事件訴訟法との比較の視点から勉強して

いくと、そのツボが掴めるのではないかと思います。


2 復習のポイント


① 行政手続法(3)(不利益処分)


まずは、パワーポイント「第15章-⑦」で、聴聞手続と弁明手続との区別ができる

ようにポイントを整理しておいてください。


次に、パワーポイント「第15章-⑨」で、①登場人物、②主張・反論の手段、③利

害関係人の保護に焦点を当てて、聴聞手続の流れを条文で整理してみてください。


行政書士法の改正で、行政書士の業務に、新たに聴聞代理が明記されましたので、

聴聞手続については、注意が必要です。


聴聞手続については、


行政書士として、聴聞代理業務を行う際に、どのようなツールが使えるのかという

「視点」から、条文を整理してほしいと思います。


また、総整理ノートp72で、聴聞手続と弁明手続の相違点(準用条文)について、

条文を参照しながら知識を整理しておいてください。


行政手続法の改正により、過去問でも頻出していた行政手続法27条1項と2項の

論点がなくなりましたので、注意をしてみてください。


最後に、パワーポイント「第15章-⑩⑪」で、意見公募手続の流れについて、原則・

例外という視点から、知識を整理しておいてください。


② 行政救済法(総論)


まずは、パワーポイント「第17章-⑥」、総整理ノートp129で、行政不服申立てと

取消訴訟の「関係」について、知識を整理しておいてください。


行政法を学習する上で最も重要なことは、行政法の「全体構造」(フレームワーク)

と「関係」をしっかりと押さえることだと思います。


フレームワーク思考


最初から、細かい知識を学習するのではなく、「森から木、木から枝、枝から葉」と

いう体系的な学習を行ってみてください。


本試験の問題も、細かい知識を問う問題ではなく、「フレームワーク」や「関係」とい

った大きな「視点」を問う問題が数多く出題されています。


このような本試験問題の「特質」に気が付くと、行政法の学習法も変わり、その結

果として、行政法で高得点が取れるようになるはずです。


次に、総整理ノートp129の図表で、行政不服審査法と行政事件訴訟法をヨコに比

較しながら、大きな制度の違いについて、知識を整理しておいてください。


本試験でも、行政不服審査法と行政事件訴訟法との比較の「視点」からの問題は

数多く出題されていますので、要注意です。


③ 行政不服審査法(1)


まずは、パワーポイント「第17章-②③」、行政法p232以下で、行政不服審査法の

改正のポイントをしっかりとアタマに入れてみてください。


次に、パワーポイント「第17章-⑥⑦⑧」、総整理ノートp84以下で、不服申立ての

種類について、知識を整理してみてください。


今回の改正は、原則となる不服申立ての種類を審査請求に一本化しましたが、例

外として、再調査の請求と再審査請求があります。


再調査の請求については、審査請求との関係、再審査請求については、取消訴訟

との関係をきちんと整理しておいてください。


最後に、行政法p235以下、総整理ノートp88以下で、審査請求の要件について、

「要件→効果」という「フレームワーク」で知識を整理しておいてください。


「要件→効果」という「フレームワーク」は、行政法でも、民法・商法等の学習でも共

通ですし、知識の検索をするために効果的なツールです。


不服申立ての要件は、取消訴訟の要件とも関連していますので、両者を比較しな

がら知識を整理してみてください。


行政不服審査法の問題は、条文中心の出題となっていますから、「直前1か月前

プログラム」には、条文の確認作業を必ず入れておいてください。



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