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皆さんは、「キャリア」と聞いて何を連想するでしょうか?
「キャリア官僚」「キャリアアップ」「キャリアウーマン」・・・・
私たちが連想する「キャリア」という言葉の中には、無意識のうちに、「仕事・出世・
エリート・右肩上がり」・・・・というイメージが刷り込まれているようです。
キャリアアップのための資格取得とか・・・
合格コーチも、今から7年前に、キャリアコンサルタント(カウンセラー)の資格を取
得するまでは、概ね、こういうイメージだったのかもしれません。
しかし、キャリア理論の研究者であるサニー・ハンセン教授の「キャリア理論」を学
んでからは、「キャリア」という言葉のイメージが大きく変わりました。
ハンセン教授の本を、今読み返してみると、また、新たな気づきが生まれてきます。
ハンセン教授のキャリア理論(ライフキャリア論)は、
自分の個人的な満足だけでなく、自分にも社会にも役立つ意義ある仕事を行う、と
いう視点に立ってキャリア設計を行おうとする考え方で、次の4つの要素が、バラン
スよく統合される必要があるとしています。
4つの要素(4L)とは、
○「労働(仕事)」Labor
○「愛(家庭と子育て)」Love
○「学び(公式および非公式な教育)」Learn
○「余暇(仕事以外に従事する活動)」Leisure
ハンセン教授は、人生の役割の組合せを、キルト(パッチワーク)に例えて、これら
4つの要素が、パッチワークのように縫い合わされ、組み合わされ統合されることで、
一つの意味ある全体になると述べています。
人生をパッチワークに例えるところが、とても素敵です。
資格取得のための「学び」も、ひとつの「点」として考えるのではなく、「仕事」や「生
活」にどのような意味を持つのかという視点から、もっと、統合的に考えていく必要
がありそうです。
実は、山田式!ビジネスでも役立つ行政書士講座の中にも、ハンセン教授の「ラ
イフキャリア」という視点が、随所に織り込まれています。
「キャリア」というものを、仕事だけでなく、愛、学び、余暇という人生や生涯という
長いスパン(視点)から考えてみると、今、「学ぶ」ことの意味が見えてくるのかもし
れません。
「学び」の「こころ」
一人一人の「キャリア」(人生・生涯)を実りあるものにするためにも、大切にしてい
きたい「こころ」です。
合格コーチは、今から7年前、
合格後の皆さんのキャリアプランについてのカウンセリングやコーチングができる
ようになるために、キャリアコンサルタント(カウンセラー)の資格を取得しました。
本当に合格後を考える!
行政書士試験の受験業界で、キャリアコンサルタント(カウンセラー)の資格を持
っている講師は、合格コーチ以外には、ほとんどいないと思います。
「キャリア」という視点から「学ぶ」ことができる新たな「場」創り
今後は、ハンセン教授の云う、「ライフキャリア」という「視点」から、幅広く「学ぶ」
ことができる、新たな「場」を創っていければと思っています。
「学び」の伝道師 合格コーチ
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