2014 商法第22・23・24回(会社法を理解するには会計の知識を!) | リーダーズ式 合格コーチ 2024

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「アタマ」と「こころ」を元気にする経営を科学する!リーダーズ総合事務所・リーダーズ総合研究所代表(中小企業診断士・社会保険労務士・行政書士・産業カウンセラー・キャリアカウンセラー・メンタルヘルスマネジメント検定Ⅰ種・FP)コンセプトは人と人の「つながり」




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1 フォロー講義


行政書士として開業予定の方は、よく簿記3級程度の知識があるといいと云われて

いますが、今回ご紹介した本は、簿記を勉強しなくても、会計がわかる優れものです。



まあ、簿記の知識というより、財務諸表を読む力があればいいと思いますが・・・


中小企業診断士の試験には、一次試験・二次試験ともに、財務・会計という科目が

あるため、合格コーチも、会計の勉強をかなりやったのを覚えています。


≪中小企業診断士1次試験≫


①経済学・経済政策

②財務・会計

③企業経営理論

④運営管理

⑤経営法務

⑥経営情報システム

⑦中小企業経営・中小企業政策


当時、この本があれば・・・と思うくらい「目から鱗」の一冊です。


「いままでの会計の勉強法は、会計という森の一本一本の木の勉強ばかりしてい

ましたが、この本で紹介する勉強法は、会計の森全体を木と木のつながりを明ら

かにしながら理解していくというものです。」


森から木、木から枝、枝から葉へ


日頃、合格コーチが言っているのと同じことが書かれています。


実は、合格コーチも、会社法が見えてきたのは、中小企業診断士試験の勉強の中

で財務・会計の勉強をして、お金の流れから会社を見たからだと思います。


会社は、「お金を集めてきて」、「そのお金を何かに投資し」、株主のために「利益を

上げる」活動をするもの。


こういう会社の「本質」がわかってくると、会社法も見えてくるのかもしれません。


森から木、木から枝、枝から葉へ


受講生の皆さんも、是非、会社法の森(本質)の部分を意識しながら、会社法の復

習を行ってほしいと思います。


実は、財務・会計の勉強をやったときに、同時に、証券アナリストの勉強をしたおか

げで、株式投資のロジックもわかるようになりました。


知識と知識の「つながり」


何ごとも、ひとつのことだけを勉強するのではなく、それと関連することを同時に勉

強することで、知識がどんどん広がっていくのではないかと思います。  


ちなみに、以前に講義の中でお話した、財務諸表の読み方に関する検定試験は、

大阪商工会議所で実施している、ビジネス会計検定試験です。 



ビジネス会計検定の詳細については

     ↓こちらから

http://www.b-accounting.jp/


2 復習のポイント


① 組織再編など


まず、リーガルクエストp351以下で、企業の買収・結合・再編の方法にはどのよう

な方法があるのかを、ざっくりと読んでみてください。


次に、パワーポイント109以下で、合併、会社分割、株式交換、株式移転のイメー

ジとそれぞれの基本的な法的効果について、知識を整理しておいてください。


最後に、パワーポイント107、カード067で、組織再編の手続のプロセスを、(反対)

株主と会社債権者保護の「視点」から整理しておいてください。


組織再編については、


基本的な法律効果と、パワーポイント023の「視点」を聞いてきますので、もう一度、

他資格セレクト過去問で「出題のツボ」を掴んでみてください。


組織再編については、


平成18年度に合併、平成21年度に事業譲渡、平成24年に吸収合併が出題され

ていますので、次は、株式交換・株式移転あたりが要注意でしょうか?


② 持分会社 


まずは、パワーポイント035~037で、合名会社の「特質」について、株式会社との

比較の「視点」から、もう一度、知識を確認してみてください。  


次に、リーガルクエスp427、カード068で、持分会社の「特質」を、株式会社との比

較の視点から、知識を整理してみてください。  


会社の類型を問う問題は、平成22年度に持分会社と株式会社との比較の問題が

出題されていますが、合同会社プロパーの問題は未出題です。


合同会社については、株式会社に比べて格安で設立できることから、設立の件

数は、かなり増えているようです。


合同会社の設立業務は、


株式会社の設立業務と同様に、行政書士の業務となりますので、合同会社につ

いても、間接有限責任という「視点」から知識を整理しておいてください。


③ 商法総則


まずは、パワーポイント117で、企業の補助者の全体構造(フレームワーク)をしっ

かりと確認した上で、各テーマの内容を整理してみてください。


森から木、木から枝、枝から葉へ


商法は、細かな葉っぱの知識を暗記しなくても、大きな「森」をしっかりと整理して

いるだけで得点することができる問題が数多く出題されています。


次に、カード075、問題3で、支配人と代表取締役を「比較」点から、知識の整理を

しておいてください。


また、支配人・代理商・取締役の競業避止義務の「比較」の視点を問う問題は、行

政書士試験をはじめ、他資格試験でも頻出していますので、カード077で、知識を

整理しておいてください。


最後に、パワーポイント121以下、カード076・093・094で、代理商、仲立人、問屋に

ついて、その位置づけと権限・義務を整理しておいてください。


代理商・仲立人・問屋は、行政書士試験の過去問でも出題されていますので、再

度、リニューアルして出題される可能性もあると思います。


商法総則・商行為は、


出題数が1問の割には、出題範囲もかなり広く、何が出題されるのかわかりずら

いため、基礎法学と同様に、学習の優先順位は低い科目です。


したがって、商法は、会社法を中心に学習してみてください。


次回から、実践講義マスター憲法です。




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