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1 フォロー講義
会社法は、平成19年度以降、行政書士試験では過去問のストックが28問しかな
いため、過去問を何回も繰り返し解いても、なかなか点数が取れない科目です。
そこで、山田式!では、
行政書士試験において未出題のテーマについて、司法書士試験や司法試験の
過去問を、いわゆる予想問題として使いながら、アウトプット→インプットの「視点」
からお話をしています。
資格試験の勉強は、
本試験において、その知識がどのような視点から出題されるのかという、ゴール
からの発想がないと、日々の学習がピントの外れた学習になってしまいがちです。
記憶すべき知識の量と深さを知る!
受講生の皆さんも、会社法に限らず、是非、出題予想という「視点」から日々の
学習を行ってほしいと思います。
その意味でも、他資格セレクト過去問集はとても重要なツールになってくるはず
です。
講義の中では、
行政書士試験の過去問も含めて、約70~80問近くの問題を検討していますので、
未出題テーマを中心に、①グルーピング→②抽象化によって、出題の「ツボ」を発
見してみてください!
2 復習のポイント
① 役員等の義務
まずは、パワーポイント083で、役員等の義務と責任の「フレームワーク」を、もう
一度、「アタマ」に入れてみてください!
フレームワーク思考!
その上で、パワーポイント084で、株式会社と取締役との法律関係について、民法
と会社法の「視点」から、しっかりと理解してみてください。
次に、カード048・049で、競業避止義務と利益相反取引について、承認機関及び
承認がなかった場合の効果を中心に知識を整理してみてください。
会社法においても、細かい知識よりも、出題テーマの「住所」を把握するという体
系的な学習が必要ではないかと思います。
講義でもお話しているように、 現時点では、細かい「葉」の知識を記憶するのでは
なく、まずは、会社法の「フレームワーク」(森)を「アタマ」の中に定着させる学習
を行ってみてください。
細かいことはすぐに忘れてしまいますから・・・
最後に、リーガルクエストp213以下で、取締役の報酬について、報酬・退職慰労
金に関する判例を中心に、知識を整理しておいてください。
最近の本試験では、会社法においても、判例の知識を問う問題も数多く出題され
ていますので、判例学習も忘れずにしておいてください。
もっとも、昨年、競業避止義務・利益相反取引、報酬規制に関する問題が大問で
出題されていますので、しばらくはお休みかもしれませんが・・・
② 役員等の責任
まずは、カード060で、役員等の「会社」に対する責任について、一般的責任と個
別的責任(4つ)に分けて、内容を条文で確認しておいてください。
利益相反取引については、パワーポイント085で、直接取引と間接取引に分けて、
役員等の責任に関する知識を整理しておいてください。
役員等の責任は、 原則として、過失責任ですので、過失がないことを立証すれ
ば責任を免れることができますが、自己のために直接取引を行なった場合は、
無過失責任となりますので、要注意です(出題のツボ)。
また、カード061で、責任の免除について、全部免除と一部免除に分けて、ざっく
りと内容を確認しておいてください。
次に、パワーポイント089、カード064で、株主代表訴訟について、要件・方法(手
続)を中心に、知識を整理しておいてください。
行政書士試験には、
未出題のテーマが数多くありますから、他資格セレクト過去問集の予想問題を、
日頃の学習に取り入れていくのは、効果的ではないかと思います。
最後に、パワーポイント092・093、リーガルクエストp233で、役員等の「第三者」に
対する責任の法的性質について、理解しておいてください。
その上で、問題65・66、カード062で、アウトプット→インプットの「視点」から、役員
等の第三者に対する責任の出題の「ツボ」を整理しておいてください。
資格試験の勉強は、
1問1答式に、ひとつひとつの肢の正誤をバラバラに見ていくのではなく、①グル
ーピング→②抽象化して、共通項(ツボ)を抽出していくと、効率的な学習をする
ことができるのではないかと思います。
「ツボ」抽出型学習法
=時間のない社会人のための大人の勉強法☆
細かい葉っぱの知識ばかりを追ってしまうと、とにかく時間がかかり、途中で挫
折する確率も高くなりますので、時間のない社会人の方はご注意を!
③ 計算等(1)
まずは、リーガルクエストp261以下で、剰余金の配当をめぐって、どのような利
害の対立が起こる可能性があるのか、間接有限責任をキーワードにして理解
しておいてください。
次に、カード065、リーガルクエストp265以下で、剰余金の配当の手続と要件に
ついて、知識を整理しておいてください。
剰余金の配当については、 平成20年度と平成23年度に大問で出題されていま
すので、そろそろ、再度の出題可能性があるテーマと云えます。
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