2014 商法16・17・18回(過去問はただ何回も繰り返さないで!) | リーダーズ式 合格コーチ 2024

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「アタマ」と「こころ」を元気にする経営を科学する!リーダーズ総合事務所・リーダーズ総合研究所代表(中小企業診断士・社会保険労務士・行政書士・産業カウンセラー・キャリアカウンセラー・メンタルヘルスマネジメント検定Ⅰ種・FP)コンセプトは人と人の「つながり」




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1 フォロー講義


会社法は、平成19年度以降、行政書士試験では過去問のストックが28問しかな

いため、過去問を何回も繰り返し解いても、なかなか点数が取れない科目です。


そこで、山田式!では、


行政書士試験において未出題のテーマについて、司法書士試験や司法試験の

過去問を、いわゆる予想問題として使いながら、アウトプット→インプットの「視点」

からお話をしています。


資格試験の勉強は、


本試験において、その知識がどのような視点から出題されるのかという、ゴール

からの発想がないと、日々の学習がピントの外れた学習になってしまいがちです。


記憶すべき知識の量と深さを知る!


受講生の皆さんも、会社法に限らず、是非、出題予想という「視点」から日々の

学習を行ってほしいと思います。


その意味でも、他資格セレクト過去問集はとても重要なツールになってくるはず

です。


講義の中では、


行政書士試験の過去問も含めて、約70~80問近くの問題を検討していますので、

未出題テーマを中心に、①グルーピング→②抽象化によって、出題の「ツボ」を発

見してみてください!


2 復習のポイント


① 役員等の義務


まずは、パワーポイント083で、役員等の義務と責任の「フレームワーク」を、もう

一度、「アタマ」に入れてみてください!


フレームワーク思考!


その上で、パワーポイント084で、株式会社と取締役との法律関係について、民法

と会社法の「視点」から、しっかりと理解してみてください。


次に、カード048・049で、競業避止義務と利益相反取引について、承認機関及び

承認がなかった場合の効果を中心に知識を整理してみてください。


会社法においても、細かい知識よりも、出題テーマの「住所」を把握するという体

系的な学習が必要ではないかと思います。


講義でもお話しているように、 現時点では、細かい「葉」の知識を記憶するのでは

なく、まずは、会社法の「フレームワーク」(森)を「アタマ」の中に定着させる学習

を行ってみてください。


細かいことはすぐに忘れてしまいますから・・・


最後に、リーガルクエストp213以下で、取締役の報酬について、報酬・退職慰労

金に関する判例を中心に、知識を整理しておいてください。


最近の本試験では、会社法においても、判例の知識を問う問題も数多く出題され

ていますので、判例学習も忘れずにしておいてください。


もっとも、昨年、競業避止義務・利益相反取引、報酬規制に関する問題が大問で

出題されていますので、しばらくはお休みかもしれませんが・・・


② 役員等の責任


まずは、カード060で、役員等の「会社」に対する責任について、一般的責任と個

別的責任(4つ)に分けて、内容を条文で確認しておいてください。


利益相反取引については、パワーポイント085で、直接取引と間接取引に分けて、

役員等の責任に関する知識を整理しておいてください。


役員等の責任は、 原則として、過失責任ですので、過失がないことを立証すれ

ば責任を免れることができますが、自己のために直接取引を行なった場合は、

無過失責任となりますので、要注意です(出題のツボ)。


また、カード061で、責任の免除について、全部免除と一部免除に分けて、ざっく

りと内容を確認しておいてください。


次に、パワーポイント089、カード064で、株主代表訴訟について、要件・方法(手

続)を中心に、知識を整理しておいてください。


行政書士試験には、


未出題のテーマが数多くありますから、他資格セレクト過去問集の予想問題を、

日頃の学習に取り入れていくのは、効果的ではないかと思います。


最後に、パワーポイント092・093、リーガルクエストp233で、役員等の「第三者」に

対する責任の法的性質について、理解しておいてください。


その上で、問題65・66、カード062で、アウトプット→インプットの「視点」から、役員

等の第三者に対する責任の出題の「ツボ」を整理しておいてください。


資格試験の勉強は、


1問1答式に、ひとつひとつの肢の正誤をバラバラに見ていくのではなく、①グル

ーピング→②抽象化して、共通項(ツボ)を抽出していくと、効率的な学習をする

ことができるのではないかと思います。


「ツボ」抽出型学習法

=時間のない社会人のための大人の勉強法☆


細かい葉っぱの知識ばかりを追ってしまうと、とにかく時間がかかり、途中で挫

折する確率も高くなりますので、時間のない社会人の方はご注意を!


③ 計算等(1)


まずは、リーガルクエストp261以下で、剰余金の配当をめぐって、どのような利

害の対立が起こる可能性があるのか、間接有限責任をキーワードにして理解

しておいてください。


次に、カード065、リーガルクエストp265以下で、剰余金の配当の手続と要件に

ついて、知識を整理しておいてください。


剰余金の配当については、 平成20年度と平成23年度に大問で出題されていま

すので、そろそろ、再度の出題可能性があるテーマと云えます。




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