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1 フォロー講義
ある問題を解決する際のプロセスとしては、
①現状「分析」
②問題点の発見
③解決策(戦略・戦術)の立案
④実行というのが一般的です。
問題解決=合格と考えれば、資格試験の学習においても、この問題解決のプロ
セスはとても重要となってきます。
このうち、もっとも大切なのは、現状「分析」の段階です。
現状「分析」の段階で誤った分析を行ってしまうと、いくら立派な解決策を実行して
みても、問題解決につながる可能性は自ずと低いものとなってしまいます。
資格試験の学習においても、もっとも大切なのは、現状「分析」、つまり、相手を知
ること(過去問分析)と、自分を知ること(弱点分析)です。
この内、過去問「分析」→「出題のツボ」(問題点)の発見については、主に、講師
の役割で、弱点「分析」は、主に、受講生の皆さんの役割になってきます。
役割分担
資格の学校を利用した学習と、独学の大きな違いは、過去問「分析」→「出題のツ
ボ」(問題点)の発見部分を「誰が」やるのかという点だと思います。
コンサルタントと同様、この過去問「分析」(現状分析)→出題のツボ(問題点)の発
見こそ、資格試験の講師の「存在意義」だと思っています。
資格試験の講師=合格コンサルタント
テキストをただ「棒読み」するような講義では、独学とほとんど変わりがなく、資格
の学校に高い受講料を払った意味がなくなってしまいますから・・・
講師は、単なるナレーターではなく、単なるモチベーターでもありません。
受講生の皆さんには、今後は、是非、過去問「分析」に基づいた「出題のツボ」を
外さないような復習をやってほしいと思います。
と同時に、どうして問題が解けないのか、その原因を自分なりに、きちんと自己
「分析」した上で、講座を有効に利用してほしいと思います。
問題が解けない3つのボトルネック☆
この原因を発見するための「フレームワーク」が、講義の中でもお話している、問
題を解くための三段階プロセス(前提知識の①作成・②検索・③適用)のフレーム
です。
どうして問題が解けないのか?
どうすれば問題が解けるようになるのか?
再受験生の場合は、ただ何となく学習をやらないで、常に、このことを意識しなが
ら、日頃の学習を進めてほしいと思います。
2 復習のポイント
① 解除(1)
まずは、パワーポイント148で、解除の全体構造を把握した上で、狭義の解除と
合意解除の違いを確認しておいてください。
知識を整理→記憶する上でも、全体構造の「フレームワーク」を使って、常に、
そこから知識を検索していけるようになると、知識が「使える化」していくはずです。
知識の「使える化」☆
なお、行政書士試験においても、狭義の解除と合意解除の相違点を問う問題は、
頻出している重要テーマです。
次に、カード165で、(履行遅滞)解除の要件と効果をしっかりと理解して、なるべ
く早いうちに記憶しておいてください。
債務不履行があった場合、債権者の取り得る手段として、①履行強制、②損害
賠償請求、③解除の3つがあります。
解除は、民法の各制度の中でも重要な制度ですので、パワーポイント047で、取
消しや無効と「比較」しながら、知識をよく整理しておいてください。
② 解除(2)
まずは、パワーポイント149で、解除前の第三者と解除後の第三者の保護につい
て、主観と登記の「視点」から、知識を整理してみてください。
判例は、
解除前の第三者の事例では、遡及効を貫徹していますが、解除後の第三者の
事例では、遡及効を無視して、復帰的物権変動なる概念を作り出しています。
次に、パワーポイント150で、詐欺取消前の第三者と解除前の第三者の事例を、
主観と登記の「視点」から比較して、問題35で、知識を整理しておいてください。
解除と取消しとの相違点については、基本民法Ⅱp63に書かれています。
大学教授の書かれた「基本書」を使っていくのには、問題作成者の「視点」から
基本を「理解」するとともに、問題作成者の「視点」から本試験の出題を「予想」
するという意味もあります。
問題作成者との「対話」☆
最後に、パワーポイント106で、第三者が保護されるための要件を、主観と登記
の視点から、なるべく早く「記憶」してみてください。
こういう前提知識は、考えるところではありませんので、パッと出てくるまで、何回
も繰り返し記憶の作業を行ってみてください。
講義中にもお話した通り、不動産物権変動と登記についての問題は、何年かサ
イクルで出題されている重要テーマです。
もっとも、昨年、時効取得と登記についての問題が、直球で出題されていますの
で、時効取得と登記については、大問としては出題可能性は低いでしょう。
③ 賃貸借契約(1)
まずは、カード090で、地上権と賃貸借との相違点について、物権と債権との比
較の「視点」から、知識を整理してみてください。
民法は、類似の制度が数多く登場しますが、細かな「葉」の違いを見る前に、まず
は、大きな「森」の違いを押さえるようにしてみてください。
森から木、木から枝、枝から葉へ
次に、パワーポイント152・153、カード186で、賃貸借の対抗力について、民法→
借地借家法という「視点」から知識を整理しておいてください。
最後に、パワーポイント154、カード189で、賃貸人及び賃借人が移転した場合の
敷金返還義務の承継について、結論を確認しておいてください。
民法は、事例の「類型化」がきちんと出来ないと、答えが逆になってしまうことが
多々ありますので、図解をしながら「類型化」の練習も行ってみてください。
事例の「類型化」☆
なお、講義中にお話したように、関東と関西では、賃貸借契約に伴う初期費用の
システムが異なりますので、下記のサイトをご参照ください。
↓
http://www.heyasagase.com/guide/how/hiyou.htm
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