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皆さんもご存知のように、
行政書士試験は、平成12年度以降の過去問のストックが少ないため、過去問を何
回も繰り返し解いても合格点が取れないことは、TAC行政書士講座による客観的
なデータで実証されています。
「TAC行政書士講座では、平成23年度本試験終了後、出題された問題を1肢ずつ
分解して詳細に分析しました。その結果、過去問で出題された知識をすべて押さえ
たとしても、半分も得点することができない(138点/300点満点中。TAC調べ)とい
う驚くべき事実が判明しました。」
TAC行政書士講座HPより。
↓詳細については、
TACさんが、どういう基準で分析したのかなどは不明ですが、ここで重要なのは、
「過去問で出題された知識を「すべて」押さえたとしても」という部分だと思います。
どんな受験生でも、 過去問の知識を「すべて」完璧に押さえることは不可能ですか
ら、おそらく過去問だけだと、138点×70%≒100点位しか得点できないのではない
かと思います。
300点中100点!
このデータを見れば、1問1答式の肢別本を一生懸命潰して正答率を100%にす
るような勉強が、いかに費用対効果の悪い勉強であるかがよくわかると思います。
1問1答式に、問題と答えを記憶していくと、知識の汎用化が出来ず、未知の問題
や応用問題に全く対応できなくなってしまう方が多いようですし、
時間をかけて正答率を100%にしても合格できません・・・
少なくても、短期でサクっと合格している受験生で、こういう勉強をしている方は、
あまりいないと思います。
そもそも、時間のない社会人の方にとって、このように過去問を何回も繰り返し解
くという勉強は、物理的にも難しいのではないでしょうか。
山田式!の主な対象者は、
時間のない社会人の方ですので、こういう過去問を何回も繰り返し解いて、正答
率を100%にするような費用対効果の悪い勉強は、合格コーチは推奨していませ
ん。
まあ、講師としてみれば、
過去問を何回も繰り返し解いて、正答率を100%にしないと、合格できませんよ!
って言う方が本当は楽ですがね・・・
でも、そういう嘘をつけないのが、合格コーチなんです。
では、過去問は、どのように使うべきなのか?
大学受験の赤本(過去問)もそうですが、通常、過去問は、自分の受験する試験
の出題傾向や出題レベルを知り、勉強の広さと深さを決めていくためのツールで
す。
もう少し具体的に言えば、
過去問は、問題作成者が、
①どのようなテーマから、
②どのような「内容」の問題を
③どのような「視点」から聞いているのか
を分析するためのツールです。
こういう「分析」によって、①どこを、②どのように重点的に学習していけばいいのか
が明確になってきますし、出題予想という仮説も立てることができます。
学習対象の明確化と仮説の立案☆
したがって、大学受験でも、多くの受験生は赤本を利用しますが、過去問と全く同
じ問題は出題されませんから、過去問を何回も繰り解く受験生はあまりいません。
こういう過去問の本当の使い方がわかれば、過去問を何回も繰り返し解くという勉
強が、いかに合格には直結しない勉強であるかが、よくわかると思います。
ましてや、行政書士試験では、過去問の正答率を100%にしても合格点を取ること
はできない訳ですから・・・
でも、多いんですよね。
今だに、過去問を何回も回す受験生が・・・
資格試験に短期でサクっと合格してしまう方は、
過去問を何回も繰り返し解いてはいないことを考えれば、過去問を何回も繰り返し
解いて正答率を100%に近づけること以外に、合格の「ツボ」があるはずです。
では、その合格の「ツボ」とは?
本当のアウトプットって、過去問や問題を「解く」ことじゃないんですよ!
時間のない社会人の方のための過去問の良い使い方については、『再受験生のた
めの無料公開講座』の第2回目・第3回目で詳しくお話していきます。
やはり、大切なのは、過去問を何回も繰り返し解くという「発想」ではなく、①グルー
ピング→②抽象化→③構造化という帰納法的「発想」です。
帰納法的「発想」
こういう、①グルーピング→②抽象化→③構造化という帰納法的「発想」が、まさに、
大人のための勉強「作法」と云えます。
【再受験生のための無料公開講座】
第2回:12月15日(土) 14時~17時 東京校
1部:「フレームワーク」と「ツボ」で鳥瞰する民法の「森」(下)
2部:資格試験の勉強で一番大切な「抽象化能力」とは
第3回:12月23日(日) 14時~17時 東京校
1部:「フレームワーク」と「ツボ」で鳥瞰する行政法の「森」(上)
2部:過去問の良い使い方・悪い使い方・普通の使い方
時間のない社会人の方にとっては、費用(時間)対効果を考えながら、資格試験
の勉強を行っていくことが大切です。
費用(時間)対効果☆
そのためにも、過去問を何回も繰り返し解いて、正答率を100%にするような勉強
ではなく、「フレームワーク」と「ツボ」で学ぶ、大人のための勉強「作法」を、是非、
身に付けていきたいものです。
イシューからはじめよ!
山田式!ビジネスでも役立つ行政書士講座
↓詳細については、
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