2012 商法 第4・5・6回(会社法のテキストの選び方) | リーダーズ式 合格コーチ 2026

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「アタマ」と「こころ」を元気にする経営を科学する!リーダーズ総合事務所・リーダーズ総合研究所代表(中小企業診断士・社会保険労務士・行政書士・産業カウンセラー・キャリアカウンセラー・メンタルヘルスマネジメント検定Ⅰ種・FP)コンセプトは人と人の「つながり」


プログレ流 合格コーチ 2012


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1 フォロー講義


法律の本は、薄ければ薄いほど、分かりやすく書かれていると思っている方が多

いのではないかと思います。


しかし、現実的には、薄ければ薄いほど、結論中心で行間が書かれていないため、

「理解」しずらくわかりづらいというのが本当のところです。


こういう点は、同じテーマの本を何十冊も読み比べたり、自分で本を書くようになる

とよくわかることなのですが・・・


したがって、法律を単なる知識の「記憶」ではなく、本当に「理解」していくためには、

特に、独学の方は、ある程度の厚さのテキストを選ぶ必要があります。


法律の本のページが厚くなるのには、大きく2つの理由があります。


ひとつは、かなり細かいことまで詳細に書かれている場合。


もうひとつは、制度趣旨や理由付けなど、いわゆる「基本」部分が具体例などを用

いて、分かりやすく丁寧に書かれている場合。


前者の典型が、条文の逐条解説書(コンメンタール)です。

後者の典型が、初学者用の教科書です。


こういう法律の本の特性を理解しないで、薄くて、色が使ってあって、図解が多くて、

分かりやすそうという理由だけでテキスト選んでしまうと…


もちろん、法律の体系(全体構造)を「アタマ」を入れるために使うのは効果的です

が…


知識優位型の科目の場合、あまりに薄い本だと、最近の難化した行政書士試験

において出題されるレベルの知識がほとんど書かれていません。


これでは、一体何のために勉強しているのかわかりませんし、仮にテキストを本試

験に持ち込んだとしても、得点できないという最悪のケースに陥ってしまいます。


その意味で、会社法や行政法などの知識優位型の科目は、テキスト選び(インプ

ット)がとても重要になってきます。


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一生懸命、問題を解いている場合じゃないですよ!


以上の観点から、今年の実践講義マスター商法では、会社法のデファクトスタン

ダードになりつつある、リーガルクエスト会社法を使用テキストに選びました。


ちなみに、試験委員のお一人も、法科大学院の授業で、リーガルクエスト会社法

を教科書として使用しているようです。


本書は、「はしがき」や「序」にも書いてあるように、


会社法を初めて学ぶ初学者(独学者)向けに、制度趣旨や理由付けが、本当に

分かりやすく、かつ、丁寧に書かれていると思います。


同書にも書かれているように、中級者以上の方には、やはり、少し物足りないの

かもしれませんが、行政書士試験対策と言う意味では、丁度いいレベルではな

いかと思います。


受講生の皆さんは、合格コーチが講義中にお話しするところを中心に、過去問

「分析」によって頻出テーマを絞りながら、是非、同書を効果的に使ってほしいと

思います。


なお、読書家でもある合格コーチが今までに読んだ数多くの会社本の本のうち、

現実の具体例が豊富で、一番面白かったのが、岸田先生のゼミナール会社法

入門です。


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また、会社法の基本を、森の「視点」から丁寧に買いてある本として、落合先生

の会社法要説があります。


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2 復習のポイント


①株式会社の「特質」


まずは、パワーポイント042で、遊休資本調達の仕組みと、①株式、②間接有限

責任との関係をよく理解してみてください。


「株式」という制度は、株式会社の本質(特質)ですから、株主の「視点」から、よ

く理解してみてください。


次に、パワーポイント044~049で、間接有限責任と直接無限責任について、誰

かに説明できるくらいにまで「理解」してみてください。


「間接有限責任」という制度も、株式会社の本質(特質)ですから、資本制度とと

もに、会社債権者の「視点」から、よく理解してみてください。


このように、①株式と②間接有限責任は、会社法の二大特質ですから、これか

ら学習していく多くのテーマも、この二つの特質から、演繹的に説明することが

できると思います。


森から木、木から枝、枝から葉へ☆


最後に、カード068で、各会社の特徴をざっくりと確認しておいてください。 詳しく

は、この後の講義(持分会社)で説明していきます。


②設立(1)


まずは、パワーポイント053・054で、設立の流れを、発起設立と募集設立とに分

けてしっかりと整理・記憶してみてください。


会社法の規定の多くは、手続のプロセスに関する規定ですので、まずは、細か

い「葉」の知識ではなく、全体構造(森)を掴んでいくことが大切です。


行政手続法や行政不服審査法も手続法の代表格ですが、手続法に共通して言

えることは、正直、あまり面白くないということです。


民事訴訟法(民訴)などは、眠素と呼ばれているくらいですから…


こういう手続法については、


ただ条文を何回も読むのではなく、ロジカルシンキングの図解作成手法のうち、

プロセスチャートを上手に使い時間軸に沿って、知識を整理してほしいと思いま

す。


ロジカルシンキング☆


次に、カード003で、絶対的記載事項として何を記載しなければならないのかを、

モデル定款を参考にしながら知識の整理を行ってみてください。


モデル定款は、このと後もちょくちょく使っていきます。


また、カード004、リーガルクエストp40以下で、変態設立事項について、それぞ

れの意味と内容について、もう一度知識を確認しておいてください。


では、現物出資と財産引受の大きな違いは何でしょうか?


最後に、他資格セレクト過去問とリーガルクエストの照らし合わせによって、皆さ

んなりに、設立という「テーマ」の「出題のツボ」を発見してみてください。


といっても、昨年は、設立に関するテーマの問題が4年ぶりに直球で出題されて

いますので、今年の出題可能性は、昨年よりかは低くなります。


③設立(2)


まずは、カード006で、会社設立に関する責任を、①主体、②会社が成立した場

合と不成立の場合に分けて、知識を整理しておいてください。


会社が成立した場合に、発起人等が負う責任は、①会社に対する責任と、②第

三者に対する責任とにわかれます。


この点は、役員等が負う責任と共通していますので、次回以降学習する役員等

の責任とリンクしながら、知識を整理してみてください。


会社法の学習をする際には、制度と制度を「ヨコ」に比較すると、効率的に学習す

ることができるテーマが数多くあります。


重要なテーマについては、プログレカード(整理)に入れてありますので、比較の

「視点」から、知識を整理してみてください。


次に、パワーポイント058・カード007で、会社の組織に関する訴えについて、民法

の一般原則との比較の「視点」から、知識を整理しておいてください。


会社の組織に関する訴えについては、


他資格セレクト過去問に予想問題を2パターン(問題41・42と問題37)入れてあり

ますので、出題予想という「視点」から知識を整理してみてください。


会社法については、行政書士試験の過去問のストックがほとんどありませんの

で、他資格試験セレクト過去問を使って、出題予想の「視点」から復習を行って

みてください。


まずは、皆さんなりに、他資格セレクト過去問集を参考にしながら、出題が予想

されそうなテーマをいくつかピックアップしてみてください。


森から木、木から枝、枝から葉へ


そのためにも、会社法の大きなテーマ名を「アタマ」の中に入れていくことが大切

です。


①どのようなテーマから

②どのような内容の問題が

③どのような「視点」から出題されているのか?


資格試験の勉強では、この出題の「ツボ」を、どれだけ早いうちに掴めるかが、合

否に大きく影響してきます。



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