2012 民法 第25・26・27回(出題のツボの発見法) | リーダーズ式 合格コーチ 2026

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「アタマ」と「こころ」を元気にする経営を科学する!リーダーズ総合事務所・リーダーズ総合研究所代表(中小企業診断士・社会保険労務士・行政書士・産業カウンセラー・キャリアカウンセラー・メンタルヘルスマネジメント検定Ⅰ種・FP)コンセプトは人と人の「つながり」


プログレ流 合格コーチ 2012


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1 フォロー講義


最近、出題の「ツボ」の発見の方法を受験生から尋ねられます。


無料公開講座・講座説明会のどこかでお話しているかと思いますが、もう一度、

合格コーチの出題の「ツボ」の発見法について簡単にお話しておきます。


出題の「ツボ」の発見法(=帰納法)


①グルーピング

②抽象化

③構造化


皆さんもご存知の通り、行政書士試験の民法は、平成12年以降の問題のストッ

クが少ないため、行政書士試験の過去問だけでは、問題のグルーピングができ

ません。


そこで、問題のグルーピングをするために、旧司法試験・司法書士試験・公務員

試験の過去問(約20年分)を利用しています。


行政書士試験の過去問の他に、他資格試験の過去問を利用することで、各テー

マのグルーピングがとてもやりやすくなります。


他資格試験組の受験生が、民法で高得点を取れるのは、十分な過去問ストック

の中で、民法の学習をしていることも、その一因だと思います。


このように、過去問をテーマごとにグルーピングしながら、さらに、基本書等の項

目を参照して、各テーマの問題を、いくつかの内容ごとに、ざっくりと分けていきま

す。


例えば、代理という大きなテーマで云えば、


①代理の基本構造(99条~108条)

②表見代理

③無権代理


次に、各内容ごとに、問題作成者はどういう「視点」から問題を作っているのか、

つまり、受験生に何を問いたいのかという「視点」を、基本書(教科書)を参照しな

がら見つけていきます。


ここでのポイントは、問題作成者の「視点」、つまり、大学教授の書いた基本書

(教科書)に、どのように書かかれているのかが重要になってきます。


重要なところは、ページを割いて書いてありますし、あまり重要でないところは、

ほとんど書かれていません。


また、そのテーマ・内容で何が問題(争点)になっているのかも、重要なテーマ

については、やはり、ページを割いて詳しく書かれています。


民法の場合、合格コーチが、主に参照している基本書(教科書)は以下の通り

です。


1冊だけだと、その筆者の主観に大きく左右されてしまう場合もあるため、分析

するときは、必ず、複数の基本書(教科書)を参照する必要があります。


(1)シリーズもの

 ①内田貴「民法」

 ②大村敦志「基本民法」

 ③近江幸治「民法講義」

 ④平野裕之「基礎コース」

 ⑤加藤雅信「新民法体系」

 ⑥松坂佐一「民法提要」

 ⑦民法判例百選ⅠⅡ


(2)1冊本  

 ①潮見佳男「入門民法(全)」  

 ②川井健「民法入門」  

 ③淡路剛久「入門からの民法」  

 ④近江幸治「民法講義0」


このように、出題の「ツボ」の発見とは、問題作成者(大学教授)との「対話」です

から、アウトプット(過去問)→インプット(基本書)という「視点」が重要になって

きます。


アウトプット(過去問)とインプット(基本書)の

クロスリファレンス


もっとも、合格コーチのやったような方法を、もし普通の受験生が独学でやった

場合、かなりの時間(年)がかかると思います。


どんな事柄でも、「分析」するということは、「分析」スキルとセンスによって、その

精度に大きなバラつきが出てきてしまいます。


そこで、受講生の皆さんには、合格コーチが何年もかけて「分析」した結果を、

出題の「ツボ」という形で、講義中にお話しています。


毎年、出題の「ツボ」の中から、そのまま本試験問題が数多く出題されるのも、

出題者の出題パターンを「分析」している以上、当然のことかもしれません。


出題パターンの有限性


受講生の皆さんは、まずは、講義中にお話している出題の「ツボ」をよく理解して、

アウトプットの「視点」から知識を整理しておいてください。


2 復習のポイント


①無権代理と他人物売買


まずは、パワーポイント176・187で、もう一度、無権代理事例における、本人(2つ)

と相手方(4つ)の主張について、パッと出てくるか確認しておいてください。


次に、パワーポイント187で、他人物売買事例における、本人と相手方の主張に

ついて、知識を整理しておいてください。


他人物売買につきましては、基本民法Ⅱで詳しく見ていきますが、現時点におい

ても、基本的なことは、予め「アタマ」の中に入れておいてください。


最後に、問題17と問題107で、行政書士試験の過去問の「視点」から、パワーポ

イント187の知識を整理しておいてください。


問題18は、講義では検討しませんが、パワーポイン187の「視点」から、問題を整

理しておいてください。


②制限行為能力制度・権利能力


まずは、カード008で、各能力の関係を掴んだ上で、カード003~007で、制限行

為能力者の行為能力について、原則と例外に分けて、きちんと知識を整理して

おいてください。


制限行為能力者については、平成17年・18年に連続して出題されていますので、

この2問を使って、「アウトプット」の視点から出題の「ツボ」を発見してみてくださ

い。


次に、パワーポイント189、カード002で、胎児の権利能力について、原則と例外

を、条件・期限と関連させながら、知識を整理しておいてください。


最後に、パワーポイント191、カード010で、失踪宣告について、宣告の要件と効

果、取消しの要件と効果を、確認してみてください。


さらに、カード011で、同時死亡の推定の要件と効果を、問題149・150を検討しな

がら、整理しておいてください。


胎児の権利能力、失踪宣告、同時死亡の推定は、民法総則で出題されるよりも、

相続で出題される場合が多いです。


③物権総論


まずは、大村基本民法p205の「内容関連図」に沿って、第2編物権の全体構造

(体系)を頭の中にしっかりと入れてみてください。


「他資格セレクト過去問」も、取得・効力・制限という3つのテーマに関連させて、

各テーマの典型問題をセレクトしておきました。


最終的には、アウトプットの「視点」から知識を整理できるように、典型的な「出

題パターン」を頭の中に入れておいてください。


次に、パワーポイント194・カード066で、物権と債権の相違点について、2つの

「視点」から、もう一度理解してみてください。


大きな「視点」は、本試験ではダイレクトに出題されることはありませんが、個々

の問題を考える際の「基本」になってくる部分です。


例えば、物権と債権の相違点については、留置権と同時履行の抗弁権との比

較、地上権と賃貸借の比較という具体例でよく問われます。


「基本民法」は、そのタイトルの通り、民法をしっかりと「基本」から学習するため

の「ツール」としては、右に出る本はないと思います。


受講生の皆さんは、民法を「記憶」ではなく、「理解」するためにも、制度の趣旨

について書かれている部分はよく読んでみてください。



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