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憲法は、本試験では、単なる知識を問う問題の他に、ある「視点」を問う現場思考
型の問題(他と異なる見解型問題)が数多く出題されます。
このような「視点」を問う問題は、「視点」が「アタマ」の中に入っていれば、瞬時に
答えが出てくる、いわば秒殺問題になります。
反対に、「視点」が「アタマ」の中に入っていないと、超難問(捨て問)になってしま
います。
以下の問題は、昔、憲法の記述式対策用に作成した問題です。
「視点」がよく見える、制度と制度との比較を問う問題をピックアップしてみました
ので、皆さんなりに、「視点」を発見しながら、解答を考えてみてください。
問題1
Xが労働者Yに対して、思想・信条に関係する返答を強要する調査を実施した場合、
Xが、(1)公営企業である場合と(2)民間企業である場合とで、憲法上、どのような
違いが生じるか。
問題2
Xは、A首相がY神社に公式参拝したことは、国家と宗教との分離を定める政教分
離原則に違反するとして、訴訟を提起しようとしている。政教分離原則は、制度的
保障の規定であるとする判例(最高裁昭和63年6月1日大法廷判決)のもとにおい
て、Xが、政教分離違反を理由として訴訟を提起する場合、憲法上、どのような問
題が生じるか。
問題3
Xは、Y出版社が発行する週刊誌AがXのプライバシー権及び名誉権を侵害すると
の理由で週刊誌Aの販売を差し止める仮処分命令の申立てを行った。Xが、プライ
バシー権の侵害を理由として差止めを求める場合(以下A事例)と、名誉権侵害を
理由として差止めを求める場合(以下B事例)とでは、Xの救済において、どのよう
な違いが生じるか。
問題4
(1)人種差別的な表現を規制する法律の合憲性を判断する場合と、(2)駅前付近
において立看板を規制する法律の合憲性を判断する場合とで、裁判所は、それぞ
れ、どのような審査基準によって、当該法律の合憲性を判断すべきか。
問題へのアプローチ法(視点)につきましては、講義の中でお話していく予定です。
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