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1 フォロー講義
今回の講義で、基本民法Ⅰの三つの難所はほぼ超えましたが、復習のポイント
はきちんと掴めているでしょうか?
復習をする際には、出題のツボを参照にしながら、他資格セレクト過去問(アウト
プット)→プログレカード(インプット)という「視点」から復習を行ってみてください。
インプット(知識)は、問題を解くために必要な知識であれば、記憶しておく必要
がありますが、問題を解くために不要な知識であれば、記憶しておく必要はあり
ません。
つまり、資格試験の勉強では、問題(アウトプット)を解くという「視点」が重要に
なってきます。
ゴールからの発想!
さて、毎回、記述式オリジナル問題を検討していますが、記述式は、記述式の
7つのステップに沿って考えていっています。
① 問題文分析
② 図解
③ テーマ検索
④ 条文・判例検索
⑤ キーワード検索
⑥ キーワードの文章化
⑦ 解答用紙への転記
7つのステップは、①~②までは、「手」を使い、③~⑥は、「アタマ」を使い、⑦は、
「こころ」を使ってみてください。
①問題文分析を行う際には、やはり、問題文中の「キーワード」に反応できるかが
とても重要になってきます。
例えば、昨年の記述式(問題45)では、「抵当権」「設定」というキーワードがあるに
もかかわらず、詐害行為取消権と解答された方が多かったようです。
もし、詐害行為取消権という解答を試験委員が求めるのであれば、他資格セレクト
過去問集問題64肢5(行政書士試験平成20年度)にあるように、「害する」とか「無
資力」というキーワードが入ってくるはずです。
昨年の記述式(問題45)は、きちんと図解ができれば、一昨年の記述式と同じテー
マ(弁済による代位)であることがわかりますから、やはり、きちんと図解できない
方が多いのではないかと思います。
実は、7つのステップのうち、①~④までは、記述式も択一式もやるべきことは全く
同じですので、択一式の問題を解く際にも、図解をする習慣を身につけてみてくだ
さい。
特に、合格後に開業して、民事系のお仕事をされようと考えている方は、クライアン
トの話を時間軸に沿って図解化していくことは、とても重要になってくると思います。
ゴールからの発想!
実践講義マスターでは、皆さんと一緒に図解の練習をしていく時間があまりありま
せんが、プログレゼミでは、「図解トレーニング」のモジュールも用意する予定です。
2 復習のポイント
① 不動産物権変動(1)
まずは、パワーポイント081・082、カード077で、二重譲渡の理論的説明について、
判例の考え方を中心に「理解」してみてください。
二重譲渡の理論的説明は、この後学習する「○○と登記」というテーマで、二重譲
渡類似の関係として登場してきます。
次に、パワーポイント087、カード072で、不動産物権変動の「出題のツボ」を、人的
範囲と事項的範囲に区別して、しっかりと整理してみてください。
人的範囲については、パワーポイント084・085で、背信的悪意者に関する判例を、
よく「理解」しておいてください。
最後に、パワーポイント045・088で、「取消しと登記」の事例について、判例のロジ
ックと結論を、「主観」と「登記」の視点から、理解しておいてください。
判例のロジックを「理解」するためには、講義中に消しゴムで消した、遡及効という
フィクションの世界をきちんと理解しておくことが重要です。
問題31は、「考え方」問題の予想問題ですので、判例のロジックを出題予想という
「視点」から理解しておいてください。
なお、本試験では、各事例を○○前か○○後かに「類型化」して、「主観」と「登記」
をチェックすれば解答ができるように問題が作成されていますので、この部分はき
ちんとマーキングできるようにしておいてください。
② 不動産物権変動(2)
まずは、パワーポイント089で、物権取得原因について、原始取得と承継取得、法
定取得と約定取得の「視点」から知識を整理しておいてください。
次に、カード056で、取得時効の要件について、条文を参照しながら、知識を整理
してみてください。
最後に、パワーポイント091・カード057で、「時効取得と登記」について、判例の5
つのテーゼを図解しながら、きちんと「理解」してみてください。
「時効取得と登記」については、時間軸に沿ってⅩYの関係を図解化できるかが勝
負となってきますので、問題24を使って、図解の練習を行ってみてください。
本試験では、時効は、平成19年度・21年度・22年度に出題されている頻出テーマ
です(いづれも難易度は高いです)。
2年連続で、消滅時効関連の問題が出題されていますので、あと、未出題テーマ
は、大問レベルでは、取得時効関連となりますので、問題24は要注意です。
③ 不動産物権変動(3)
まずは、講義中に引いていった相続に関連する重要条文を、もう一度、判例六法
で確認してみてください。
882条→887条→889条→890条→900条→896条→898条→906条→909
条→915条→939条
次に、パワーポイント094以下、カード078で、「相続と登記」について、4つのケース
に「類型化」して、判例のロジックと結論を、しっかりと整理しておいてください。
不動産物権変動に関する問題は、どの資格試験でも、ほぼ同じパターンの問題
が出題されますので、問題28~30の典型問題で、出題パターンをマスターしてお
いてください。
なお、「解除と登記」については、基本民法Ⅱの「解除」の所で詳しくみていきます。
3 宿題
次回、記述式オリジナル問題集の問題5を検討します。
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