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1 フォロー講義
前回までで、民法総則の重要テーマは、ほぼ終わりました。
受講生の皆さんは、民法は、どうやって学習すれば得点できるようになるのかが、
少しは見えてきたでしょうか?
実践講義マスターでは、
問題の「解き方」や「アプローチ法」に重点を置いて、アウトプット→出題の「ツボ」
の発見→インプットの「視点」からお話しをしています。
復習をする際にも、常に、出題の「ツボ」を意識しながら、まずは、本試験に出題
されそうな重要テーマについて知識を整理してみてください。
やるべきことが多くありそうなときに役立つフレームが、「重要度の大小」と「緊急
度の大小」を軸にした「重要度・緊急度マトリクス」です。
最も大切なのは、重要度も大きく、緊急度も大きいところ、反対に、ばっさりと捨て
てしまってもよいのは、重要度も小さく、緊急度も小さいところです。
資格試験の場合、「重要度の大小」とは、本試験に出題される可能性が高いテー
マなのか、低いテーマなのかによって、プロットすることができると思います。
「重要度の大小」をプロットするときに必要なことは、過去問「分析」です。
また、「緊急度の大小」は、「理解」中心のテーマなのか、それとも、「記憶」中心
のテーマなのかによって、プロットすることができると思います。
資格試験の学習において大切なことは、
知識の「選択と集中」です。
復習をするときも、是非とも、「重要度・緊急度マトリクス」を意識しながら、復習す
べき事項の「選択と集中」を行ってみてください。
5月から開講予定のプログレゼミでは、
「重要度・緊急度マトリクス」を意識しながら、出題が予想されるテーマを中心に、
ゼミ生の皆さんの間で、知識の「選択と集中」の共有化を図っていきます。
暗黙知→形式知
また、「重要度の大小」をプロットするときに必要となってくる、過去問「分析」の手
法についても、今年は、詳しくお話していく予定です。
お楽しみに!
2 復習のポイント
① 代理の基本構造
まずは、パワーポイント054、カード030、基本書p137で、代理の基本構造(要件・
効果)を二当事者間に分けて整理してみてください。
代理の問題を考える際には、パワーポイント054が基本形となり、表見代理・無権
代理などは、この応用形になります。
講義中に、「代理の基本形」と言ったら、このパワーポイント054が、アタマの中に
出てくるようにしておいてください。
次に、カード030で、代理の各要件が欠けたときの処理について、条文を参照しな
がら、代理権と顕名に分けて知識を整理しておいてください。
この代理の基本構造を問う問題は、平成21年度に出題されていますが、受験生
の出来はあまりよくないのではないかと思います。
最後に、パワーポイント057、カード019で、代理人の権限濫用について、93条の
心裡留保と関連させて、知識を整理しておいてください。
代理人の権限濫用は、本試験(問題13)でも出題されていますが、多くの受験生
は、この論点に気がついていないようです。
結局、問題が解けるようになるためには、テーマ検索(キーワードの発見)が重要
になりますから、出題のツボの項目はなるべく早めにアタマに入れてみてください。
② 無権代理
まずは、パワーポイント058で、無権代理が行われた場合について、本人と相手方
の採り得る手段について、知識を「記憶」しておいてください。
知識を「記憶」する場合には、各項目について、あらかじめ「記憶」するべきテーマ
の「視点」と「個数」を頭の中に入れておくのがいいと思います。
例えば、パワーポイント058では、本人の採り得る手段(静的安全)は「3つ」、相手
方の採り得る手段(動的安全)は「4つ」という具合です。
次に、無権代理人(117条)の責任について、カード037で、要件と効果を記憶して
おいてください。
民法は、要件→効果、原則→例外という「マトリクス」で知識を整理しておくと、必
要な情報が瞬時に取り出せるのではないかと思います。
次回、無権代理の最後のテーマである、「無権代理と相続」というテーマについて、
お話ししていきますので、何が問題になるのか少し考えておいてください。
③ 表見代理
まずは、カード032・033で、表見代理の要件(109・110・112条)を、「外観法理」の
「視点」から、3つの要件に分けて「記憶」しておいてください。
ここでも、判例は、「静的安全」と「動的安全」の調和(バランシング)の「視点」から
各要件を検討しています。
(1)本人の帰責事由(静的安全保護の「視点」)
(2)外観の存在
(3)相手方の信頼(動的安全保護の「視点」)
本試験で、表見代理の問題が出題される場合、問題13のように、各要件の事実
へのあてはめを行わせて、表見代理が成立するのかを判断させます。
問題文の中のどの言葉(キーワード)が、どの要件と関連するのかを、もう一度、
問題13でよく検討しておいてください。
今の時期は、知識を「記憶」するのではなく、その前提である「理解」に重点を置
いて学習を進めてみてください。
最近は、記述式で判例の「理解」を問う問題が頻出していますので、どうして判例
がそのような結論を取るのか、そのプロセスをよく理解してみてください。
大きな「視点」から「理解」すれば、細かい「葉」の知識は、あまり「記憶」する必要
がないことがわかってくるはずです。
合格コーチは、どちらかと言うと、ものぐさな性格なので、なるべく「記憶」を減ら
す方法をいつも考えながら学習をする傾向にあるようです。
森から木、木から枝、枝から葉へ
細かい「葉」の知識を10個「記憶」するよりも、その葉の「幹」の部分を「理解」した
方が、本試験では「使える」場合が多いからです。
「記憶」による勉強よりも、「理解」による勉強をした方が、本試験の現場での応用
が効くのではないかと思います☆
3 宿題
次回、記述式オリジナル問題集の問題2を検討します。
何のテーマが問題となるのか、問題文を分析しながら、テーマ検索を行ってみて
ください。
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