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1 フォロー講義
いよいよ、行政書士試験受験生の「鬼門」とも言える憲法の講義が始まりました。
昨年、受験された方は、憲法の択一式で頭が真っ白になってしまい、その後も体
制を立て直せず、思うような結果にならなかった方が多かったと思います。
泰然自若
合格コーチも、本試験終了後・合格発表後に、数多くの受験生に本試験結果を伺
いましたが、憲法は、択一式5問中0~1問正解という方が多かったです。
平成20年度に憲法が難化した理由は、端的に言えば、平成19年度までの「知識
優位型」から「現場思考型」へと出題傾向が変わったということです。
今までは、憲法については、判例と条文を記憶して、その記憶した知識を吐き出せ
ば正解できたため、憲法は得点源の楽勝科目でした。
しかし、平成20年度は、基本的な知識があることを前提として、その応用力を問う
問題が数多く出題されたため、応用力がない方は、ほぼ全滅という結果になって
います。
応用力=法的思考力
今年の憲法の出題が、平成19年度型(知識優位型)となるのか、それとも、平成
20年度型(現場思考型)になるのかは、わかりません。
しかし、平成20年型になった場合は、昨年と同じような条文・判例の暗記学習の
みをしていたのでは、昨年と同じような結果になるのは目に見えています。
実践講義マスターでは、平成20年度型の問題が出題されても対応できるように、
基礎(条文・判例)のみならず、応用力についてもお話ししていきます。
もっとも、憲法は択一式で5問(20点)、多肢選択式1問(8点)という出題割合です
から、学習する際には、常に費用対効果を考えなくてはなりません。
費用対効果
この意味からも、まずは、今までの過去問を緻密に分析して、試験委員がどういう
「視点」から問題を作成しているのかを掴むことが大切です。
「視点」
1からすべてを現場で考えることは不可能ですから、応用力といっても、ある程度
は事前に準備しておくことが可能です。
講義の中では、事前に準備しておくべき「視点」について、随時お話していきます
ので、受講生の皆さんは、この「視点」のストックを頭の中に入れてみてください。
試験委員は、高橋憲法で学ばれていますから、重要な「視点」については、高橋
教授の書かれた「立憲主義と日本国憲法」の中にきちんと書かれています。
「立憲主義と日本国憲法」
要するに、平成20年型の問題に対応するためには、頭の使い方を少し変えてみる
ことが大切なのではないでしょうか。
行政書士試験は、今までのような1問1答式(コマ切れ知識)の暗記型学習では、
だんだんと対応出来なくなってきています。
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このように、憲法は、費用対効果という点から、教える側にとっても厄介な科目に
なってしまいましたが、その分、教える側の真の「力量」が試されるのかもしれませ
んね。
2 復習のポイント
① 近代立憲主義の歴史
まずは、パワーポイント012で、立憲主義の歴史の全体構造を掴んだ上で、一般
知識の近現代史の流れとリンクさせてみてください。
小さな政府(国家からの自由:夜警国家)A・スミス
↓
大きな政府(国家による自由:福祉国家)ケインズ
↓
小さな政府
次に、パワーポイント013・014で、各時代の臣民(国民)と国家の支配の関係を、ざ
っくりと理解してみてください。
本試験にも出題されている「主権」(対外的に独立、対内的に最高)という概念は、
絶対主義の時代に生まれてきた概念です。
憲法は、歴史の学習をきちんと行っていくと、よく理解できる部分が数多くあります
ので、講義でも必要な限度において、歴史についても触れていくつもりです。
高橋憲法p63~67までは、講義では触れませんでしたが、今までの総復習の意味
で、一読して歴史の流れを掴んでおいてください。
② 近代立憲主義の内容
まずは、高橋憲法p19以下で、近代立憲主義の基本原理として、①自由の保障、
②法の支配、③権力分立の原理、④国民主権の原理という項目を押さえてみてく
ださい。
次に、パワーポイント015・016で、3つの自由について、特に、権力からの自由と権
力への自由について、自由権と社会権とリンクさせて理解してみてください。
パワーポイント016の「視点」は、問題9・問題20など、他資格試験ではよく出題され
ている「視点」ですので、行政書士試験でも要注意の「視点」です。
受講生の皆さんは、この「視点」をカード等に整理して、現場で考えるためのヒント
として頭の中に入れていってください。
②法の支配、③権力分立の原理、④国民主権の原理については、統治の最初で
お話していきますが、時間のある方は、事前に読んでおいてください。
行政書士試験の中で、憲法は抽象的な概念が多いため、最も難しい科目ですが、
この部分こそが、高橋教授の書かれている憲法の骨格(森)にあたります。
③ 人権総論
まずは、パワーポイント027で、3つの自由とリンクさせた人権の内容的分類を頭の
中に入れておいてください。
国務請求権の4つ、社会権の3つなど、条文知識の最も基本的な部分ですが、受
験生の皆さんは意外と出てこないのではないでしょうか。
次に、高橋憲法p75以下で、制度的保障について、ОHCに書いた図解も参考に
しながら、ざっくりと理解しておいてください。
パワーポイント028は、今年の本試験の予想問題です。
問われている内容は、単なる条文知識ですが、問われている「視点」が見えない方
にとってみれば、正解を導くのが困難な問題かもしれません。
受講生の皆さんは、この問題を素材にして、どのような学習をすれば正解を導くこ
とができるのかを少し考えてみてください。
皆さんなりに問題へのアプローチ法を考えることで、今後の憲法の学習の「視点」
が少し変わってくるはずです。
気づき
最後に、パワーポイント031で、判例のロジックについて、5つのブロックの位置づけ
をよく理解しておいてください。
次回以降、しばらくの間、カードを中心に憲法判例を検討していきますので、皆さん
の頭の中に、予め判例のフレームワークを作っておいてください。
高橋憲法には、各判例についての評釈やポイントなどが書かれていますので、講
義で指摘する部分を中心にカードのメモ欄に書き込みを行ってみてください。
憲法判例については、講義中にご紹介した芦部先生の『憲法判例を読む』も、是非
参考にしてみてください。口語的で、非常に読みやすいです。
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