商法 第4・5・6回(生きた会社法の視点) | リーダーズ式 合格コーチ 2025

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「アタマ」と「こころ」を元気にする経営を科学する!リーダーズ総合事務所・リーダーズ総合研究所代表(中小企業診断士・社会保険労務士・行政書士・産業カウンセラー・キャリアカウンセラー・メンタルヘルスマネジメント検定Ⅰ種・FP)コンセプトは人と人の「つながり」


プログレ流 合格コーチ 2009


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1 フォロー講義


講義では、第1回~6回目までのところで、会社法の「基本原理」と「視点」について、

詳細にお話していきました。


次回以降は、前回までに学習した会社法の「基本原理」と「視点」から、各制度につ

いて体系的に説明していきます。


受講生の皆さんも、まずは、「森」に当たる部分をもう一度よく「理解」して、中学生

位にきちんと説明できるようにしてみてください。


森から木、木から枝、枝から葉へ


民法は、売主・買主という当事者の視点に立って事例を考えていったため、各制度

がイメージしやすく、よく理解出来たのではないでしょうか。


会社法も、①経営者、②株主、③会社債権者というように、会社をめぐる当事者の

視点に立って考えることができれば、理解できるようになるはずです。


したがって、会社法をよく理解する上でも、まずは、①②③の各当事者が、会社に

対して、どういう利害を持っているのかをしっかりと理解してみてください。


この点でヒントになるのは、法律の視点ではなく、会計(計算)や財務(資金調達)

の視点だと思います。


「生きた会社法」の視点


昨年度の商法(会社法)の出題は、この視点から、5問中3問出題されています。


ちなみに、「生きた会社法」を学ぶことができる会社法のテキストと言えば、岸田

教授の「ゼミナール会社法入門」が有名です。


合格後、会社設立業務など、対法人ビジネスを考えている方は、合格後にでも、

是非、読んでみてください。


プログレ流 合格コーチ 2009


最近の企業の倒産は、銀行からの借入金が返済(リファイナンス)できないため、

民事再生法や会社更生法の申請をするケースが多くなっています。


ヒト・モノ・カネ


会社にとっては、どれだけカネ(資金)を上手に調達することができるか、すなわち、

財務(ファイナンス)戦略がとても重要になってくるように思います。


まさに、会社が生き残るための視点ですね。


2 復習のポイント


① 株式会社の特質


まずは、パワーポイント033、現代会社法入門p48以下で、株式のイメージとそこか

ら派生する原則について理解してみてください。


株式会社では、どうして「株式」という制度を採用したのか?


この部分が、株式会社の本質(特質)ですから、株主の視点から、よく理解してみ

てください。


次に、パワーポイント034~039、現代会社法入門p20以下で、間接有限責任と直接

無限責任について、誰かに説明できるくらいにまで理解してみてください。


株式と間接有限責任は、会社法の二大特質ですから、これから学習していく多くの

テーマも、この二つの特質から説明することができると思います。


最後に、カード068で、各会社の特徴をざっくりと確認しておいてください。


詳しくは、この後の講義(持分会社)で説明していきます。


② 設立(1)


まずは、パワーポイント046・047で、設立の流れを、発起設立と募集設立とに分け

てしっかりと整理・記憶してみてください。


会社法の規定の多くは、手続きのプロセスに関する規定ですので、まずは、細かい

知識を記憶するのではなく、全体構造(体系)を掴んでいくことが大切です。


次に、カード003で、絶対的記載事項として何を記載しなければならないのかを旧商

法との対比で、整理・記憶してみてください。


本試験では、改正によって変わった点が出題されるはずですから、改正点を中心に

しっかりと復習しておいてください。


最後に、カード004、現代会社法入門p31以下で、変態設立事項について、それぞれ

の意味と内容をもう一度確認しておいてください。


③ 設立(2)


まずは、カード006で、会社設立に関する責任を、①主体、②会社が成立した場合と

不成立の場合に分けて、知識を整理しておいてください。


会社が成立した場合に、発起人等が負う責任は、①会社に対する責任と、②第三者

に対する責任があります。


この点は、役員等が負う責任と共通していますので、次回以降学習する役員等の責

任とリンクしながら、知識を整理してみてください。


会社法の学習をする際には、制度と制度を横に比較すると、効率的に学習すること

ができるテーマが数多くあります。


重要なテーマについては、プログレカード(整理)に入れてありますので、比較の視点

から、知識を整理してみてください。


次に、パワーポイント050・カード008で、会社の組織に関する訴えについて、要件と効

果の視点から、知識を整理しておいてください。


会社の組織に関する訴えは、平成18年度に出題されていますが、肢の一つとして入

ってくることも考えられますので、注意しておいてください。


設立については、他資格セレクト過去問を5問掲載していますので、出題のツボととも

に、よく問われている知識を中心に基本書を再読してみてください。


~今後の講座説明会~


① 6月7日(日) 14:00~15:30 大阪梅田校


本試験問題が「サクサク」解ける頭の使い方とは?
~プログレゼミ・プログレ小教室のススメ!~


説明会の詳細につきましては

   ↓こちらから

http://www.itojuku.co.jp/08gyosei/setsumei/13153.html


「プログレ小教室」(全24時間)は、


(1)プログレカード

(2)パワーポイント図解集

(3)他資格セレクト過去問集(全350問程度)

(4)記述式オリジナル問題集(民法・行政法50問程度)


を使用して、インプットが終了した方を対象に「問題の解き方」

や「問題へのアプローチ法」を伝授すると同時に、「出題予想」

の視点から、知識を「整理」していく「新機軸」の講座です。


「プログレ流」のキーワードは、


①グルーピング

②抽象化(出題のツボ)

③構造化(体系化)です。


プログレゼミのインターネット版講座ですので、定員に関係なく、

どなたでも受講可能な講座となります。


詳細につきましては、6月7日の説明会にお越しください。


② 6月7日(日) 16:00~17:00 大阪梅田校


プログレゼミを体験してみよう!
~プログレ流・問題アプローチ法の真髄~




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