民法条文判例講義 第1・2・3回 | リーダーズ式 合格コーチ 2025

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「アタマ」と「こころ」を元気にする経営を科学する!リーダーズ総合事務所・リーダーズ総合研究所代表(中小企業診断士・社会保険労務士・行政書士・産業カウンセラー・キャリアカウンセラー・メンタルヘルスマネジメント検定Ⅰ種・FP)コンセプトは人と人の「つながり」



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7月30日より、民法条文判例講義が開講しました。


講義の冒頭でもお話したように、条文判例講義シリーズのコンセプトは、本試験で

合格点を取るためには何をすべきかという点にあります。


この点は、再受験生・中上級者であろうが、初学者であろうが、独学の方であろうが

変わりはありません。


特に、民法・行政法は、法令科目全体(244点)のうち、両者合せて77%(188点)

を占めますから、この2科目の出来・不出来が直接合否に結びつきます。


民法は、択一式の他に、記述式2問(40点)が出題されますから、民法である程度

の点数が取れないと、合格はかなり厳しくなってしまいます。


では、民法において、合格点を取るためには何をすればいいのか?


講義の中で、行政書士試験の過去問を検討したように、本試験では、択一式・記述

式を通じて、条文の「要件・効果」及びそれに関連する「判例」が問われています。


したがって、民法で合格点を取るためには、まずは、きちんと「要件・効果」を整理し

て頭の中に入れておくことが必要です。


記述式では、毎年、「要件」を聞いているわけですから、きちんと「要件」を記憶して

いないと、記述式で得点することは物理的に不可能です。


民法の学習で最も重要な「要件・効果」は、条文の中に書かれています。


したがって、民法で合格点を取るためには、結局は、日頃の学習の中で、きちんと

条文を引いているか否かが勝負の分かれ目となってきます。


プログレカードには、条文の「要件・効果」を整理した「基礎」カードを中心に入れて

あります。


まずは、「基礎」カードで、条文を引きながら、しっかりと、「要件・効果」を整理して

みてください。


本試験では、一つの問題で、色々な制度を問う総合的な問題が数多く出題されて

いますので、日頃の学習においても、「ヨコ」の視点を持つことが大切です。


「ヨコ」の視点とは、制度と制度を比較したり、制度と制度をリンクさせてグルーピン

グしたりするという視点です。


特に、初学者の方や独学の方は、通常は、テキストの順番に、一つずつ制度を学

習していくという「タテ」の学習しか行っていないと思います。


「タテ」の学習だけだと、本試験にも、実務にも対応できませんので、是非とも、「ヨ

コ」の視点も学習の中に取り入れてほしいと思います。


条文判例講義シリーズは、民法15時間、行政法9時間という短い講義時間ですが、

なるべく、この「ヨコ」の視点を取り入れていくつもりです。


例えば、「損害賠償」というキーワードが出てきた場合、皆さんは、どの「条文」、あ

るいは、どの「プログレカード」を検索しますか?


例えば、「付従性」というキーワードが出てきた場合、皆さんは、どの「条文」、ある

いは、どの「プログレカード」を検索しますか?


例えば、「特定物」というキーワードが出てきた場合、皆さんは、どの「条文」、ある

いは、どの「プログレカード」を検索しますか?


「ヨコ」の視点を取り入れることで、今までバラバラの「点」であった知識が、「線」と

なり、やがて「面」へと変わっていくはずです。


「点」→「線」→「面」


条文判例講義シリーズの隠れたコンセプトでもあります。


実は、民法は、「点」→「線」→「面」といように、制度と制度のつながりがわかってく

ると、急に面白くなってくる科目です。


今までバラバラだった知識がつながってくる感覚は、何とも表現しがたい不思議な

感覚(目から鱗)です。


この面白さがわかる前に、民法の学習、ひいては行政書士試験の学習をやめてし

まう方が多いのは、とても残念なことです。


プログレ実践講義民法(48時間)では、この「点」→「線」→「面」に重点を置いた体

系的かつ民法の本質を捉えた講義を行っています。


本試験までまだ時間はありますから、民法が見えてこないという方は、是非、単科

受講を検討してみてください。


きっと、今までの民法のイメージが変わるはずです(合格者談)。


昨年度のプログレ出身者の合格体験記はこちらから

   ↓

http://www.itojuku.co.jp/14voice/2007gyoseishoshi/11753.html


条文判例講義シリーズ講義では、インプットとアウトプット(択一式・記述式)をリン

クさせて、講義を「立体的」に行っていきます。


初回は、ウォーミングアップを兼ねていましたが、次回からは、本格的に講義

を進めていきますので、なるべく事前に問題を解いて講義に臨んでみてくださ

い。



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