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1 フォロー講義
実践講義16・17・18回目は、個人情報保護法・環境問題を中心に講義を進めてい
きました。
実践講義は、トータルで126時間ありますが、一般知識が終了した時点で、全体
の3分の2(84時間)が終了しました。
実践講義も残すところ、公法系、すなわち、憲法(18時間)・行政法(24時間)の
42時間となります。
プログレでは、一般知識→憲法→行政法を、広義の公法系と位置付けて、カリキュ
ラムを構成しています。
憲法・行政法ともに、近現代史の流れという視点が重要になりますが、受講生の皆
さんは、一般知識において、この近現代史の流れをすでに学習したことになります。
これから学習する憲法・行政法は、事例のあてはめという応用力が試される民法と
は異なり、知識優位型の科目です。
知識優位型の科目は、知識を何の関連もなくバラバラと頭の中に入れてしまうと、
結局は、得点に結びつかない科目です。
憲法を苦手としている方はあまりいないと思いますので、実践講義では、時間軸を
中心に、なるべく行政法とリンクさせた効率的な講義を行っていきます。
受講生の皆さんは、一般知識→憲法→行政法という広義の公法という位置づけの
中で、憲法・行政法の学習を進めてほしいと思います。
2 復習のポイント
① 個人情報保護法制(Chapter11)
まずは、カード066で、個人情報保護制度の歴史の流れについて、ざっくりと知識
を整理してみてください。
行政書士試験の問題は、大学の研究者が作成しますから、細かい知識を問うより
も、抽象的な問題や歴史の流れを問う問題を好みます。
個人情報保護法の制定の経緯等も含めて、個人情報保護法をめぐる総論的な問
題についても理解しておいてください。
今年は、講義の中では使用しませんでしたが、時間的に余裕のある方は、個人情
報保護士試験の公式テキストに目を通してみるのもいいかと思います。
② 個人情報保護法(Chapter11)
まずは、パワーポイント088・個人情報保護法の目次で、法律の全体構造につい
て、ざっくりと掴んでみてください。
新しい法律を学習するときには、いきなり細かい条文から学習するのではなく、目
次を利用して、まずは、当該法律の全体構造を把握することが大切です。
法律科目の学習のコツは、どの科目でも、森から木、木から枝、枝から葉というよう
に、大きな視点から全体構造を押さえるということです。
個人情報保護法についても、パワーポイントの円やツリーを頭の中に作って、大き
な視点から、知識をしっかりと整理してみてください。
次に、パワーポイント092で、個人情報保護法の「客体」と個人情報取扱事業者の
「義務」の対応関係を掴んでみてください。
個人情報保護法は、「定義」と「義務」を中心に出題がなされていますので、カード
・ガイドラインで、ポイントを押さえておいてください。
また、カード082・083で、個人情報保護法・行政機関個人情報保護法・情報公開
法の3法について、相違点を中心に条文を確認してみてください。
3法の条文比較については、行政法条文判例講座の中で行っていく予定です。
最後に、カード079・080で、個人情報保護法以外のセキュリティ関連法について、
ポイントを中心に知識を整理しておいてください。
個人情報保護法は、あまり難しい問題は出題されていませんので、最後は、オリジ
ナル問題で知識を確認しておけば十分ではないかと思います。
③ 環境問題(Chapter12)
まずは、カード083以下で、国内と国外(世界)とに分けて、環境問題とその対策に
ついて、知識を整理しておいてください。
昨年は、国内の環境対策の歴史について、直球で出題されていますので、次は、
地球環境問題が危ないと思います。
地球環境の問題は、純粋な知識問題が中心ですので、新聞やニュースなど、環境
問題のテーマの記事には目を通すようにしてみてください。
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