実践講義 一般知識 第7・8・9回 | リーダーズ式 合格コーチ 2025

リーダーズ式 合格コーチ 2025

「アタマ」と「こころ」を元気にする経営を科学する!リーダーズ総合事務所・リーダーズ総合研究所代表(中小企業診断士・社会保険労務士・行政書士・産業カウンセラー・キャリアカウンセラー・メンタルヘルスマネジメント検定Ⅰ種・FP)コンセプトは人と人の「つながり」



人気blogランキングへ  ← ポチッと1回クリックをお願いします。



1 フォロー講義


実践講義7・8・9回目は、ケインズ経済学、財政、金融政策を中心に講義を進めて

いきました。


プログレ一般知識も、時間数(全18時間)で言うと、ちょうど半分(9時間)の折り返

し地点を過ぎました。


受講生の皆さんは、講義中に過去問を随時参照しながら、講義を進めている理由

がよくわかってきた時期ではないかと思います。


一般知識(政治・経済・社会)は、平成12年以降、「行政学」と「財政学」を専門も研

究されている大学教授が問題を作成しています。


したがって、一般知識の出題は、過去問に出題されたテーマをリメイクした問題が

数多く出題されています。


一般知識の学習は、「1に過去問、2に過去問、3、4がなくて、5に過去問」と言わ

れる所以です。


(ちなみに、法律科目の学習は、「1に条文、2に条文、3、4がなくて、5に条文」と

言われています。)


もっとも、過去問のリメイクと言っても、問題は進化していますから、過去問そのま

まではなく、必ずプラスαの部分が問われています。


したがって、一般知識で得点を稼ぐためには、まずは、過去問レベルの知識につ

いては、最低限マスターしていることが前提となってきます。


受講生の皆さんは、まずは、過去問レベルの知識について、プログレカードを中心

に知識をきちんと整理しておいてください。


その上で、プラスαの部分の知識を加えていけば、一般知識については、ほとん

ど学習しなくても、高得点が取れるのではないでしょうか。


一般知識は、過去問を離れたり、無視した学習をしてしまうと、学習範囲が広がり

過ぎて、あれもこれもというように、だんだんと収拾がつかなくなってしまいます。


その意味でも、受講生の皆さんには、「過去問構造化マップ」というフレームワー

クを有効に活用してほしいと思っています。



2 復習のポイント


① ケインズ経済学(Chapter7)


まずは、パワーポイント041で、世界大恐慌に対する、古典派とケインズ経済学

との対応の違いを理解してみてください。


古典派の理論によれば、超過供給の場合、価格を下げれば超過供給は解消さ

れるとことになりますが、現実的には、価格の下方硬直性が問題となってきます。


次に、資料政経p256以下で、ケインズ経済学について、文字ベースで確認する

とともに、ケインズ経済学の問題点についても、理解しておいてください。


次回は、反ケインズ主義の台頭についてみていきますので、該当箇所をざっくり

と読んでおいてください。


講座の中では、資料政経は、各テーマの基本事項の確認のために使用して、本

試験レベルの知識の整理は、プログレカード、オリジナル問題等で行っていきます。


プログレは、再受験生・中上級者向けの講座ですから、基本事項については、あ

る程度理解、あるいは、予習されていることを前提に講義を進めていきます。


もし、基本事項について不安のある方は、初学者向けの講座等のテキストを参考

にしていただければと思います。


② 財政(Chapter7)


まずは、カード023で、財政の機能について、累進課税制度や社会保障制度をキ

ーワードにして、ざっくりと知識を確認してみてください。


第2に、カード024で、統一性の原則(予算単一主義の原則)に焦点をあてて、特

定財源と特別会計について、カードで知識を整理してみてください。


特別会計については、出題が予想されるテーマですので、オリジナル資料やオリ

ジナル問題を参照にしながら、出題のツボを押さえておいてください。


パワーポイント047は、旧道路整備特別会計の資金の流れをあらわした図解です

が、若干説明不足の点もありましたので、簡単に補足しておきます。


パワーポイント047において、問題となるのは、道路特定財源である揮発油税(ガ

ソリン税)が、一般会計を経由しないで、直接に特別会計に直入している点です。


揮発油税の4分の3と石油ガス税(特定財源)は、一度は一般会計の歳入に計上

され、一般会計の歳出を経て特別会計の歳入になっています。


国民にとって税負担がどの程度なのかは、一般会計をみることでわかるようにして

おく必要がありますが、上記の直入分は、このような原則を逸脱していることになり

ます。


この点は、試験的には、直接問われることはないと思いますので、まずは、カード

レベルの知識をしっかりと押さえておいてください。


特別会計につきましては、以下のHPが参考になりますので、時間に余裕のある方

は、参照してみてください。

   ↓ 財務省のHPです。

http://www.mof.go.jp/jouhou/syukei/tokkai1804.htm


第3に、カード025で、予算の内容について、会計年度独立の原則と単年度主義

の原則の例外という視点から、知識を整理しておいてください。


第4に、パワーポイント045で、予算編成サイクルについて、憲法と財政法の規定

を参照しながら、ざっくりと流れを掴んでおいてください。


財政については、平成16年度の出題の他、財政法からの出題が多くなっています

ので、直前期には、もう一度、財政法の条文を確認しておいてください。


第5に、カード028で、国債について、財政法4条(建設国債の原則)、5条(市中

消化の原則)について知識を整理しておいてください。


国債につきましては、以下のHPが参考になりますので、時間に余裕のある方は、

参照してみてください。

   ↓ 財務省のHPです。

http://www.mof.go.jp/jgb.htm


最後に、カード030で、決算の視点から、会計検査院について、憲法の条文も参

照にしながら、知識を整理しておいてください。


お時間のある方は、会計法の条文もざっくりと見ておけば、対策として万全ではな

いかと思います。


③ 金融政策(Chapter7)


まずは、パワーポイント049、カード031・032で、日銀の業務と金融政策について、

公開市場操作を中心にして知識を整理してみてください。


次に、オリジナル問題39、OHCの図解を参考に、ゼロ金利政策と量的緩和につ

いて、大枠を理解しておいてください。


金融については、平成13・平成17年度以降出題されていませんので、出題サイ

クル的には、そろそろ出題されてもいいような気がします。


3つの金融政策のうち、公開市場操作が色々と問題を作りやすいので、買いオペ

・売りオペについては、仕組みをしっかりと理解しておいてください。



3 憲法・行政法とのリンク


① 高橋憲法 p300~301、p310~314


人気blogランキングへ  ← ポチッと1回クリックをお願いします。