実践講義 行政法 第23・24 | リーダーズ式 合格コーチ 2025

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「アタマ」と「こころ」を元気にする経営を科学する!リーダーズ総合事務所・リーダーズ総合研究所代表(中小企業診断士・社会保険労務士・行政書士・産業カウンセラー・キャリアカウンセラー・メンタルヘルスマネジメント検定Ⅰ種・FP)コンセプトは人と人の「つながり」



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1 フォロー講義


第23・24回目は、地方自治法(地方公共団体の種類・組織・事務・国と地方公共

団体との関係・住民の参政制度)を中心に講義を進めていきました。


今回で、実践講義はすべて終了です。プログレは、残すところブリッジ答練(行

政法④)1回となりました。


本科生の方は、「7か月というのはあっという間に過ぎます」という、実践講義の最

初にお話した言葉を覚えているでしょうか。


この7か月、合格コーチが一貫して実践してきたことは、「森から木、木から枝、

枝から葉」という、「体系的」かつ「骨太な講義」です。


行政書士試験の受験業界の中では使用することがない大学教授の執筆した基本

書を使用して講義を行ってきたのも、このためです。


受講生の皆さんも、「森から木、木から枝、枝から葉」という視点を忘れずに、常に、

その知識の「住所」を考えながら、復習を進めてみてください。


これから、本試験までの1か月は、プログレで学習した内容を、プログレカード・パ

ワーポイント図解集、条文等を使用して、より確実に定着化させることが大切です。


民法では、要件と効果、行政法では、制度と制度の比較及び条文等を中心に、知

識を整理・集約していってほしいと思います。


この時期は、公開模試等を何回も受けるくらいなら、カード・条文・基本書等を何回

も見直している方がいいのではないかと思います。


公開模試等は、あくまでも本試験のシュミレーションであることを忘れないでください。



2 復習のポイント


① 地方自治法(種類)


まずは、カード128~131で、地方公共団体の種類を整理した上で、改正のあった

中核市について、指定都市や特例市との比較の視点で知識を整理しておいてくだ

さい。


地方自治法は、パワーポイント092で検討したように、本試験で出題されるテーマ

がほぼ決まっています。


したがって、講義では検討しなかった過去問も含めて、過去問研究は必ず行って

みてください。


過去問研究をすると、同じテーマの問題が何年かのサイクルで出題されているこ

とがわかるはずです。


② 地方自治法(組織)


まずは、パワーポイント097で、地方公共団体の統治モデルの全体構造を掴んだ

上で、議会、長、長と議会との関係の順で知識を整理してみてください。


地方自治法は、細かい知識を問う問題よりも、基本書に書いてあるような基本的

な知識を問う問題の方が多いかもしれません。


本試験でも、正誤の判断のつかないような細かい知識に惑わされないように、各

選択肢に「?」や「△」を冷静につけられるようにしてみてください。


議会、長、議会と長の関係は、改正点が多く、昨年は出題されていないことから、

重要条文も含めてよく整理しておいてください。


③ 地方自治法(事務等)


まずは、カード145で、自治事務と法定受託事務との区分について、機関委任事務

と関連させて知識を整理しておいてください。


自治事務と法定受託事務の区分については、昨年、直球で出題されていますが、

なお重要なテーマだと思います。


次に、国と地方公共団体の関係について、カード148・149・150で知識を整理してお

いてください。


国地方係争処理委員会と自治紛争処理委員については、比較の視点で相違点を

中心に知識を整理しておいてください。


最後に、住民の参政制度については、昨年、直接請求と住民監査請求・住民訴訟

が、直球で出題されていますが、最低限の知識はカードで確認しておいてください。