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1 フォロー講義
第15・16回目は、情報公開法、行政救済法総論、行政不服審査法(不服申立ての
要件)を中心に講義を進めていきました。
9月に入り、本試験まで、あと2カ月余り、実践講義も残すところ8回となりました。
資格試験は、直前の1か月前の学習が合否に大きく影響してきますので、受講生
の皆さんは、そろそろ「直前1か月前プログラム」のリストアップを行ってほしいと
思っています。
やるべきことは数多くあるかもしれませんが、すべてを行うのは不可能ですから、
皆さんの苦手・弱点科目と本試験での出題割合を検討して必ず優先順位をつけ
ておいてください。
この直前1か月前プログラムで重要となってくるのは、あくまでも「知識の定着化」
であり、予想問題や公開模試等の問題を数多く解くことではないと思います。
基本的には、約8か月の間に色々と知識を「集約・一元化」した「プログレカード」
と「条文」を何回も何回も繰り返して見直す作業になると思います。
昨年の合格者の「プログレカード」を見させていただきましたが、ラインマーク・書
き込み・メモ・印・付箋等、やはりものすごい「知識の集約・一元化」をされていま
す。
合格・不合格の大きな分岐点は、実はこういう地道な作業(知識の集約・一元化、
定着化)をきちんと行っているかどうかなのだと思います。
この時期は、問題を数多く解けば解くほど、知識が拡散して、試験で最も重要な
「知識の定着化」が図れない危険があります。
公開模試(60問模試)は、あくまでも本試験のシュミレーションですから、1・2回
受験すれば十分ではないかと思います。
2 復習のポイント
① 情報公開法
まずは、パワーポイント061で、開示請求の手続の流れを頭に入れながら、開示
情報と不開示情報について、原則→例外→例外の例外の順で知識を整理して
みてください。
情報公開法5条~8条関連の問題は、平成16年度に直球で出題されていますの
で、まずは、過去問をしっかりと復習しておいてください。
情報公開法は、講義でもお話ししたとおり、平成13年以降同じテーマが出題され
ていませんので、未出題のテーマを重点的に学習してみてください。
② 行政救済法(総論)
まずは、パワーポイント062で、行政救済法(行政不服審査法・行政事件訴訟法・
国家賠償法・損失補償法)の全体構造(フレームワーク)を頭に入れてみてくださ
い。
次に、パワーポイント066、カード071・072で、不服申立てと取消訴訟の「関係」に
ついて知識を整理しておいてください。
昨年の本試験では、このようにある制度とある制度のヨコの「関係」が問われて
いる問題が半数近くありました。
行政法を学習する上で最も重要なことは、細かい知識を覚えることではなく、ま
ずは、行政法の「全体構造」(フレームワーク)と「関係」をしっかりと押さえること
だと思います。
「森から木、木から枝、枝から葉」という「骨太の学習」を行ってみてください。
③ 行政不服審査法(不服申立ての要件)
まずは、カード074で、不服申立ての要件(5つ)と効果(決定・裁決)のフレーム
ワークをしっかりと頭に入れてみてください。
要件→効果という発想は、行政事件訴訟法でも、民法・商法等の学習でも共通
ですし、知識を整理する際には有効なツールになってきます。
昨年の記述式は、3問ともに「要件」「効果」を問う問題でしたので、日頃から、
「要件」「効果」の視点から法律を学習していると、択一式のみならず、記述式に
も強くなります。
次に、パワーポイント065で、不服申立ての要件の中でも最も重要な「異議申立
てと審査請求の関係」について、問題33とともに知識を整理しておいてください。
最後に、櫻井・橋本「行政法」は、行政不服審査法は非常にコンパクトにまとまっ
ていますので、条文とともに、必ず一読しておいてください。
