昨年に続き、試乗したクルマ、日産サクラがCOTY獲得したので簡単な感想などを投稿します。
こちらがサクラ試乗記
サクラは我ながら微妙な評価をしてるなあ、
と読み直すとそう思います。
軽自動車の枠で見れば、確かによく出来てます。
道や駐車場が狭い地域(私もですが)で性能・品位の高いクルマを求めていれば、有力な選択肢になるに違いありません。
特に昨今では「小さい高級車」的なものが、国産輸入問わず本当に少なくなりましたから。(かつて小さいとされていたブランド、ミニやチンクェチェントが肥大化しているように)
ただし価格を気にしなければ。
サクラ初試乗の記事で書いている通り、中間グレードですら車体で250万、総額300万円を優に超えてくるのですから、ICE車で言えばヴェゼルやクロストレック、日産で言えばそれこそ昨年の受賞車オーラがガチで同じ価格帯なんですよ。
軽自動車と言う枠ではなく、価格縛りで比較した時、全く異なる評価になるとしたら、まだまだそれは絶対評価ではなくていわば「伸びしろ」に対する評価に過ぎないのでは。
(会社で言うとベテランの中途入社社員と新卒社員で、新卒がそこそこの成果を出したらいきなり社長賞をもらった感じ?ちょっと違うか。)
繰り返しになりますが、
サクラは総じて良い車だとは思います。
電気自動車(BEV)の普及を推進する尖兵としてはうってつけで、だからこそCOTYに選ばれたのも道理でしょう。
しかし(実は今回に限らず今までのCOTY受賞車の多くにも言えるのですが)、必ずしも万人に薦められる車ではないと、受賞を知った後でも変わらず思うのです。
これがおそらく本年最後の投稿です。
雑多で独善な内容で、しかもたまにしか投稿していませんが、訪問して丁寧なコメントを残していただける皆様には感謝しかありません。
年始には恒例の干支文字もスタンバっていますので、そちらもよろしくお願いいたします。