子供の社会科発表に「かこつけて」税金の不満を思いっきりぶつけてみた | のぉーぶるのクルマとグルメとホームシアター

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子供が社会科の授業で「税金について」調べて発表しなさいということだったので、、、

入れ知恵してこんな発表をさせてしまいました。
普段の不満が思いっきり反映されています。。。

以下、発表原稿ほぼそのまんま。

#画像とサムネイルはイメージです




「自動車にかけられる税金」

自動車に関する税金を調べてみました。すると驚くほどたくさんの税金がかけられていることがわかりました。

一、自動車税
自動車税は排気量に応じて課税され、一番高いのは排気量6000cc以上の車で11万1000円。これを毎年支払います。    
また、13年以上経過した古い車は増税され、約15%高くなります。つまり6000cc以上の古い車は、年間12万7600円になります。

二、自動車重量税
軽自動車は一律で年あたり3300円。軽自動車以外は重量に応じて増えます。0.5トンあたり4500円なので、2トンの車だと年あたり16400円です。
これも古い車は増税されます。13年以上経過すると0.5トンあたり5700円。さらに18年以上経過すると6300円にまで上がります。

三、環境性能割
「割」という名称ですが、しっかり徴税されます。燃費基準等で決められる環境性能を基準にして、最大3%の課税がされます。

四、消費税
そしておなじみの消費税が車を買う時にもかかります。税率は同じ10%ですが、車は単価が高いのでとても高額です。500万円の車だと消費税だけで50万にもなります。

私がここまで調べてみて気になったのは、古い車に対する税金のかけ方です。
車は手入れを怠ると調子を崩してしまいます。ですから古い車はそれだけ大切に手入れをされて思い出もたくさんあるに違いありません。
でもこの税金のかけ方は、そうした思い出や大切に使ってきた人の気持ちを否定しているように見えます。

普通の物なら大切に長く使えば褒められます。まだ使えるものを捨てて買い替えると「もったいない」「環境に悪い」と言われます。それなのに、なぜ車だけは逆なのでしょうか。

ここで理由とされているのが「古い車は燃費が悪いから、新しくて燃費の良い車に買替を促進するため」と言うようなことです。でも調べてみるとどうもおかしいのです。燃費が良いかどうかだけであれば、大きなミニバンなどはもっと税金が高くても良いはずです。でも現実はそれらの大きくてどう見ても環境に悪そうな車のほうが、古い小型車よりも税金が安いことがあるのです。

一方、他の国について調べてみると、古い車に対する税金の考え方は様々でした。例えば英国では古い車は減税されます。1973年以前のクラシックカーでは排気量に関係なく非課税なので、思い出がたくさん詰まった車が、普通の家庭であってもずっと持っていられるのだそうです。

日本でもそういった思い入れのある車が、気持ちさえあれば普通に持っていられるようになると良いな、と思います。