おはようございます。
ノックノックスのヤストミです。
今日は七夕ですね。
早いもので「人魚姫」の千穐楽から一週間が経ってしまいました。
私は次回出演作の稽古がはじまったり、暫く妻に任せっきりにしていた育児を張り切ってみたり、本番中とは違った日常が少しづつ帰ってきました。
とは言え、やはり濃密な時間であった「人魚姫」の思い出はまだまだ消えるものではありません。
今日はホームページに先行して、ちょっとだけ舞台写真をお見せします。
ものがたりは少年とおばあさんからはじまります。
やばい!お母ちゃんだ!このわざとらしいシーンは私のお気に入りです。
厳しいけど優しいお母ちゃん。公私ともにみんなの頼れるお母ちゃんでした。
とても人気の高かったこの三名。悪者すぎない悪者っていうのはいいもんです。
舞台を支えて、そして盛り上げてくれた楽隊のみんな。くららさんのファンが増えたみたいで嬉しいです。
アレキサンダーとガブリエルの可愛さは舞台上だともっと凄いんでしょうね。アレッタとのコンビは最高です。
マリーナを助け出すシーンは1幕一番の盛り上がりです。心踊った方も多いのでは?アフターライブでも「魔法をかけて」は盛り上がりました。
マリーナの登場シーン。息を呑むほど美しいのに、アレキサンダーのつぶやきのせいで会場が毎回笑いに包まれました。大好きなシーンです。
2幕は少年の「ひとりあそび」からスタート。砂と遊ぶ少年が印象的でした。
このシーンは俳優のアドリブから生まれました。お茶目なマリーナ。それはないだろ?が成立する優しい世界。それがカントワールなのです。
こだわりのシーン。わざわざこのために楽曲も用意しました。後半へのストーリーテリングとともに、ちょっと一息入れるポイントです。
誰よりも愛が深いゆえに悲しむことになるマリーナ。ものがたりは終わりへと進んでいきます。
泣けるんだけど笑いたい、を目指すわたしが「人魚姫」を書く前からやると決めていたのがこのシーン。思い描いた通りに立ち上がって本当に嬉しいです。大好きな場面です。
おいらたちが、マリーナを守るから。少年と一緒にバトンを繋いでいきたいですね。
次からの数回は「人魚姫」のエピローグといいますか、後日談を書いていきたいと思います。
もし宜しければ、もう暫くお付き合いください。