鳴 | 心から

心から

その日その時に感じたままを、筆に託して表現してみます。
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容赦なく降った雨が上がった。

 

次第に雲が切れ日差しが注ぐ。

 

 

 

 

ただ側溝の水音は何時もに増して大きく聞こえ、

 

昨夜の雨量の多さを実感した。

 

 

 

 

 

皆様いかがでしょうか、無事に雨は通り過ぎましたか。

 

目の前の信じられない光景に、まだ立ち尽くしていらっしゃる方もおみえかと…

 

毎年のようにこの時期には水の怖さを思い知ります。

 

我々の想像を遥かに超える自然の大きさを改めて思い知ります。

 

 

そんな気持ちをかき消すように、

 

今日は早くも蝉の鳴き声。

 

賑やかに、やかましく蝉の声が聞こえてくる。

 

 

「鳴」。

 

「口」+「鳥」の会意文字で、

 

鳥が口で音を出してその存在を告げること。

 

なく・鳥がなく・鳥や獣のなき声・物が音を出す・なる・ならす等の意。

 

 

 

 

 

この木の何処かに居るはずなんだけど…

 

姿は見せずにその鳴く声だけで、蝉は梅雨明け近しと教えてくれる。

 

 

さて、昨日の母のデイサービス持ち帰り品は、

 

 

 

 

朝顔にも雨が降り注いでいた。

 

一緒に持ち帰ったコマも、すぐにひ孫たちの餌食となって

 

あちこち潰れたり外れたり。

 

そんなことにも気もないのか、母は知らん顔して直ぐベッドに横になった。

 

…ちょっと体力落ちてるなぁ。