2024春アニメ 6月21日視聴分 | アニメ視聴日記

アニメ視聴日記

日々視聴しているアニメについてあれこれ

2024年春アニメのうち、6月20日深夜に録画して6月21日に視聴した作品は以下の2タイトルでした。

 

 

花野井くんと恋の病

最終話、第12話を観ました。

今回で最終話となりましたが、原作の物語は続きがあるようです。しかし今回は2期の告知は無く、綺麗に締めて終わり、最後にエンドカードが出て「ご視聴ありがとうございました」という挨拶もありましたから、アニメ作品としては綺麗に完結したと思っていいでしょう。まだまだ話を膨らませる要素は残っていますが、ひとまず綺麗に終わっており、描写が足りないと思える要素は無かったと思いますから、良い終わり方だったと思います。最初は恋を知らなかったほたるが恋を楽しめるようになって、そのほたるが恋を避けるようになったきっかけとなった事件で初恋を失っていた花野井くんが、ほたるが恋を知ろうと思ったことによって初恋を叶えることが出来たという纏め方は綺麗だったと思います。最初は単に付き合った相手を特別視しようとする愛が重いヤツに見えた花野井くんが実はほたるのことをずっと特別な相手だと想っていたという描き方は良かった。

今回は前回初めてキスしたほたると花野井くんがその後一緒に下校しますが、その途中で駅で電車を待っている間にほたるが居眠りしてしまい、その肩を抱きながら花野井くんが小学生の頃のほたるとの思い出を回想します。小6の時にほたるの居た小学校の転校してきた花野井くんは目立たない地味な男子で、両親の愛情が乏しかったために「自分だけの運命の相手」を作りたいと漠然と思っていた。そんな頃に落とし物を拾ったもらったことがきっかけでほたるのことを知るようになり、ちょっと意識するようになり、観察しているうちに、ほたるが普通に良い子で、それは簡単になれるものではないのだと思い好きになっていった。

そんな中、卒業式が近づいてきて「卒業後も仲良くしてほしい相手」に3人カードを交換するようにと言われて、友達のいない花野井くんが困っていたところ、いつも近くに居た花野井くんのことうぉたるが気付いてカードを交換しようと言ってきた。しかし花野井くんは慌ててしまい返事を保留にして、名前も間違って名乗ってしまい、ほたるには「佐々木」だと勘違いされてしまった。

しかし、その後、ほたるみたいな子が自分の「運命の相手」になってくれたら嬉しいと思い、カードを渡そうかと迷った花野井くんだったが、ほたるが八尾くんと抱き合っていたのを見て諦める。この時は実は八尾くんは愛犬の手術で心細くてほたるに縋っていただけだったのだが、花野井くんはそんなことは知らず、ほたるが八尾くんと付き合っているのだと勘違いした。だが卒業式前に思い直してカードを渡そうと思って放課後にほたるの教室に行ったところ、同じく八尾くんの件を勘違いしたのんちゃんにほたるが髪を切られる現場に出くわしてしまい、ほたるが泣いていたのに自分は何も出来ず逃げてしまったということで花野井くんは自己嫌悪に陥って、自分がほたるを好きになる資格など無かったのだと思った。

しかし、その後、高校でほたるに再会して話しかけてもらい、それで花野井くんは運命を感じてほたるに告白して、その後、小6の時の事件の影響で恋から逃げていたほたるが恋を知るためにお試し交際に応じてくれて、花野井くんはほたると付き合えるように誠心誠意頑張り、ついに2人は結ばれたのでした。また、花野井くんが八尾くんに攻撃的だったのも、ほたると八尾くんが小6の時に付き合っていたと誤解したままだったからであり、その誤解が解けたはのんちゃんの事件の原因が八尾くん絡みだったとほたるから告白されたつい最近のことだったのです。

そして最後は、後日2人がデートしている時、ほたるは自分がいつの間にか花野井くんを好きだと思うことを幸せだと感じるようになっていることに気付き、そういう気持ちをいつでも思い出せるように花野井くんとペアのリングを買います。そして、ほたるは花野井くんに「私に恋を教えてくれてありがとう」と伝え、花野井くんは「僕の方こそ、僕と恋をしてくれてありがとう」と応え、2人はキスをします。そしてED曲の後、2人が待ち合わせして一緒に歩きだし、ほたるが自己紹介の後、「私、花野井くんと恋をしてます」というモノローグで締めとなり「ご視聴ありがとうございました」というエンドカードが出て終幕となりました。

 

 

ゆるキャン△SEASON3

最終話、第12話を観ました。

今回は3期の最終話ということで、お待ちかねの4月2日のお花見キャンプで盛り上がりました。やっぱり最後はいつもの5人が集合してのキャンプでワイワイ騒いで締めとなりましたね。そういえばこの3期ではこの5人全員集合のキャンプはこのお花見キャンプが初めてでした。1クール通して色んなバリエーションを楽しませてくれたと思います。まぁこの5人でキャンプするのが一番お馴染みのパターンなのであり、その一番面白いがゆえに一番見飽きてもいるパターンを最後の最後まで封印して、その前の11エピソードを別の様々なパターンで楽しませてくれたといえます。

まず冒頭は、お花見キャンプの前日の夜、前回のラストではリンやなでしこやあおい達がそれぞれ帰宅していく場面が描かれていましたが、キャンプ場に前乗りして泊まっていた千明の様子だけ描かれていませんでした。それが今回の冒頭で描かれたわけです。千明は翌朝は早起きしようと思い、夕方からテントの中に入って就寝しようとします。ソロキャンなので夕方以降は特にすることもなく、簡単にカップ飯を食った後はすぐに寝ることにしたのです。

しかし、そうしていると周囲に居たデイキャンパーがみんな帰っていってしまい、キャンプ場は千明1人となってしまう。さすがリンが「穴場」と言っていただけのことはあります。しかも灯りも無いので周囲は真っ暗となり、あまりの寂しさにちょっと怖くなってきたところ、テントの外で何かの動物がゴミを漁る音が聞こえてきて、千明は熊なのではないかと怯えて、ちょうど尿意を催していたのにトイレに行けなくなってうしまう。それでも遂に耐えきれずテントの外に出ると、ゴミを漁っていたのは熊ではなく野良猫だった。

それでトイレに行くことが出来て、さっさと寝ようとしていたところ、リンからスマホにメッセージがあり、ライブカメラのリンクが貼ってあったので開くとライブカメラの画面は真っ暗で屋外みたいだが、そこに自分のスマホで顔を照らしたリンの姿が小さく浮かび上がり、それが幽霊みたいで千明はビビる。リンはどうやら千明がソロキャンでヒマを持て余しているんじゃないかと気を使ってお花見ツーリングの帰りにちょっと休憩して連絡をしてきてくれたようで、千明の居るキャンプ場の様子を聞いたり、自分の方のソロキャンの報告をしたりしてくれたりして雑談的なメッセージのやり取りで千明も気が紛れて、明日のお花見キャンプも楽しみになってくる。そしてメッセージの終わりに、リンは千明に笈形焼きの画像も送信してくれました。

そうして4月1日の夜は更けていき、リンは帰宅して、千明は無事にキャンプ場で夜を明かし、翌日4月2日、千明の居るキャンプ場になでしこ達がやってくる。鳥羽先生の運転する車になでしことあおいと恵那と、それからあおいの妹のあかりも一緒に乗ってきて、リンはバイクでついてきて、お花見キャンプに7人が集合することとなった。そしてまず各自のテントを設営すると、お花見のための料理の準備に取り掛かる。

といっても、今回はそんな凝った料理を作るわけではなく、ジンギスカンをやるとのこと。今回は料理は鳥羽先生がやってくれるという話だったのだが、お花見ですから当然ながら鳥羽先生は酒を呑む気満々で、酒を呑みながらでも失敗しない簡単な料理ということで、あらかじめタレにつけてきた肉を焼くだけのジンギスカンというチョイスになったようです。なんでも北海道では花見の時にシンギスカンを食べる人が多いというのをテレビで見たらしく、それで思いついたようです。

ジンギスカンといえば北海道名物であり、羊肉を焼くのですが、本州の人は羊肉に独特の臭みがあって苦手だという人も結構いる。しかし、あおいとあかりの姉妹は自宅では月に3回はジンギスカンが出てくるぐらいジンギスカンにはうるさいらしくて、ジンギスカンには全く抵抗は無いのだとのことで、今日もジンギスカンが食べられることに大喜びします。ただ鳥羽先生は羊肉が苦手な子もいるだろうと気を回して、肉は羊肉と豚肉を用意してきており、羊肉が苦手な人は豚肉を焼いて食べるようにと言てtくれます。

更に鳥羽先生はジンギスカン用とは別に珍しい肉を用意してきたと言って、クーラーボックスから何かを取り出すが、なんとそれはカエル肉で、しかもかなりカエルの原型をとどめていて、何ともグロくて衝撃的でした。どうやら美味しい羊肉を探して鳥羽先生が肉の専門店に行ったところ、そこでは「特殊肉」も取り扱っていたとのこと。「特殊肉」というのはワニとかダチョウとかのような日本ではあまりポピュラーではないが海外ではれっきとした食用で売られているような動物の肉であり、その中にはカエル肉もあり、そのビジュアルのインパクトに釣られてついつい買ってしまったとのこと。カエル肉は味は鶏肉に似ていて食べやすいとのことだったので買ってきたのだということですが、とにかくビジュアルのインパクトが凄くてそのままでは食欲がわかないので鶏肉のように唐揚げにしてウヤムヤにして実食すると、確かに鶏肉とほぼ変わりなく美味しかった。だがやっぱり元のカエルの姿が脳裏に焼き付いていて素直に味を堪能出来なかったのであった。

そしてジンギスカンを作り始めることになったが、またもや飯テロです。とても美味しそうなのですが、恵那は実は羊肉の匂いが苦手だとのことで豚肉をチョイスし、リンも豚肉にします。それを見て、あかりはジンギスカンに匂いなんてしないと不思議がり、あおいは自分の家では頻繁にジンギスカンを食べているから匂いに慣れてしまっているのだろうと言いますが、いざ羊肉を焼いて食べてみると、あおいとあかりは自宅で食べていたジンギスカンと全く味が違うことに驚く。それで試しに豚肉を焼いて食べると、自宅でいつも食べているジンギスカンの味がした。それで慌てて自宅に電話して祖母にどういうことなのかと問うと、祖母は実はうちのジンギスカンは昔から豚肉を焼いていたのだと白状する。さすが嘘つき一家である。

その後、食事が終わって皆でお花見キャンプを楽しむ様子が描かれる。ダイジェストであったが、なでしこが千明の檄辛サラトガクーラーを呑まされたり、リンがお花見の様子の画像を浜松の綾乃に送ったりする様子も描かれる。そして夜になり、皆でランタンを持ち寄って夜桜見物をして、皆で並んで寝転んで夜桜を見上げます。そして各自のスマホの中にある各自が最近撮った桜の画像の見せ合いっこをして、その中でなでしこの見せた画像だけ桜が咲いていなかったのでそういうことかとツッコミが入るが、フォルダの画像をどんどんめくっていくと、その花が咲いていない枝が遂には桜が満開になっていった。

なでしこは3月の頭ぐらいからずっと通学路の途中にある同じ桜の樹を毎日定点で撮影していたのです。そして満開になったところまで撮影しており、更にこの同じ樹が葉桜になり、緑の葉っぱだけになるまで撮り続けるつもりなのだという。その画像を見て、皆は自然はどんどん変化していくものだと感心しますが、それを聞いて千明が急に「我々も変化するのだ!」と言い出す。春休みが終われば自分たちは2年生になり、野外活動サークルも2年目となり、新入生を獲得して部活動への昇格を目指そうと千明は言い、皆も気合を入れます。そして最後は雲間から月が出たのでランタンの明かりを消して、桜越しの満月を皆で堪能し、その後はテントで就寝したのでした。

そうして翌朝、なでしこと2人で朝のココアを呑むこととなったリンは、未だに「今度は自分から誘う」という約束を果たせていないことを思い出し、なでしこにキャンプの誘いをしようとしますが、その前になでしこが「次はどこ行こうか?」と言ってくる。また先に言われてしまったと思ったリンであったが、なでしこが楽しそうに群馬や長野や新潟や埼玉や福島など、様々なキャンプの計画を夢見る様子を見て、どちらから誘うかなどどうでもいいと思えてきた。皆でまた一緒にキャンプに行ければそれで充分なのだと思い、リンもなでしこと一緒に今後のキャンプに想いを馳せて意見を出し合います。そうしていると他の皆も起きてきて朝食の準備にとりかかり、そのまま楽しい雰囲気でED曲に突入していきます。

そしてED曲の終わった後にはCパートとなり、新学期が始まり2年生になったなでしこが通学の途中で葉桜となった桜の樹を定点で撮影する様子や、あおいがロードバイクで自転車通学する様子、恵那が学校で新入生の絵真とメイの姿を見つけて嬉しそうな顔をする様子、野外活動サークルの部室で千明たちが新入生勧誘活動の準備をする様子などが描写され、最後はバイクで通学してきたリンとなでしこが出会い、リンの頭に桜の花びらがついているのを見てなでしこが楽しそうに笑うところで3期は締めとなります。4期の告知は特にはありませんでしたが、まぁいずれ4期はあるでしょう。やっぱりこうして終わってみると素晴らしい作品だなと実感します。4期が来る日を待つことにしましょう。