2024春アニメ 6月14日視聴分 | アニメ視聴日記

アニメ視聴日記

日々視聴しているアニメについてあれこれ

2024年春アニメのうち、6月13日深夜に録画して6月14日に視聴した作品は以下の3タイトルでした。

 

 

ダンジョン飯

最終話、第24話を観ました。

今回で最終話を迎えましたが、第2期の制作決定の告知がありましたね。放送予定は未定ですが、期待して待ちたいと思います。そういうわけで今回は第2期に繋がるような最終話となり、今回のエピソードが特に凄かったというような内容ではありませんでした。まぁ普通に面白かったですけどね。

前半パートは前回からの続きで、チェンジリングを踏んでしまったために種族が変わってしまったライオス達が元の身体に戻るまでのお話で、ガーゴイルが襲ってきて戦っている中で、自分たちが作ったリングの中に入ったケンスケが形を変えたのを見て、自分たちの身体がチェンジリング化していることに気付き、ガーゴイルを自分たちの身体で作ったリングの中に通すという戦い方で倒していく。ここのアクションがまさにトリガー風味で素晴らしかった。

そして、自分たちの身体がチェンジリング化していたのは、チェンジリングの胞子が身体に付着していたからだということが分かり、洗い流せば解決した。チェンジリングというキノコ型の魔物は、そうやって胞子を付着させて姿形の変わった相手が群れから嫌われて孤立して死んだ後、その遺体を苗床にして付着していた胞子が新たなチェンジリングを形成するというのを繰り返して種族として生き延びてきたようです。

そういうわけでライオス達は身体に付いた胞子を洗い流した後しばらくしたら身体が元に戻って再び出発して後半パートとなりますが、自動トロッコに乗って移動することになり、その間5人で会話することになる。そこでセンシがライオスにライオスとファリンの兄妹がどうして冒険者になったのかについて質問し、ライオスが自分たち兄妹の生い立ちの話をします。あまり人間関係に恵まれない2人の話であったが、ファリンにとってマルシルがかけがえのない存在だったことが再確認されて、マルシルはまたファリンと一緒にご飯を食べたいと言って泣く。

そこでセンシが、今の状態のファリンは下半身のドラゴン部分を全て食べて消化してしまえば元の人間に戻れるのではないかと言い出す。それでライオスはファリンの下半身部分を完食するには自分たちだけでは足りないと考えて、仲間を増やそうと考える。そうして今後の方針が、まず有翼の獅子を見つけて、その協力も得て狂乱の魔術師を無力化して、解放したファリンの下半身を大勢で食べるということになったところで今期の物語は終わり、2期へと続いていきます。

 

 

花野井くんと恋の病

第11話を観ました。

今回を含めて残り2話となり、次回は最終話ですから今期も大詰めです。原作漫画は現在も連載中ですから次回の最終話は物語途中で終わることになりそうで、原作ストックもそれなりにあるので2期の制作は可能ですが、少女漫画原作アニメはあんまり2期は作られないので2期の可能性は低そうですね。同じ雑誌掲載の「ゆびさきと恋々」も前クールでやってましたけど、2期の制作発表は無く、なんか最後は綺麗にまとめて終わってました。「ゆびさきと恋々」ぐらい評判が良くてもそんな感じだったので、この作品もああいうパターンになるんじゃないかなと思います。まぁ面白い方なので続きがあるなら見たいですが。

それで今回の内容ですが、まずほたると花野井くんが八尾くんと里村さんと4人でバイト仲間で遊びに行く場面から始まります。前回のラストで八尾くんがほたるに響の犬嫌い克服に協力したお礼として「皆で一緒に遊びに行こう」と誘ったことから繋がる場面と思われる。その際に八尾くんが花野井くんも一緒に行こうと誘ったようです。そこでほたると里村さんがゲームセンターで一緒に遊んでいる間に、八尾くんが花野井くんに話をしたいことがあると言って、2人は卓球をやることになる。どうやら八尾くんはほたると仲良くなるだけではなく、花野井くんと話がしたかったみたいです。

そして八尾くんは自分が勝負に勝ったら、ほたるに過去のことを話すようにと花野井くんに言う。つまり、花野井くんが同じ小学校に居たということをほたるにちゃんと伝えるようにと言うのです。言いたければ勝手に言えばいいと花野井くんは八尾くんに言うが、八尾くんは「好きな人の大事な話を他人から聞くのは嫌じゃん」と指摘する。八尾くんが「花野井は同じ小学校だった」とほたるに伝えたら、花野井くんが秘密にしたいほど大事な話を他人が知っていて、恋人である自分が他人からそのことを教えられるというのはほたるが嫌な気持ちになるだろうと八尾くんは指摘しているわけで、それは確かにその通りです。このまま八尾くんがずっと黙っていたとしても、同じ小学校出身の他の人間が気付いてほたるに伝える日が来るかもしれない。その時にほたるが傷つかずに済ませるためには、あらかじめ花野井くんが勇気を出してほたるに伝えておいた方がいい。恋人ならそれぐらいほたるのことを気遣ってやれと八尾くんは言いたいのです。

勝負は途中で花野井くんが勝っているところで切り上げて一応花野井くんの勝ちということになるが、八尾くんが「ほたるが傷つくところは見たくない」と言うのを聞いて花野井くんは「お前にだけは言われたくない」と怒る。小学校の時にほたるが傷ついた事件の原因に八尾くんが絡んでいることを花野井くんは怒っているのですが、八尾くんはおそらく自分のせいでほたるが傷ついたということには無自覚です。

花野井くんはそうしたほたるの辛い過去について知っているのですが、ほたるが八尾くんとのそうした微妙な関係について自分にあえて伝えていないことも知っています。それはほたるにとって辛いことだから仕方ないのだと花野井くんは理解していましたが、それでもさっき八尾くんに言われたように「ほたるが小学校の時に八尾くんが原因で傷ついた」という事実を他人から聞いたら自分は傷つくのだろうとも思えた。自分には秘密にしている気持ちをほたるが他人には喋っているということになるからです。それで花野井くんがモヤモヤしていると、ほたるは今日は花野井くんは楽しくなかったのかと気遣ってくる。それに対して花野井くんがほたるこそ八尾くんと一緒にいるのは平気だったのかと気遣うと、ほたるは「実は小学校の時に自分が髪を切られた事件は八尾くんが関係していた」と打ち明け、そのことで八尾くんを避けてしまって逆に八尾くんを困らせていたので、仲直り出来て嬉しかったのだと説明する。

それで花野井くんはほたるが勇気を出して自分に言いにくかった過去を打ち明けてくれて嬉しい気持ちになった。そのことで八尾くんの言っていたことが正しかったのだと悟った。そして、それにひきかえ自分は自分の過去をほたるに打ち明ける勇気が無くて、ほたるを傷つけてしまうかもしれないのだと思うと情けなくなった。自分の弱さに打ちのめされた花野井くんは、いっそほたるの全てを手に入れてしまえば安心できるのだろうかと思い、思わずほたるにキスしそうになるが、すんでのところでほたるとの約束を守ろうとして思いとどまる。だが、ほたるの方から花野井くんに抱き着いて、それを花野井くんはほたるが気を使ってくれたのだと解釈するが、ほたるは自分の行動の意味はそうではないと思う。身体が勝手に動いただけだった。その気持ちをほたるは花野井くんに伝えようとするが、花野井くんは勇気を出して過去のことを打ち明けようとする。

しかし、ほたるは花野井くんが「恋人同士は秘密を作ってはいけない」と思い込んで自分の恥ずかしい話を打ち明けようとしているのだと誤解して、これからはお互い相手の知らないことで知りたいことがあったら質問していくことにしようと提案する。そうやって少しずつ相手のことをもっと深く知っていくようになればいいという話にまとまってしまい、結局は花野井くんはいきなりヘビーな話が出来ない空気になってしまったため、自分が同じ小学校だったという話を打ち明ける機会を逃してしまった。

そうして後日、ほたるは花野井くんと遊びに行くのが雨で流れてしまって放課後の学校内を2人で散策して、そこでお互いの知らなかった話をしたり、ほたるの友人の響や月葉や圭悟のことも花野井くんは今までより少し知るようになった。また、花野井くんにも中学の時に年配の友人が居たという話も、花野井くんはほたるに打ち明ける。そんな穏やかな時間を過ごしているうちに、2人で図書室に居る時、ほたるは花野井くんが可愛く思えて、自分がどれぐらい花野井くんを好きなのか確かめたいと思い、自分から花野井くんを抱きしめて気持ちの赴くままにおでこにキスをする。それで花野井くんも思わずほたるの唇にキスをして、2人は初めてのキスを交わします。そういうところで今回は終わり、次回の最終話に続きます。遂にキスをした2人ですが、最終話はどういう形で締めるのでしょうか。花野井くんは小学校時代のことを告白出来るのでしょうか。視聴者的にも一体何があったのか知りたいところなので期待したいと思います。

 

 

ゆるキャン△SEASON3

第11話を観ました。

今回を含めて残り2話となり、次回が3期の最終話となります。前回において新キャラの後輩キャラまで登場させていますし、制作会社もエイトビットに変わってますし、4期は作る気満々なんだろうとは思います。たぶん4期はあるのでしょう。ただ、そんな急いで続編作るタイプの作品じゃないので、次回の最終話の後にすぐに4期の告知があるというわけじゃないのだろうと思います。まぁそのへんも制作会社が変わったから、また違ってくるのかもしれませんけど。

それで今回の内容ですが、今回から次回にかけてがお花見キャンプなのかと思ったら、お花見キャンプは次回の最終話だけみたいですね。今回はここまで2話かけて描かれてきたお花見キャンプの前日である4月1日の各キャラの様子を描くシリーズの3回目となりました。内容的には手堅くまとめてあって良い感じだったとは思いますが、パ~ッと盛り上がる感じは無かったですね。まぁ次回盛り上がって締めれば良いでしょう。ただ、やっぱりこういう派手さは無いけど丁寧にまとめているタイプのエピソードを見ると、他の作品ならイマイチとか思ってしまうんですが、この作品の場合は「だからやっぱりこの作品は唯一無二の魅力がある」と実感させられてしまう。このあたりは理屈じゃなくて、他の作品にはやっぱりこの味わいは出せないと、どうしても思ってしまうんですよね。

まず冒頭は、前回の千明がお花見キャンプの前日からソロキャンしていた南部井出キャンプ場に隣接した温泉にどうしてあおいが現れたのか問題の解答からです。実は1週間前にあおいの伯母から連絡があって、使わなくなった自転車を譲ってくれるという。キャンプや通学にも使えると言われたので、あおいはマウンテンバイクみたいなやつだと思って貰うことにして、その引き渡しが今日、4月1日だったのですが、朝に伯母が持ってきたのは変速機付きの本格的なロードバイクだった。伯母の言うには、あおいの父親も昔はロードバイクに乗っていたのだという。

それで伯母が帰った後、あおいはコンビニまで試しに乗ってみることにして、最初は慣れなかったが、使いこなしてくると快調に走ることが出来て、かなりスピードが出るし、楽に漕げるしで、すぐにコンビニに着いてしまったが物足りなくてもうちょっと走ってみようと思って、そのままお花見サイクリングに出ました。そうして楽しんでいるうちにいつの間にか身延まで来ていて、なでしこの家の近くまで来ていた。そして、なでしこの家から近い南部井出キャンプ場に今日から千明が前乗りでソロキャンしていることを思い出したあおいは、思い切って千明に会いに来たのです。

そういうわけであおいは千明の前に現れたわけですが、自宅から結局30㎞ぐらいロードバイクで走ってきたことになります。それでまた30㎞走って家に帰るわけで、あおいは千明に自転車を見せた後、家に帰ろうとしますが、なんとタイヤがパンクしていて帰れない。そこで父親に連絡して、夕方に車で迎えに来てもらい自転車も積んで帰ることになったので、夕方まであおいも千明のソロキャンに付き合うことになりました。そうしてあおいは千明の手製の檄辛サラトガクーラーを呑まされたり、自転車のブレーキを停車中に固定するために千明の手製のパラコードブレスレットを貰ったりして、千明がしっかりソロキャンを満喫していることを感心します。

一方、勝沼で合流したリンと各務原姉妹の方は、一緒にお花見ツアーを継続することになりました。そうして夕方近くになってカフェに入ってプリンを食べながら、それぞれのお花見の旅の成果について語り合ったり、温泉の話をしたり、なでしこが最近興味を持っているレトロな列車の展示してあるスポットについて情報交換したりします。山梨県にも色んなスポットがあるもんなんですね。なでしこはどうせ車でないと行けない場所ばかりなので今すぐ行きたいなどと言うが、もうすぐ暗くなるので今日はダメだと姉の桜に言われてしまい諦めます。

ただ、なでしこが山に変な形が見えた場所をスマホで撮っていた画像をリンが見て、それは「笈形焼き」だと言って、これから自分はそれを見に行くつもりだったから良かったら一緒に行こうと言ってくれるので、なでしこも桜も一緒に行くことにする。そうして3人はその「笈形焼き」の見える場所に行きますが、リンもそもそもその「笈形焼き」というものがどういうものなのかよく知らないという。それで桜が検索して調べてみると、笛吹市の山の山腹を「笈」の形に焼く山焼きの行事らしい。「笈」というのは山伏が背負う道具のことで、謂れは平安時代の寺社同士の抗争時に互いに鳥居や笈を燃やし合ったのに由来するという、意外に物騒な話だった。まぁ現在は実際に山を焼くのではなく、電灯でライトアップしているらしいが毎年4月1日から数日間、19時からライトアップされるとのこと。ちなみにその時の抗争相手の寺の方は「鳥居焼き」というのをやるそうで、それは毎年10月に実施されて、こっちはちゃんと薪を焼いて山焼きをするそうで、地元の中学生が手伝わされるのだとか。

それで、リンはなんで「笈形焼き」が何なのかもよく知らないのに「笈形焼き」を見ようと思ったのかというと、子供の頃は毎年両親とお花見に行った帰りにこの場所から笈形焼きを眺めるのが通例行事だったからだそうです。最近はリンも大きくなってずっと親と一緒に花見も行ってなかったんですが、なでしこ達とお花見キャンプをしようということになり、その前にお花見ツーリングをしてみようという気分になってバイクで甲府盆地の外周道路を走っていたら、それが子供の頃に両親と花見の時に車で走っていた道だったのを思い出して、それで笈形焼きのことも思い出して、ちょうど4月1日だったので見てみたくなったのです。リンはなでしこのお蔭で思い出せたようなものなので、なでしこと一緒に見ようと思ったのですが、なでしこはリンが子供の頃の大切な思い出の風景を見るのに一緒に誘われて嬉しく思います。

そうして3人で笈形焼きを眺めた後、別れて帰ることになり、笛吹市で笈形焼きと同時にやっている大文字焼きも帰りの高速道路の途中で見ることが出来るとリンから教えられたなでしこは、盆地の夜景がやはり綺麗だというのを堪能しつつ、車の窓から大文字焼きをスマホで撮影しますが、撮影に失敗して「大文字焼き」ではなく「オ文字焼き」みたいになってしまう。それを見て笑った桜は、来年のお花見ドライブの帰りにまた撮り直せばいいと言ってくれて、また来年も姉と一緒にお花見ドライブが出来ると知ったなでしこは喜ぶ。

一方、キャンプ場まで父親に迎えに来てもらい自転車と共に帰宅したあおいは、父親がロードバイクなど乗ったことがないということを知り困惑しますが、父親に今日は4月1日だと指摘され、伯母に4月バカで騙されたのだということに気付き愕然とする。いつも「嘘やでー」と言って他人をかつぐことが大好きなあおいだが、さすがにあおいの伯母だけあって一枚上手の嘘つきだったようです。そういうところで今回は4月1日の夜で終わり、次回の3期最終話はいよいよ4月2日のお花見キャンプ当日が描かれて締めとなるようです。