2024春アニメ 6月11日視聴分 | アニメ視聴日記

アニメ視聴日記

日々視聴しているアニメについてあれこれ

2024年春アニメのうち、6月10日深夜に録画して6月11日に視聴した作品は以下の3タイトルでした。

 

 

終末トレインどこへいく?

第11話を観ました。

今回を含めて残り2話となり、次回はいよいよ最終話です。今回は遂に静留たちを乗せたアポジー号が池袋に到着し、静留たち4人とポンタロー達と間で葉香や7Gボタンを巡っての争奪戦が始まります。黒木女王率いるゾンビ軍団も加わってドタバタが展開されますが、決定的な展開は次回に回している感じで、今回はこれまでのこの作品のカオス極まる展開の中では割と大人しい展開だったといえます。まぁ相変わらず面白いし、色々と謎も多くて楽しめましたが、次回に期待するところが多いエピソードであったといえるでしょうね。

冒頭はアポジー号が池袋駅に突っ込む場面ですが、池袋の街の造形がカオスすぎてもう凄いですね。住民がみんなフクロウになってるのは、やっぱり池袋の「ブクロ」をもじってるんでしょうか。それとも第1話で葉香が7Gボタンを押す前にビルの屋上に運ばれた際に乗せられたドローンがフクロウ型だったことに何か関係があるのでしょうかね。

とにかくそういう池袋の街を高速でアポジー号が突っ走っていき、池袋駅に突っ込んで、終点なので線路が行き止まりになっているので、すごい勢いで衝突してアポジー号の1両目がちょっと脱線して傾いてる。そこから静留たちがホームに降り立つんですが、そこにフクロウ住人たちとは別の姿をした警備員たちがやってきて、いきなり静留たちを排除しようとしてくる。

これはおそらくポンタローの手下たちであり、静留たちがいずれ池袋にやってくることを予期して備えていたのでしょう。そうしていきなり絶体絶命の静留たちですが、犬のポチさんが警備員をやっつけて駆け出していく。それで、葉香の匂いを感知したポチさんが案内してくれているのだと悟った静留たちはポチさんの後を追って走り出す。

そうして静留たちはポチさんを追って葉香の自宅に辿り着きます。自宅といっても、自宅風に作ってある暗い通路の中にある部屋なんですが、そこで葉香が護衛のポチと一緒に居て朝食を食べようとしていると警報が鳴って、何事なのかと護衛のポチがドアの外に出てみると、静留たちが現れて部屋の前にやってくる。どうやら葉香の部屋というのは駅ビルの中にあるみたいですね。静留たちは護衛のポチが何者なのか知らずに気軽に話しかけてきて、葉香を探しているとか言うので護衛のポチは驚く。そこの犬のポチが来て葉香の匂いに気付いて部屋の中に向かって吠えるものだから静留たちも部屋の中を見たら葉香が居て、なんとも簡単に葉香との再会を果たすことになった。

ここで葉香が静留の顔を見て反応して、赤い瞳が青くなって、部屋に置いてあった7Gボタンが反応して起動して、周囲の空間が歪んだ。でもすぐに7Gボタンの起動は止まって、葉香も元に戻って空間も歪みも解消した。ちなみに葉香は第1話に登場して7Gボタンを押す前から瞳は赤いので、本来の瞳の色は赤です。どうして静留の顔を見て青くなりかけたのかは分からない。記憶が戻りかけて瞳の色がそれに反応したということなのか。まぁ瞳はとにかくとして、葉香が記憶が戻ると7G回線に何らかの影響が出る可能性はありそうですね。例えば葉香の記憶が戻ると更に7G回線が暴走するとか、そういう危険はあるのかもしれない。そのような可能性は前々回もポンタローが示唆していました。

とにかく、この再会の場面、一瞬何か変化を起こしそうだった葉香はすぐに元に戻り、静留たちのことは覚えていない様子を示すのだが、葉香が静留たちを見て知らない相手なので戸惑っている様子を見て、静留は2年前に自分が酷いことを言ったことでまだ葉香が怒っているのではないかと勘違いしてしまう。

この後、犬のポチさんが近づいて再び葉香の様子がおかしくなり、7Gボタンが再び起動して周囲の空間にノイズが走り、葉香の周囲に禍々しいオーラのようなものが出てきて、このあたりでようやく撫子たちは葉香が記憶に障害があるのかもしれないと思い、再び元に戻った葉香は池袋における自分の偽りの設定のようなものを喋り始める。こういう様子から察するに、おそらくこの2回目の葉香の状態異常は再洗脳が施されているような状態と思われる。静留たちと出会ったことで記憶が混乱したので、自動的に再洗脳プログラムのようなものが働いたのかもしれませんね。ただ、何故か「将来の夢」に関してだけは上手く再洗脳出来なかったようで葉香は苦しみだす。これは、おそらく葉香の中で「将来の夢」というのが何らかのトラウマになっていて、それはおそらく静留との2年前の喧嘩が原因なのだと思われる。

そこにポンタローが警備員たちを率いてやってきて静留達を捕まえようとするので静留たちは逃げて、葉香と護衛のポチは部屋の中に戻る。そしてポンタローは部屋の中にある7Gボタンが起動しているのを見て驚いており、こうした葉香と7Gボタンの連動した異常事態というのはポンタローの把握している事態ではないようです。それでポンタローは葉香と7Gボタンを離しておかないと危険だと感じて、葉香を別の場所に移動させようとする。

ここでまず葉香を移動させようという発想になるということは、もともとあの場所は7Gボタンを置いてあった場所なのかもしれません。しかし護衛のポチが葉香があの場所を動くのを嫌がるのではないかと言うので、仕方なくポンタローは7Gボタンの方を移動させることにして、また静留たちが葉香を奪いにあの場所に来るかもしれないから、護衛のポチには葉香を死守するようにと命令する。

一方、静留たちは警備員たちに追われてアポジー号で池袋を一旦脱出して椎名町まで戻り、葉香の態度がおかしかったのはどうしてなのかと話し合い、静留はやっぱり葉香は自分のことを怒っていたのではないかと考えて落ち込みます。そこに吾野の善治郎とアキラから連絡が入り、今回はなんかゴーヤを使って糸電話みたいにして会話が出来るようになっていて、もうワケが分からんテクノロジーなんですが、その連絡によると、世界を元に戻す方法が判明したとのこと。

まぁ実証はされていない仮説らしいんですが、現在ONになっている7Gボタンをもう1回押してOFFにすれば世界は元に戻るらしい。ただ善治郎は7Gボタンの場所が分からないので、まずポンタローが何処かに隠している7Gボタンを探すようにと静留たちに言う。静留たちはついさっきその7Gボタンとニアミスしてるんですけど、部屋の外にいた静留たちは葉香の部屋に7Gボタンがあったということに気付いていない。そもそも現時点では7Gボタンは葉香の部屋から撤去されてしまっているのだが、静留たちは葉香と7Gボタンに深い関係があることも知らないし、そもそも葉香が2年前に7Gボタンを押した結果、世界がおかしくなってしまったということも知らない。だからどうして葉香が「魔女王」なんて呼ばれているのかも分かっていない。葉香は悪い奴らに騙されているのだというぐらいにしか思っていない。また、7Gボタンにしても、さっきも起動したり起動が止まったりを繰り返しており、善治郎が言うように単純にボタンを押してオフにすれば解決というような単純な話ではないと思う。善治郎やアキラも葉香と7Gボタンの関係について知っているわけではないのです。

ただ、静留たちは今回の善治郎からの連絡によって初めて「7Gボタンを起動させた結果、世界がおかしくなった」という事実を知ったことになる。それで、撫子が「もしかしたら葉香がおかしくなったのも7Gボタンを起動させた影響なのかもしれない」と言い出す。それで、7Gボタンをもう一度押してオフにすれば葉香も元の優しい葉香に戻るかもしれないと言う撫子の言葉に静留が乗っかる。静留としては、もしそれで葉香が元に戻ってくれるのならば、自分のことを怒っているわけではないということの証明になるからです。

そういうわけで静留たち4人も7Gボタンを探すことを決めます。善治郎は世界を元に戻すために7Gボタンを探すようにと言ったのだが、世界を元に戻すことは4人にはあまり興味は無い。4人が興味があるのはあくまで葉香との仲直りだから、葉香を元に戻すために必要だという理由を見出して、ようやく4人は7Gボタンを探す気になったのです。だが7Gボタンが何処にあるのかまず分からないし、見つけ出したとしてもポンタローが厳重に守っているのであろう7Gボタンをどうやって手に入れるのかも問題でした。

すると、そこにゾンビの群れを率いた黒木女王が現れる。黒木は環境変化でゾンビ達の身体を維持するのが難しくなったので行き詰ってしまい、静留たちと手を組んで打開策を探ろうと思ってアポジー号の後を追いかけてきていたみたいです。それで椎名町にアポジー号が戻ってきたところでようやく追いついて合流することになったわけだが、撫子がさっき善治郎から聞いた7Gボタンの話をすると黒木は興味を示した。世界が元に戻ればゾンビ達も人間に戻るのでもう身体の崩壊を心配する必要は無くなると思ったからです。

ただ肝心の7Gボタンの場所が分からないという話をすると、黒木たちゾンビの群れはアポジー号を追いかけて池袋も通ってきたらしく、その際、ついさっき何か大きな荷物がデパートに運び込まれて、それに対してゾンビ達が過剰に反応していたので、黒木はあれが7Gボタンだった可能性は大いにあると言う。それで池袋に戻って、ゾンビ軍団をデパートに突入させて混乱の中で7Gボタンを探し出して手に入れようということになります。ただ、静留はポンタローの悪口「視野が狭くて今と自分のことしか考えず反省も展望も無い」というのが全部自分にもあてはまっているように感じて落ち込み、そんな自分が葉香と仲直りするのはやはり無理ではないかと考えてしまう。それでも皆に背を押されて作戦決行となる。

そうしてデパートが襲われているという報せを受けたポンタローは7Gボタンの場所がバレたことで危機感を高める。もし静留たちにボタンを奪われた上で葉香との接触を許すようなことになれば何が起こるか分からない。そこでポンタローは護衛のポチに警備員たちを率いて静留たちを殺してボタンを死守するようにと厳命し、自分は葉香を連れ出すことにした。

そしてデパートに侵入したゾンビ達はボタンに反応し屋上の噴水の周囲に集まり、静留たちは噴水の中央のオブジェの中に7Gボタンが隠してあるのを発見する。するとそこにポチが率いる警備員部隊が突入してきて、静留と玲実と撫子がゾンビ達と共に迎え撃ち大乱戦となり、晶と黒木は噴水の中に入って7Gボタンのもとに辿り着こうとする。静留も玲実も撫子もポチ達との戦いに敗れてしまうが、しかしその間に晶と黒木は7Gボタンの奪取に成功し、ボタンを押してオフにする。それで世界が元に戻るかと思われたが、しばしの静寂の後、再び7Gボタンは勝手に起動してしまい世界は元に戻らなかった。そうしているとポンタローと葉香を乗せた電車が発進して、静留たちを見下ろして何処かへの走り去っていくと言うところで今回は終わり、次回の最終話へと話は続いていきます。次回はいよいよ物語の完結だと思われますが、一体どういう決着の付け方で終わるのか未だに全く想像出来ません。とにかく期待しています。

 

 

転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます

第11話を観ました。

今回を含めて残りは2話で、いよいよクライマックスとなってきましたが、今回はロイドとギザルムとの戦いがガッツリ描かれて、超濃厚なバトルが展開されました。最初はギザルムの攻撃に防戦一方のロイドであったが、適当に攻撃してみてたまたま川の水を蒸発させたところギザルムが目視で自分を探知していることが分かり、蒸気に紛れて接近して土人形を囮に使ってギザルムとの詰将棋のような手の内の探り合う展開から、裏の裏をかいてロイドが遂にギザルムに接触してギザルムに身体を奪われたジェイドの魔術を解読しようとして、ジェイドの残していた遺言を知る。

人間は弱いゆえに魔術を極めようとしたのであり、その研鑽の積み重ねは生まれながらに魔術を使える魔族に勝ると豪語するロイドは、ジェイドの空間転移能力を見切ってギザルムに魔術で強化した気術の物理攻撃を叩きこみ、一気に優勢に立ちギザルムをボッコボコにする展開へと移行して一気に勝負を決するかに見えたが、ギザルムが奥の手の元気玉みたいな大技を繰り出そうとするところで今回は終わり次回の最終話に続きます。

今回でギザルムとの戦いに決着がつかず次回に持ち越しとなりましたので、次回はギザルムとの戦いが終わってロイドが皆に自分の強さをどうにかして誤魔化そうとする話になるのでしょう。そこで一旦キリのよいところで今期の話は終わるのでしょうけど、原作の物語はまだまだ続きがあるようで、原作ストックもかなりあるみたいで、原作人気も高めなので、もしかしたら2期が作られる可能性はあるでしょう。ただ次回に告知があるかというと、可能性はあんまり高くないでしょうね。

 

 

狼と香辛料 merchant meets the wise wolf

第11話を観ました。

今回はロレンスとホロが借金返済のための起死回生の策である金の密輸作戦を決行する話。羊飼いの娘ノーラを仲間に引き入れて、羊飼いの一行を装ってリュビンハイゲンを出発して、狼の群れが生息する森を抜けて異教徒の町ラムトラに行き、そこで金を購入してから、また森を抜けてリュビンハイゲンに引き返して、城門の外で羊たちに金を呑みこませて城門を通過して街に入り、羊の腹を捌いて金を取り出して密輸成功という算段です。狼の棲む森を通れば途中で教会の荷物検査を受けることは無いし、他人に目撃される可能性も低い。仮に誰かに見られても、ノーラならばそのルートをよく通らされているので怪しむ人はいない。もちろん狼に襲われる可能性が高い危険なルートだが、ノーラならばこの危険なルートでも羊の群れを守って突っ切ることが出来る。つまりノーラありきの作戦といえます。

ただ、金の密輸を行う当事者はレメリオ商会であり、ロレンスとホロとノーラは分け前を貰う立場ですから、ラムトラでの金の買い付けはレメリオ商会の人間が行います。それでレメリオ商会のギーベルトという男が同行し、ラムトラでの金の買い付けを行います。そういうわけで出発しましたが、行きの道は割と順調で、森の中で狼の群れが迫る気配はあったが何も起きなかった。ノーラの言うには、ここの森の狼はどうも変なのだという。ホロも何かに感づいたようで警戒します。

しかし、とにかく何事も無くラムトラに到着してギーベルトが金の買い付けに行っている間、町の外で待っている時、ノーラがホロに質問してくる。実はホロはノーラが自分の正体に気付いているのではないかと警戒していたのだが、ノーラはホロが狼に詳しいので羊飼いではないのかと勘違いしていた。それでホロは自分が狼に詳しいのはロレンスが毎晩自分を狼のように襲ってくるからだとか猥談をしてはぐらかす。

しかし翌日の帰路では森の中で雨に降られて、その中、一行は狼の群れに襲われます。ノーラの奮闘や、ホロが狼たちを脅したこともあって一度は狼の群れを撃退するが、ホロは狼の群れを操る敵の存在を察知して、自分がその相手をするために居残って戦うことを決意し、ロレンスと共にその場に残り、ノーラと羊たちとギーベルトを先に行かせる。そうしてロレンスを森の中に残して、ホロは森の奥で森の主である巨大な狼の化け物と戦いに赴く。

ところが森の中で1人残っていたロレンスはレメリオ商会の者たちに襲われてしまう。どうやらレメリオ商会が裏切ったみたいです。それでロレンスは縛られて、狼の餌になるようにと森の中に放置されてしまう。更にレメリオ商会の連中はノーラのことも殺すつもりらしい。おそらくギーベルトもノーラを殺そうと機会を伺っていると思われ、ロレンスは自分がノーラと離れてしまったためにノーラを危機に陥らせてしまったと後悔する。そういうところで今回は終わり次回に続きます。