2024春アニメ 6月7日視聴分 | アニメ視聴日記

アニメ視聴日記

日々視聴しているアニメについてあれこれ

2024年春アニメのうち、6月6日深夜に録画して6月7日に視聴した作品は以下の3タイトルでした。

 

 

ダンジョン飯

第23話を観ました。

今回はセンシの過去が明らかになる感動話と、後半パートは皆の身体が別種族に変化してしまうギャグ話でした。どちらもムチャクチャ面白かったし、EDも無かったりして本編内容が普段より長くて充実した内容でした。ただ今回を含めて残り2話であり、次回は最終話ですから、このぶんではファリンの救出とか狂乱の魔術師シスルとの対決などは描かれないまま終わるのでしょう。続きは第2期が作られれば描かれることになるのでしょうけど、海外人気がかなり高いようですし、おそらく第2期は作られるのだろうと思われ、かなり中途半端な形で終わることになるようですから、次回の最終話の終了後にすぐに第2期の告知があるのではないかと思います。

それで今回の内容ですが、まずセンシの過去が語られます。若かった頃のセンシを含むドワーフの鉱夫団がこの迷宮を発見したところまでは前回描かれましたが、この迷宮は構造を変えるのでセンシ達は閉じ込められてしまったようです。センシがその時に感じたことは、この迷宮は人間の欲望に反応して形を変えたり、色々なものを繰り出してくる性質があるようです。そうして迷宮の中に閉じ込めてしまうような、そういう恐ろしい迷宮みたいです。今となっては狂乱の魔術師がそのように作ったのだということが分かりますが、当時はセンシ達はワケが分からずパニックに陥ったようです。

そうやって迷宮内に閉じ込められて魔物たちが襲ってくる日々の中、食糧も尽きてしまい、センシの仲間たちは仕方ないので魔物を食って飢えを凌ぐようになったのですが、その頃のセンシは一番若輩者で未熟だったため何の役にも立たない足手まといで、留守番をしてばかりだったようです。仲間たちは徐々に魔物に殺されていき、遂にセンシと先輩2人だけが残り、役立たずのセンシに食糧を分けるべきか否かで先輩2人が争いを始めて、隠れていた部屋の外の通路で2人が喧嘩を始めて、部屋の中に残っていたセンシの耳には激しく争う音が聞こえて、センシを守ることを主張していた先輩1人だけが戻ってきて、もう1人の先輩がグリフィンに襲われて死んだと伝える。そしてセンシには通路には出てこないようにと言い、グリフィンの肉を捌いて食べると言って通路で作業をした先輩は肉を持って帰ってきて、センシはその肉のスープを食べたという。

それでセンシはおそらく先輩2人が争って殺し合いになり、生き残った先輩は相手の先輩を殺して、その肉をグリフィンの肉だと偽ったのだと思った。生き残った先輩の兜には鈍器で殴られたような跡があり、グリフィンと争ったのならそんな跡はつかないはずだと思われ、本当はグリフィンなんて襲ってきておらず、自分は人肉を食べたのだと思った。だが真偽を確かめることは出来なかった。その生き残った先輩も肉のスープを食った後、部屋から出ていって二度と戻ってこなかったからです。センシは先輩が罪悪感で自殺したのかと思い、怖くて部屋の外に出ることが出来ず、残った肉で生き永らえながら迷宮からの脱出法を考え抜き、そうしてしばらくして部屋の外に出て恐る恐る通路を見たら、そこには人間の死体もグリフィンの死体も忽然と消えていて、先輩の兜や道具だけ残っていた。恐らく他の魔物が食ってしまったかダンジョンクリーナーの仕業だったのでしょう。

とにかくこれでセンシは自分が食った肉が何の肉だったのか真相が分からないまま迷宮内を彷徨うことになり、オークと出会ったりして、なんとか地上に出ることが出来たが、仲間の人肉を食ったかもしれないという罪悪感で故郷に帰る気が無くなり、迷宮内で生活するようになった。そして自分が食った肉が何であったのかを知るために迷宮内の魔物の肉を食べるようになったようです。だが迷宮内のどんな肉を食っても、あの時の肉とは違う味であった。それでもグリフィンの肉は食べたことがなかったので、あれは本当にグリフィンの肉だったのかもしれないと思って自分を慰めることは出来た。

だがライオス達と行動を共にするようになり、前回グリフィンと戦う羽目になり、このままグリフィンを倒してその肉を食うことになったら、自分があの時食ったのがグリフィンの肉ではなかったと明確に知ってしまうことになるかもしれない。そうなったら自分が人肉を食ったことが確定してしまうと恐れたセンシはパニックになってグリフィンとの戦いから逃げようとしてグリフィンに捕まってしまったのです。

そんなセンシの過去を聞き、ライオスはさっき仕留めたグリフィンを食べて真相を確かめようとセンシに言います。いずれにせよ真相が明らかになった方がセンシも気が楽になるだろうという理屈ですが、要するにライオスはグリフィンの肉を食ってみたいだけみたいです。しかしセンシも納得したので、グリフィンの肉でスープを作って食いますが、やはりあの日に食べた肉とは全く違う味だったので、センシはやはり自分が食ったのは先輩の人肉だったのだと絶望します。

だがライオスはセンシが食ったのはグリフィンの肉でも人肉でもないのだと言い出す。おそらくセンシの先輩は馬の下半身を持つヒポグリフが襲ってきたのを獅子の下半身を持つグリフィンと見間違えたのだろうとライオスは言う。確かにその可能性はあるが、ヒポグリフの肉を食べたことがないので結局は真相は分からないままだと皆は思いますが、ライオスは今からヒポグリフの肉を食って確かめようと言い出す。

実はさっき仕留めたグリフィンは、もともとヒポグリフだったものが迷宮内に生息している「チェンジリング」というキノコ型の魔物の仕業でグリフィンに変わってしまったものだとライオスは推測し、傍にあったチェンジリングでグリフィンの肉をヒポグリフの肉に戻して、それをスープにして食べてみたところ、それはセンシがあの日に食べた肉の味だった。つまり、センシの先輩は嘘をついておらず、単に暗い場所で襲ってきたヒポグリフをグリフィンと誤認しただけであり、もう1つの先輩を殺してなどいなかった。もう1人の先輩はヒポグリフに殺されたのであり、残った先輩がヒポグリフを仕留めて、その肉をセンシに食わせてくれたのだ。その真相を知ったセンシは安堵し、そして自分がずっとあの日食った肉をもう一度食べたいと願っていたということに気付く。それは先輩たちに大切にしてもらっていた幸せな記憶を思い出したかったからだった。その記憶を思い出すことが出来たのは、今こうしてライオス達という新しい仲間が自分を大切に思ってくれた結果なのだと実感したセンシは、ライオス達とこれからも共に旅をしていこうと誓い合い、一歩前に進みだす。

しかしその一歩が事もあろうにチェンジリングの中に踏み入ってしまう一歩であったため、ライオス達は全員がチェンジリングの魔力で姿形が変わってしまい、ここから後半パートは突如の捧腹絶倒のギャグ展開となっていく。ライオスはドワーフになってしまい、マルシルはハーフフッドになってしまい、チルチャックはトールマンになってしまい、センシはエルフになってしまい、イヅツミはコボルトになってしまう。ライオスはチビでデブになってるし、マルシルはロリっ子で可愛くて、チルチャックはオッサンになってるし、センシは妙に痩身イケメンのヒゲ男で変に色気があって全くの別人になってるし、イヅツミは単に犬だし、もう酷いカオス状態です。

元に戻るのは再びチェンジリングの場所に戻ればいいのですが、迷宮内の配置が変わってしまって元のチェンジリングの場所が分からない。それでウロウロ歩き回っているうちにガーゴイルに襲われて、どうも新しい身体のままだと戦いにくい。なんとか難を逃れて皆でヒポグリフの肉で水餃子を作って食いますが、やはり早く元の身体に戻らないといけないと痛感したところで今回は終わり、次回の最終話に続きます。

 

 

花野井くんと恋の病

第10話を観ました。

今回も含めて残り3話となりましたが、まず今回冒頭の場面でほたるや花野井くんたちは高校2年生に進級しました。なんだか花野井くんはほたるが響の彼氏の圭悟を名前呼びしているのを見て、自分もそろそろ名前呼びして貰いたいみたいですが、照れて言えないみたいです。

それはともかく、もともと1年生の時からほたると花野井くんは別のクラスでしたが、進級してクラス替えで2年生でも別クラスとなり、1年の時はほたると同じクラスだった女友達の響は2年生ではほたると別クラスとなってしまい、花野井くんと同じクラスになりました。ちなみにほたるのもう1人の仲の良い女友達の月葉は引き続きほたると同じクラスとなりましたが、ここでちょっと困った問題が生じる。

響が新しいクラスの女子たちに馴染むために一緒に昼食を食べることにしたので、ほたるが花野井くんと2人で昼食を食べる日は、月葉が1人で昼食を食べることになってしまうのです。それは月葉が可哀想だと思ったほたるは、花野井くんに月葉も一緒に食べてもいいか聞いてみます。てっきり嫌がられるかと心配したほたるでしたが、意外にも花野井くんは了承してくれる。ただ、やはり月葉と2人きりになると不愛想な花野井くんに月葉も気を使います。花野井くんも月葉も1人で昼食を食べることに抵抗は無いタイプだったので、月葉はほたるが自分に気を遣う必要は無いと思いますが、花野井くんは自分がほたると一緒に食事をすると楽しいのと同じように月葉も楽しいのなら引け目は感じる必要は無いのだと言ってくれて、月葉は花野井くんがほたるを大切にしていることが分かって好感を持ち、楽しく昼食を摂ることが出来ました。

そうやって花野井くんが月葉ともなんとか上手くやっているのを見て、ほたるは花野井くんも変わりつつあるのだと思い、響が結局またほたると月葉と一緒に昼食を食べるようになり、再び花野井くんとほたるの2人で昼食の日が作れるようになった後、ほたると食べる時以外は1人で昼食している花野井くんに、女子3人の昼食の時も一緒に食べようと誘ってみる。花野井くんにも友達を作ってほしいと思ったからだったが、ほたるも上手くいくかどうか自信は無い。それでもやってみて楽しい方を花野井くんと考えたいというほたるの言葉を聞き、花野井くんも前向きになり、結局、圭悟も含めた5人で昼食を食べるようになった。そうして変わろうとする花野井くんに勇気を貰って、ほたるも昼食の席で花野井くんを初めて「颯生くん」と下の名前で呼んでみるのですが、ほたるも花野井くんも照れてしまうのでした。

後半パートは打って変わって八尾くんの回想から始まります。小学校時代、真面目で優しい同級生のほたるに好感を持っていた八尾くんは、ほたるに幸せになってほしいという感情を抱いていた。しかし卒業式の前に急にほたるが髪が短くなって暗い感じになっていて何故か自分が避けられているように感じて、そのまま卒業して離れ離れになってしまい、ずっとほたるのことが気になっていた。ほたるは八尾くんのことでのんちゃんに誤解されて傷ついてしまい、それで暗くなって八尾くんのことも避けるようになったのですが、八尾くん自身はそんな事情は知らなかったので、意味が分からず、ずっとほたるのことが気になったままだったのです。そんなほたると高校生になってバイト先で再会して、ほたるが花野井くんと付き合って幸せそうにしているので八尾くんも安堵したのですが、ちょっと複雑な心境にもなった。

それは、花野井くんが実は自分やほたると同じ小学校6年の時に転校してきた同窓生だったということを知ってしまったからなのだと八尾くんは思っていた。それで花野井くんと2人になった時にそのことを聞いてみたところ、花野井くんはほたるが忘れているみたいだからあえて言わなかったのだと言い、ほたるに言いたければ勝手に言えばいいと、冷たい対応でした。八尾くんとしてもあえてほたるに伝える必要も無いと思った。

だが、バイト中に小学生の頃と変わりないほたるの優しさに触れた八尾くんはなんだか安心する。ほたるも花野井くんを名前呼びするのになかなか慣れないで苦心していたので、八尾くんにも無理に「ほたこ」呼びを変えなくてもいいと伝える。それを聞いて八尾くんはほたるが昔の感じに戻ったように思えて嬉しくなり、自分はもっとほたると仲良くなりたかったのだと気付く。それで八尾くんがほたるにもっと仲良くなりたいと伝えて、今度皆で一緒に遊びに行こうと提案し、花野井くんも誘ったところで今回は終わり、次回に続きます。さて、ここからラスト2話で何か波乱が起きるのか注目ですね。

 

 

ゆるキャン△SEASON3

第10話を観ました。

今回を含めて残り3話となり、お花見キャンプの前日、4月1日の野外活動サークルの面々のそれぞれの姿を描いたエピソードとなりました。まずは前回のソロキャンプから引き続きお花見ツーリングを開始したリンは、キャンプ場で出会った自動車キャンパーのお姉さんから甲府盆地の外周道路を走ってお花見をしていくと良いと助言され、それに従ってお花見ツーリングを開始して、順調に走っていきます。

姉の桜の運転する車でお花見ドライブをしているなでしこは、毎年こうやって姉とお花見ドライブをしたいと言いますが、高校を卒業して進学などすれば実家から出ていくかもしれないので先はどうなるか分からないと姉に言われます。姉の方も大学を出て就職すればどうなるか分からないのですが、どうやら姉の方も出来ればずっとなでしことこうして毎年お花見ドライブが出来たら嬉しいみたいです。

一方、恵那はちくわを連れて公園に散歩に出かけますが、温かくなってきて良い天気だというのに、ちくわがカバンの中に入ったりしてクソ可愛い。恵那も可愛いですけど。それで恵那がちくわと戯れたり千明と電話したりする。千明は今日は翌日のお花見キャンプに前乗りして初めてのソロキャンプをするという。

その後、恵那とちくわはポカポカ陽気で公園のベンチで居眠りするが、そこに新キャラが登場して通りかかる。それは絵真というキャラで、この春から高校生になるらしい。絵真は恵那の隣のベンチに座り板タブにスマホを繋いで絵を描いていたが、気晴らしに恵那とちくわの居眠りしてる姿を写生したりする。そこに恵那が起きてきて絵真は焦って謝りますが、恵那は絵真の絵を褒めてくれて、バイトの時間になったので帰っていきます。そこに絵真の友達のデカリボンの新キャラの同級生のメイも来て、2人で高校に入ったら何をしようかと言いあったりする。絵真はバイトをしてお絵描き用にタブレットを買うと言い、メイは自分も高校に入ったら絵真みたいにやりたいことを見つけると言う。どうやら新学期開始以降になでしこ達と絡んでくる後輩キャラ達になりそうですが、本格登場は4期以降でしょうね。

リンの方は甲府盆地の外周道路をバイクで走りながらお花見をしていき、盆地を見下ろしながら走って遂に盆地をほぼ1周したところで、その場所が子供の頃に両親の車に乗せられて走った場所だったとだということを思い出します。そうしていると、なでしこから勝沼駅前でレトロな機関車を見ているというメッセージと画像が届き、それが自分の居る場所の近くだと気付く。なでしこは大井川キャンプ時にアプト式列車に乗って以降、レトロな機関車に興味が湧き、姉に群馬の横川鉄道博物館を教えてもらい、自宅から浜松ぐらいの距離だと知って、キャンプに行って博物館に寄るのもアリだと考えたりするが、そこにリンがやってきて合流します。

一方、千明はお花見キャンプをやる南部井出キャンプ場に前乗りで到着してソロキャンプの準備に取り掛かる。まずテントを設営し、ソロキャンプの醍醐味はヒマつぶしをどうするかにかかっているというなでしこの助言に従い、千明は自作のノンアルコールカクテルの製作に取り掛かります。作るのは辛口サラトガクーラーで、また、アウトドアアイテムのパラコードを使った自作ブレスレットも作りました。辛口サラトガクーラーはハバネロパウダーの分量を間違えてしまい激辛になってしまいましたが、薄めて飲むことにして、ツマミ用にジャガイモとソーセージのソテーも作った。そうやって食って飲んで、コンパクトに楽しめるソロキャンの魅力に目覚めた千明であったが、猫が来て食べたそうにしているのでリンゴをスライスして与えたりしました。

その後、キャンプ場に隣接した南部井出温泉に行くと、さっきの猫は温泉施設で飼っている猫だったようです。その後、温泉に浸かっていると、そこであおいと出会って千明はビックリしたというところで今回は終わり、次回に続きます。ラスト2話はお花見キャンプで締めると思うのですが、あおいも前乗りしてきたということなのか、ちょっと展開が次回は気になるところです。ちょっとここ2話は地味な展開だったので一時的にSランクから落としていますが、ラスト2話でお花見キャンプを盛り上げて綺麗に締めてくれるのなら大満足の3期であったということになりSランクに復帰して終わるんじゃないかと思います。