2024春アニメ 5月17日視聴分 | アニメ視聴日記

アニメ視聴日記

日々視聴しているアニメについてあれこれ

2024年春アニメのうち、5月16日深夜に録画して5月17日に視聴した作品は以下の3タイトルでした。

 

 

ダンジョン飯

第20話を観ました。

今回はまずOP映像がマイナーチェンジして、これまでメインキャラ4人で構成されていた終盤のパートが前回から仲間になったイヅツミを加えての5人で構成されるようになりましたね。てっきりシュローとかナマリみたいに一時的に行動を共にするだけのキャラなのかと思っていたんですが、イヅツミはレギュラーキャラになるようですね。

それで今回は完全にイヅツミ回で、まず6階層を進んだライオス一行が第1話でレッドドラゴンと戦っていた広場に到着する。それまでは6階層が最深部だと思われていたダンジョンに更に下の階層があるんじゃないかと思わせる扉がこの広場近くにあって、その調査のためにライオス達がこの広場まで来たところレッドドラゴンに襲われたというのが第1話冒頭場面の経緯だったようです。今にして思えば狂乱の魔術師が最深部へ冒険者が来るのを阻止しようとしてレッドドラゴンを使って調査の妨害をしたということだったのでしょうね。

それで、その広場は6階層が寒冷化した影響で雪と氷の世界になっていて、氷漬けになった魚を料理に使いたいと思ったセンシがマルシルに魔法で解凍を依頼したところ、その影響で氷漬けになっていたゴーレムが起動してしまい襲ってきた。ライオスが負傷してしまい一時的に戦えなくなりマルシルが治癒して動けないので、イヅツミが1人でゴーレムを食い止めることとなり、弱点である核の位置をチルチャックが割り出して矢を射てその位置を知らせて、そこをイヅツミが攻撃してゴーレムを倒した。

その後、皆でサウナに入りつつ料理を作り、茶わん蒸しの魔物料理を食べます。最初は悪態を付き合っていたイヅツミとチルチャックでしたが、チルチャックはイヅツミのことを少し認めるようになり無礼を謝ります。だがイヅツミの方は魔物食を続けるライオス達に反抗的で、あくまで魔物食を嫌がるイヅツミは羊の形に成長するバロメッツという植物を採ろうとする。しかし狼の群れが襲ってきて逃げることになり、イヅツミは身勝手な行動をとってピンチになるがマルシルの魔法で助けられる。

そしてマルシルは自分が嫌いな魔物を食べる理由は目的に向かって進むためには嫌なこともやって近道を進む必要があるからだと説き、イヅツミはその後食べたバロメッツの魔物料理が思っていたよりも美味しかったので、嫌なことをやってもたまには良いことだってあるのだと気付き、近道を選ぶことで仲間からはぐれないようにしようと思うのでした。

 

 

花野井くんと恋の病

第7話を観ました。

今回はほたるが花野井くんに遂に恋していることを告白した前回のラストシーンの続きから始まります。花野井くんはほたるの告白をとても嬉しいと言いますが、それでも自分の重すぎる愛でほたるが苦しむようなことがあってはいけないと思い、花野井くんは自分は大切な人はたった1人で良くて、ほたるが居れば他は誰も必要は無くて、ほたるの全てを自分だけのものにしたいのだと言います。そういう重い人間だと分かった上で、それでも自分と恋をしたいと思えるのかと確認します。それに対してほたるはすぐには答えられず、そうしていると花野井くんの祖母が帰宅してきて、部屋で男女2人きりなので叱られてしまい、ほたるは慌ててお暇します。花野井くんは途中まで送ってくれますが、ほたるの気持ちが固まるまでお互い連絡は取り合わないようにしようと言って別れる。

花野井くんとしては、ほたるにじっくり考えてほしいということなのでしょうけど、本当はすぐにでもほたるが欲しいという気持ちもあって、それを無理に抑えたという一面もあるようで、子供の頃にすぐにそうやって聞き分けの良いフリをして本当に欲しいものを我慢する悪いクセを指摘された時のことを思い出します。一方でほたるの方は翌日、花野井くんと会えない時間を過ごしたことで寂しくなってしまいますが、花野井くんの重すぎる愛を受け止めきれる自信があると言い切ることも出来ず、とにかく花野井くんに言われたようにじっくり考えようとして、ひとまず寂しさにも耐えようとします。

そうして下校途中でスーパーに寄ったところ花野井くんの祖母とバッタリ会って、お茶に誘われ、そこで花野井くんの生い立ちについて話を聞くことになりました。それによると、花野井くんの両親は医者で、貧しい国々で医療を受けられない子供たちの支援のために海外を飛び回っているのだそうで、立派なことではあるのですが、他人の子供にばかり構って自分の子供をほったらかしにしたのは感心しないと祖母は言います。花野井くんにしてみれば、自分は親にとって大切な「特別な存在」ではないのだと思えたことでしょう。花野井くんが自分との交際において「特別な存在」になろうとしたり、自分に「特別な存在」になってほしいとこだわるのはそのせいなのだろうかとほたるは考えます。

しかし祖母が手を火傷した時に花野井くんがすごく心配していたという話を聞いたほたるは、花野井くんが実は結構困っている人には親切だということを思い出し、「大切な人は1人でいい」という花野井くんの言葉は決して本心ではないはずだと考える。本当の花野井くんは普通に誰にでも優しい人のはずなのに、自分には「大切な人」はたった1人でいいのだと勝手に決めつけて、その上で「自分は愛の重い変な人間」だと決めつけて勝手に苦しんでいる。どうして花野井くんがそんなふうな考え方をしてしまうのか、それは花野井くんなりの事情があるのだろう。そんなことを悶々と考えていると、やっぱり会って話さなければ寂しいと思えてきて、ほたるは「花野井くん、会いたい」とメッセージを送って寝てしまう。

すると夜遅く、花野井くんから電話がかかってきて、ほたるのメッセージを見て思わず会いたくなって家の前まで来てしまったようです。そのことに気付いてほたるも家の外に出て思わず花野井くんに抱き着いてしまう。その後、公園に行って2人で話をして、ほたるは自分はやはり花野井くんのことが好きだと言う。ただ、花野井くんの価値観を全て受け入れて花野井くんの理想の恋人になれる自信は無いともほたるは正直に言います。それなら結局は花野井くんのことは好きだけど交際することは出来ないということなのかというと、そういうことではない。ほたるは「考え方が違ったら一緒にいちゃいけないのかな?」と花野井くんに問いかける。

確かに花野井くんとは考え方は違うけれども、それでもこれまでも花野井くんと一緒にいて嬉しいことや楽しいことはたくさんあった。そのたびにそれはほたるの「花野井くんを好きだ」という自信になったのだという。これからも上手くいかなくて泣いてしまうようなこともあるかもしれないけど、そういう自信を積み重ねていくことでやっていけると思いたい。それぐらい自分はやっぱり花野井くんと恋をしたいのだと言い、ほたるは「こんな私でも花野井くんの彼女になれるかな?」と問いかける。

そうしたほたるの失敗して傷つくことを恐れず自分と恋をしたいという言葉を聞いて、花野井くんは自分の勇気の無さを恥ずかしく思い、同時にほたるがこんなにも自分のことを好きでいてくれて嬉しく思う。そして「自信が無かったのは僕の方だった」と謝り、ほたるの手を握って「大好き」と伝える。花野井くんは両親に愛されなかった自分を愛してくれるような他人が居るとは思うことが出来ず、誰かを好きになっても上手くいかず傷つくことを恐れてしまうようになっていた。そんな花野井くんが初めて好きになった相手がほたるであったので、イザほたるに好きだと言われても嬉しさよりも自信の無さからくる恐れの方が勝ってしまい、聞き分けの良い意見を言っているように見せてついついほたるに想いを伝えるのを遠慮してしまっていたのです。

そんな花野井くんだったのですが、ほたるに恋は失敗すて傷つきながら楽しさを見出すことで自信を積み重ねていくものだと教えられて遂に前に踏み出すことが出来て「これからよろしくね」と、ほたるの告白を受け入れて正式に交際を始めることを宣言しました。そして、花野井くんはほたるのおでこにキスして恋人繋ぎで手を握り合う。そうして花野井くんは子供の頃に、両親が好き勝手にやっているのなら自分も好き勝手にやればいいのだと助言された時のことも思い出す。その時、花野井くんは自分だけの「運命の人」を見つければいいと言われ、その助言を受け入れて「運命の人」を探すようになった。その考え方は花野井くんの考え方を狭くして苦しみを与えることも確かに多かったが、それでも、そうして「運命の人」を探し続けてきたからこそ、こうしてほたると出会えて自分の人生が大きく未来に開けたのだと花野井くんは思うのでした。

 

 

ゆるキャン△SEASON3

第7話を観ました。

今回は前回まで描かれていたなでしことリンと綾乃の大井川キャンプの裏で同時に行われていた千明とあおいと恵那の3人の野外活動サークルの活動としての「ヤケクソキャンプ」というやつが回想されるという形で描かれました。キャンプ自体が行き当たりばっかりな感じでかなりドタバタしている上に、回想がかなりいい加減でカオスなものになっていて、ギャグ満載でムチャクチャ面白くて楽しめました。こういうポンコツな感じのキャンプもこの作品の持ち味です。

まず冒頭は、大井川キャンプから帰ってきて野外活動サークルの活動に顔を出したなでしこが、知らないうちに大量の薪があることに驚き感動します。昨日の休日、千明が鳥羽先生と一緒に身延の薪配布に行ってきて貰ってきたのだという。なんか千明はノコギリ1本で出向いたようですが、太い丸太をその場で切らねばならず、ノコギリはすぐに壊れてしまったみたいです。それで教頭先生がチェーンソーを持って応援に来てくれたようで、だからこんなに大量の薪を切って貰うことが出来たようです。教頭先生も休日なのにご苦労様です。

ただ、薪はせっかく貰ってきましたが、これは生木を切ったばかりなのでまだ使えないらしい。半年から1年は乾燥させてからでないと使えないとのこと。だから結局まだキャンプのたびに薪は現地で買わねばならない。今回貰ってきた薪はなでしこ達が2年生になって秋ぐらいからようやく使い始めることが出来る。つまり野外活動サークルの未来に向けての財産となるものです。そういうわけで、現状は短い丸太状態の薪を更に縦に割って薪状態にして保管しておくため、薪割りが始まります。これだけ大量の薪ですから、しばらく野外活動サークルの普段の活動は薪割りメインになりそうです。

なでしこはさっそく大井川キャンプでも披露したバトニングの手法を駆使して薪を割り始めていきますが、そんななでしこに千明たちが実はなでしこ達が大井川にキャンプに行っていた休日の間に自分たちも別のキャンプに行っていたのだと打ち明け、薪割りをしながらその思い出話をなでしこに話してやることになります。なんか深夜にSNSのやり取りでテンションが上がって急遽自分たちもキャンプに行こうという話で盛り上がってしまった千明とあおいと恵那の3人はさっそく次の日の朝、山梨県の北部の韮崎駅前に集合したのだが、今回はあおいと恵那が計画を立てたので千明は行く先を知らない状態だという。

そういう回想シーンが韮崎駅前の場面から始まったところ、韮崎駅前に居るはずがないなでしこが登場。しかもジャージを着て薪を手に持っている。どうやら勝手に回想シーンの中に入ってきた模様。本来は画面内になでしこが回想の内容に対してあれこれコメントするためのワイプが設置されていて、その中に入っていなければいけないのだが、なでしこは勝手にワイプから出てきていたのです。だが千明が実際に存在しなかった者が回想世界に入ってくると回想世界のバランスが崩れて崩壊してしまうと警告して、なでしこをワイプの中に追い返す。

しかし、なでしこだけでなく恵那も勝手にちくわを回想世界の中に連れてきてしまっていた。実際はちくわはこのキャンプには寒いので連れて行っていなかったのだが、恵那は本当はちくわも連れていきたかったので、せめて回想の中だけでもちくわと一緒に行きたいと、よく分からんワガママを言い出し、千明もなんだか情にほだされて「犬ぐらいならいい」と言って許可する。すると、なでしこが図に乗って自分が配信で良く視聴している人気のはんぺんという白い大型犬を勝手に回想の中に登場させて、千明たちは知らない犬がいることに驚くが、結局ははんぺんも一緒にキャンプに行くことになった。

このように、なんか実際に行ったキャンプとは微妙に違った回想となり、しかもいちいちワイプの中のなでしこもうるさいのだが、とにかく韮崎駅からバスに乗ってキャンプ場に向けて出発となります。まずは北杜市の明野という場所でバスを降りて朝食を食べるとのことだが、バスの外の風景の作画がかなりいい加減で、ワイプのなでしこが理由を尋ねると、この回想シーンは千明たちの記憶によって構築されているので、バス内では3人は会話に夢中になっていて外の景色をあんまりちゃんと見ていなかったので記憶が曖昧で、そのため景色もボヤッとしたものになっている模様。

そうして明野に到着して、まず名産品のトマトを買う。訳アリトマトの詰め放題で大量のトマトを安価でゲットして、キャンプ飯はトマトたっぷりのメニューを考えているのだと恵那は言います。そして食堂で遅めの朝食を摂りますが、3人が注文したのは「地元の野菜たっぷりカレー」」というメニューで、これがすごく美味しそうで、また強烈な飯テロに遭ってしまったと思って視聴していると、なんだか回想シーンにずっと変な腹の虫の音みたいな効果音が流れていてうるさい。実は放課後に薪割りをしながらこんな回想場面を見せられているワイプ内のなでしこも強烈な飯テロに遭ってしまったようで、これはなでしこの腹の鳴る音だったのでした。なでしこは憤慨して帰りは絶対にコンビニでホットドッグを買い食いするとかブツブツ文句を言うので、それを聞かされながら回想シーンを進めていく千明がなでしこの言葉に惑わされて記憶が改変されてしまい、食堂で食べていたカレーがホットドッグに変わってしまったりして、それでなでしこに黙って話を聞くようにと注意する。

そうして明野を出てバスで30分ほどでみずがき湖という人工湖に到着します。これは北杜市にある塩川ダムによって作られた人工湖なのですが、ここで一旦バスを降りた理由は、このみずがき湖の近くに美味しいものを食べられる場所があるからだと恵那は言う。それで3人は湖畔を散策しながらその場所を目指して歩き、回想であるのを良いことにちくわを喋らせたり、しかも声が千明の声だったりしてカオスなことになりますが、途中で「ヨシャーの湯」という冷泉にも立ち寄ったりして更に進み、「神戸」と書いて「ごうど」と読む土地まで辿り着いたところで回想シーンは一旦終わり、キャンプの思い出話をしている間に薪もだいぶ割れて、下校時間にもなったので回想の続きはまた明日の放課後の薪割りの時間にするということになり、皆は帰宅します。

そして翌日の放課後、野外活動サークルに顔を出したリンはバイトがあるのですぐに帰りましたが、薪の多さに驚き、春休みに入ったら花見キャンプをしようと誘われてOKし、ツーリングも兼ねて楽しむプランを思い浮かべます。そして残ったなでしこ達はまた薪割りを続行しながら昨日の回想の続きで千明たちのヤケクソキャンプの話となる。

結局「ごうど」という土地で千明たちが食べた「美味しいもの」とは焼き鳥でした。塩味の焼き鳥は非常に美味そうでまたもや視聴していて飯テロに遭ってしまいましたが、ワイプ内のなでしこの方は今日は飯テロ対策でスナック菓子持参で薪割りに臨んでいたので平気でした。ただ回想内の千明たちはピンチに陥ります。焼き鳥に夢中になっているうちに時間が経ってしまい、予定していたバスを乗り過ごしてしまったのです。そうなると次のバスは2時間後ぐらいであり、それに乗ってから予定していた増富温泉で途中下車して、温泉に浸かってから再びバスに乗ってキャンプ場に向かうのだが、その行程ではキャンプ場到着時刻には管理事務所が閉まっていてキャンプは出来なくなってしまうのだという。

まぁ増富温泉で途中下車しなければ余裕でキャンプ場に到着するのだが、温泉に寄らないという選択肢はあり得ないという一同の意見は一致し、現在地から徒歩で1時間と言われている別ルートで、バスに乗らず徒歩で増富温泉まで行き、そこで温泉に浸かってからバスに乗ってキャンプ場に向かおうということになった。その行程ならばなんとか管理事務所が開いている時間にキャンプ場に着くはずでした。だがこの「徒歩の別ルート」というやつ、地図で見てもやたらクネクネ曲がっていて、どう見ても峠道なんですが、ふだん車やバイクの運転をしない千明たちにはそういう地図の読み方というのは備わっていないようで大失敗をしてしまいます。

3人は高低差170mの急坂を登って、それから降りるというほとんど登山をすることになってしまい、単なるハイキングと違ってキャンプ用のかなりの大荷物を背負ってですからかなりキツいことになってしまう。疲れて休みたいのだが、時間ギリギリの行程なので休んでいるヒマは無い。そうして増富温泉に到着した時にはもうキャンプ場に行くために乗る最終バスの出発まで残りは10分だけでした。やっぱり予定よりは峠道を抜けてくるのに時間がかかってしまったようです。

それならもう温泉は諦めるかというと、苦労して峠道を越えてきたのは温泉に浸かるためなのですから、今さらその苦労を無駄にすることなど出来ない。だから執念で温泉にダッシュして湯船に浸かり、すぐに湯から上がって服を着て出てきてバスを待つことになった。入浴時間はほとんど無かったに等しい。そして疲れと温泉効果のせいなのか、温泉施設の玄関口の薪ストーブの前で3人とも寝てしまいそうになるが、なんとかバスに乗れて、遂に最終目的地である瑞牆山キャンプ場に到着した。そうしてヤケクソキャンプの後半戦は次回に続くというところで今回は終わりとなります。