2024年春アニメのうち、4月30日深夜に録画して5月1日に視聴した作品は以下の3タイトルでした。
忘却バッテリー
第4話を観ました。
今回は帝徳との練習試合が描かれました。結果はボロ負けだったんですが、どうやらこの後からが本編開始って感じなんでしょうね。この屈辱からどうやって小手指が再起していくのかが描かれていくのでしょう。ここまでは序章のようなものだったのだろうと思います。ただ次回から急激に作風が変わってシリアスになったり熱血になったりするというわけではなく、やはりギャグ主体なんだろうとは思うんですが。
まず今回、試合開始早々に1回表の帝徳の攻撃を三者三振に切って取る清峰ですが、これは一番バッターが清峰をバカにしたので要がムキになって清峰に全力投球を要求したからでした。しかし1回表が終わった後、要は「ヤムチャしやがって」のポーズでダウンしてしまう。またもやドラゴンボールのパロディです。そして要は泣いて「全力投球禁止」と言い出す。そんなアホな遣り取りをしている間に1回の裏の小手指の1番バッターの藤堂は初球ホームランを放ち小手指が1点先制します。
藤堂は感覚で野球をするタイプみたいで、たまたまヤマが当たったホームランだったようですが、2番バッターの千早はとことん理論派で、相手投手の球を見極め、審判のクセも見極めるために何球もわざとファールを打ってじっくりと打席を終えます。最後は見逃し三振で終わりましたが野球センスを感じさせる打席であり、藤堂の長打力ともども帝徳の監督の心が壊れるぐらい悔しがらせます。
それで3番の要も凄いんだろうと覚悟する帝徳の監督であったが、要はあっけなく三球三振して、要が記憶喪失とは知らない帝徳の監督は拍子抜けする。要の方はバッティングは難しいものだと初めて知り、このままでは自分だけ下手くそで浮いてしまうので藤堂と千早は帝徳に転校すべきだとか、帝徳に行ってもマブダチだとか、勝手なことを言い出す。ただ要は冗談や悪意で言っているのではなく、どうやら藤堂と千早が帝徳に転校したがっているように見えたかららしい。それは2人の内心を見抜いていたのであり、やはり記憶喪失になっても要の観察眼は健在なのだと山田は思う。
そして更に4番の清峰もホームランを放ち2点目。小手指がまさかの2点リードで1回の攻防を終えて2回表の帝徳の攻撃を迎えて、この回の先頭バッターは4番の国都。シニア時代に一方的に清峰と要に憧れて一緒に野球をやろうと言っていた国都は敵同士とはいえグラウンドで再会できたことを喜び良い勝負をしようと呼びかけますが、それに好印象を持った要は親愛の情を示すために一発芸「パイ毛」を披露するも大スベリ。
国都は打席で要に対して「パイ毛」について懇々と説教をかました挙句「何一つ面白くない」と完全否定。要はショックを受け、国都は真剣焦眉の場での要の悪ふざけに怒りを示し、「パイ毛」を面白いと思っている清峰が怒って投げ込んできた全力ストレートを場外ホームランする。清峰はアウトコース低めに投げたのだが、要は何となく危険な予感はしていた。実は国都はアウトコース低めが得意球なのだが、要は記憶喪失なのでそんなことは忘れていた。帝徳の監督は国都のホームランを喜ぶが、国都の得意球を投げさせた要は不調なのだろうと見る。要の方は清峰の全力の球が打たれてなんか腹が立つ。
そして清峰が国都に特大ホームランを打たれたことで試合の流れは変わり、帝徳のピッチャーは調子を上げてきて両軍ともに点が入らなくなり小手指が1点リードのまま試合は膠着状態となり5回の表の帝徳の攻撃が始まる。そこで先頭バッターがバントを試みて空振りするが、バットは邪魔で捕球出来なかった要はマスクに清峰の剛速球を直撃で受けてしまう。それで恐怖心が湧いてしまった要は清峰の全力投球を捕球出来なくなってしまい、清峰は仕方なく半分ぐらいの力で投球し、帝徳打線は清峰の球を打ち返すようになり、もともと藤堂と千早と山田以外は素人の小手指守備陣は全く機能せず5回の表に帝徳は一気に17点を入れる。そして、その裏に小手指が0点で終わり、小手指は18対2で帝徳にコールド負けを喫したのでした。今回はここまでで終わり、次回はこの敗戦を承けてどうなるのか注目です。
Unnamed Memory
第4話を観ました。
今回はクスクルという国の使者が来てティナーシャに会いたいと言ってくる。クスクルは魔法士が集まって独立した新興国みたいだがティナーシャのことを「アイティー」と呼び、自分達に国に来て手伝ってほしいとか言ってくるがティナーシャは拒否する。するとクスクルの使者はメレディナの精神を操ってティナーシャを襲わせ、暗殺は失敗して、メレディナはルクレツィアが治してくれた。その後はティナーシャがオスカーを鍛える場面が続き、エッタード将軍というのが急死して、クスクルの魔法士のところにオスカーの侍女のミラリスが現れて殺したりする場面もあった。こんな感じでずっと何をやってるのかよく分からない状態が続いていて、主人公のティナーシャが何をやろうとしているのかもよく分からないまま4話が過ぎて、これはもうダメだろうと思い、今回で視聴を切らせてもらうことにしました。
リンカイ!
第4話を観ました。
今回は競輪選手養成所に入所した後の泉たちの日々が描かれました。泉は入所後は同期の中で上位の成績を収めるようになりますが、高校チャンピオンであった熊ちゃんの方が成績は常に上であった。その熊ちゃんよりも更に上をいっていたのがエリート選手の平塚ナナであり、尊敬する立川選手が認めているナナに勝って立川選手に認めてもらい弟子にしてもらいたい熊ちゃんはナナにライバル意識を燃やすのだが、そのナナは泉と同室だった。泉はナナと仲良くなりたいと思っていたが、ナナの方は泉にあまり馴染んでいない様子です。だがナナは実は高松選手と久留米選手みたいな「同期でライバルで親友」みたいな関係性に憧れているみたいです。
一方で熊ちゃんは自分が呼びかけて泉が競輪をやると決めてくれて5人揃って選手になれたのだと感謝して、立川選手と久留米選手のような「同期でライバルで親友」の関係に泉となりたいと打ち明ける。そして泉が久留米選手に認められているのだから自分も立川選手に認められて、それで泉と対等になりたいのだと言う。そして泉たちを引っ張っていく目標となれるよう頑張るとも言う。また、ナナも泉や熊ちゃん同様に久留米選手や立川選手の世界選手権を見て憧れたのだということも分かる。
そうしてた中、世界選手権に向けた国内強化選手の候補生を対象としたセレクションが行われることになり、7人の候補生が選ばれてレースをして強化選手を決めることとなり、泉は熊ちゃんやナナと共に7人の中に選ばれるが、これが人生初レースでした。
そうしてレースが始まり、最初から熊ちゃんが大きく飛び出して逃げ切りを図るが、最後の最後でナナが差し切って勝利して強化指定選手に選ばれた。その勝利を祝福した泉であったが、そういう泉に対してナナは「あなたのこと好きじゃないかも」と言う。それで泉がモヤモヤしているところで今回は終わり次回に続きます。