2024冬アニメ 3月11日視聴分 | アニメ視聴日記

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日々視聴しているアニメについてあれこれ

2024年冬アニメのうち、3月10日深夜に録画して3月11日に視聴した作品は以下の3タイトルでした。

 

 

異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。

第10話を観ました。

今回を含めて残り3話となり、コボルト達とも話がついてネマの計画実現に向けて大きく動き出そうというところまで描かれたエピソードとなりました。全体的にじっくり話を描いていくスタイルで、どうでもいいギャグ描写もかなりじっくり描いていく作品なので話の進みは遅いです。ただ、そういう作風なので仕方がない。基本的には面白いのでまぁ良いです。色々と欠点は多いんですけど、それを理由に見ないのはちょっと勿体ない作品ですね。減点方式で評価するのが適切な作品と、そうでない作品というのがありまして、この作品は後者の部類だと思います。

今回はまずコボルトの群れのリーダーをやっているシシリーが人間に襲われたので人間と馴れ合うつもりは無いと言ってネマの計画を聞こうともせず拒絶しますが、ネマは諦めずに再びコボルト達に会いに行き、シシリーはネマが魔物と共に居て、魔物を助けようとしていると知って協力してくれることになった。それでコボルト達に計画の説明をして会議をして、討伐隊からどう逃れるかを考えます。それで正面突破をすると見せかけて方向転換して逃れるということになる。

そしてシシリーの妹がネマと一緒に行動して護衛してくれることになり、ネマの兄のラルフは討伐隊の方に加わって情報収集して、更に不要な死者を出さないように治癒魔法を使って治療をすることにした。騎士団の指揮権はヴィル王子が握るようオスフェ公爵の計らいで国王が命令を出し、ヴィルが騎士団を指揮下に置き、ラルフも討伐隊に参加することが出来るようになったところで、町で冒険者同士の諍いが起こったというところで今回は終わり次回に続きます。

 

 

ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する

第10話を観ました。

今回を含めて残り3話ですが、原作の物語そのものはまだ完結していませんので今期は中途半端なところで終わるでしょう。このぶんでいくと、今やっているコヨル国との交渉の話で今期は終わりみたいですね。ただアルノルトの本心についてかなり謎が深いので、そのあたりで何か情報の開示があって今期が終わるなら綺麗な締め方といえるのではないかと思います。

まず今回の冒頭は前回のラストシーンの歓迎パーティーの時にアルノルトに同盟を申し込んで拒否されてしまったコヨル国のカイル王子が途方に暮れて自室に戻ってきて、そこに居た錬金術師のミシェル先生に事の顛末を報告して、それでも諦めるわけにはいかないと言うのですが、一方でミシェル先生の方はアルノルトが「同盟を結ぶよりも侵略して支配する方が性に合っている」と言ったという話を聞いて何やら興味津々な様子。

そして翌日、騎士団候補生にのルーシェルに男装して訓練に励むリーシェであったが、昨晩の歓迎パーティーの時にアルノルトがコヨル国との同盟を拒否してしまった件で思い悩んでいた。なんとか戦争を避けたいというのがこの7回目のループにおけるリーシェの悲願であったが、それは自分が死にたくないというのも、前世で縁深かったコヨル国に滅んでほしくないというにも勿論あったが、今回のループでは何よりもアルノルト自身に侵略戦争など起こしてほしくないという想いが強かった。前世ではアルノルトの人間性を深く知る機会は無かったのでどうであったのかはよく分からないが、少なくともこの7回目のループで観察した限りではアルノルトは世界中に対して侵略戦争を起こして大量の人間を虐殺するような人間には見えない。だがアルノルトはカイル王子に「侵略して支配する方が性に合っている」と言った。アルノルト自身が自分の真の人間性に無自覚なのか、悪人のフリをしようとしているのか、よく分からなかったが、とにかくリーシェはアルノルトの考え方を変えたかった。

ところがその日の訓練でリーシェはそのアルノルト本人といきなり顔を合わすことになってしまう。アルノルトが騎士団候補生の訓練を見学に来て、リーシェはルーシェルの男装姿のままで思いっきりアルノルトと向かい合う羽目となってしまった。アルノルトが凄く睨んでくるので完全にバレていると気付いたリーシェであったが、アルノルトが何も言わないので見逃してもらえたのかと安堵する。しかしその見通しはあまりに甘く、訓練が終わった後、兵舎の裏に連れていかれてアルノルトに壁ドン状態で思いっきり詰問されてしまう羽目となります。

何をしているのかと問い詰めてくるアルノルトに対して、あくまでルーシェルのフリをして誤魔化そうとするリーシェであったが、他人のフリをするのなら身体に触っても構わないということだなと言われてセクハラ攻撃を受けてしまう。そうなると第三者から見ると、婚約者のいる皇太子が騎士候補生の若い男にセクハラをしているというヤバい絵面となってしまいます。結局リーシェは正体を明かして謝罪し、どうして騎士候補生の訓練を受けていたのか理由を説明する。それは至って単純な理由で、アルノルトが考案した訓練を自分も受けてみたかったからでした。アルノルトはその理由を聞いて変人でも見る目でリーシェを見ましたが、まぁ6回目のループで戦士をやっていたリーシェですから訓練とか大好き人間なのでしょう。結局アルノルトは騎士の訓練を受けるの許可してくれました。

そしてアルノルトはリーシェがカイル王国との同盟を結ばせたがっていることも察していましたが、それは無理だと釘を刺す。しかしリーシェは諦めず、カイル王子にまた新たな激マズ薬を渡しに行った際に、カイル王子がアルノルトに同盟を申し込んだのを聞いてしまったと伝えて、アルノルトを説得するために協力し合おうと同盟を組むことにした。更にテオドールとも協力関係を結んで部下を借りてリーシェはアルノルトの意向に逆らってコヨルとの同盟を結ぶための画策を始めます。

だが一方でミシェル先生がアルノルトに興味を示して、自分が発明した「毒」を使わせようとしていることもリーシェは知り、焦ります。実はミシェルの発明した「毒」というのは「火薬」のことでした。この物語世界ではまだこの時代には火薬は存在していなかったようで、ミシェルが初めて発明したようです。実は3回目のループの際にもミシェルは火薬を発明していた。いや、これまで6回のループ全てでミシェルは火薬を発明してアルノルトに提供していたのかもしれない。ただリーシェがミシェルと接点を持ったのは3回目のループの時だけだったので、確かなこととして知っているのは3回目のループの時のことだけです。

その3回目のループの際にも、ミシェルが火薬をアルノルトに提供したのかどうかはリーシェは知らない。何故なら、3回目のループでミシェルの錬金術の弟子だったリーシェはこの火薬の研究に反対してミシェルと師弟関係を解消して訣別して、それ以後は会わず仕舞いだったからです。もしかしたらアルノルトの6回のループでの侵略戦争は、全て裏にミシェルの発明した火薬の提供があって可能になったのかもしれない。

とにかくミシェルは今回のループでも火薬を発明していて、そのことをリーシェに伝えた上でアルノルトこそ火薬を提供する価値がある人間だと言って、アルノルトに会わせてほしいと頼んでくる。当然リーシェは上手くはぐらかそうとしますが、ミシェルがどんな手を使ってもアルノルトと会おうとする困った人間だということはリーシェはよく知っていた。ミシェルはマトモな人間ではなくて、なんか酷い親に「人を不幸にする死神」だとか罵倒されて育てられたサイコパスであり、マトモな道徳観を持ち合わせていなかった。だから火薬が大勢の人間を殺して世界を壊してしまうと分かっていて、それが火薬という存在の持って生まれた宿命ならば仕方ないとか言ってしまう人でした。それはミシェル自身がそういう存在であるという理屈でしか自己肯定できない人生だったからなのでしょう。そういうわけでリーシェが困ってしまったところで今回は終わり次回に続きます。

 

 

真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました 2nd Season

第10話を観ました。

今回を含めて残り3話ですが、今回はまずエスタがリットと繋がっていたことに気付いたラベンダがリットの店にヴァンとリュブを連れて怒鳴り込んできて、レッドはいっそここで仕掛けようと考え、エスタにリットと繋がりがあることを認めさせる。ただ、あくまでエスタはゾルタンの腕利きの冒険者であるリットにヴァンを襲った謎の少女に関する情報収集のために接触しただけなのだと説明する。更にリットは自分の恋人と言ってレッドを紹介し、一緒にダナンも姿を見せる。それでヴァンは自分から盾を奪った男がリットの恋人だと知って驚き、リュブはギデオンとダナンがゾルタンに居ることに驚く。ただダナンが片手を無くしてゾルタンに引きこもっているギデオンのもとに身を寄せたと説明するとリュブは納得し、エスタが魔王軍と戦う身として勇者ルーティのパーティーに居たギデオンやダナンにこの地で協力を仰いだのは当然のことだと説明するとヴァンもリュブも納得し、エスタの潔白を信じさせることは出来た。

だがヴァンはレッドがどうして自分を襲ったのかについて説明を求め、レッドはヴァンがゾルタンの人々に危害を加えようとしたから止めただけだと説明しますが、ヴァンは自分は人々に危害を加えようとしたのではなく救おうとしたのだと反論する。それで議論は平行線となるが、レッドの加護が勇者を導き成長させる「導き手」だと知ると、加護絶対主義者のヴァンは驚き、レッドに対して敬意を感じるが、レッドがその加護の役割はもう終えたのだと言うと更にヴァンは驚く。加護の役割を終えてしまったら生きる目的が分からなくなり生きていけなくなるとヴァンは信じているからです。だがレッドが自分は加護を失ってもこうして生きているのだと言うとヴァンの信念に迷いが生じて混乱します。

そうしてヴァン達には一旦帰ってもらい再度交渉しようということになり、レッドはどうやってヴァンが納得出来るように持っていこうか思案しますが、とにかくレッドはヴァンとルーティという勇者同士を戦わせないことで加護の支配を脱してデミス神に一矢報いようと考えています。そして冒険者ギルドでシーボギーという魔物の討伐依頼をリットと2人で受けて、それにヴァンとラベンダも誘います。そうして魔物を討伐しますが、ヴァンは今の自分が様々な面でレッドに及ばないことを知り、改善の必要があると思い迷い出します。今回はこういうところまでで終わり次回に続きます。