2024冬アニメ 3月9日視聴分 | アニメ視聴日記

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日々視聴しているアニメについてあれこれ

2024年冬アニメのうち、3月8日深夜に録画して3月9日に視聴した作品は以下の2タイトルでした。

 

 

葬送のフリーレン

第26話を観ました。

今回は一級魔法使い試験の二次試験終了までが描かれました。フリーレン複製体とのバトルは前回で決着がついたのかと思っていたら実は終わっておらず今回ものすごく気合の入った作画で描かれましたね。前回も気合は入ってましたけど今回はそれ以上でした。ちょっと作画は気合が入り過ぎていて、見ていてよく分からなかった。こういう独りよがりになりがちなのはあんまり良くないとは思うんですけど、まぁでも頑張りたいんだろうなという気持ちは分かる。そこは作品愛を感じるところではあるので、あんまり批判したくない。それに、フリーレンがちゃんと魔術を使って戦ってるのを見るのは珍しいので面白かった。普段はあくまで実戦重視で魔族相手に騙し討ちみたいな戦いをしたり、格下魔法使い相手に訓練か戦いか分からん舐めプしてるだけですからね。さすがに自分自身が相手ではちゃんと魔術を使って戦うようです。まぁしかし、そういうアクションの納得感も含めて、やはりストーリーが今回も良かったですね。

まず前回フェルンが複製体を仕留める流れだったのかと思っていたんですが、意外にそうではなくて仕留めきれなかったみたいです。まぁフリーレンも一撃で勝てるとは言ってなかったわけで、「魔法を使う時に魔力探知が一瞬途切れる」というフリーレンの弱点を突くだけでは致命傷までは与えられないようです。致命傷は与えられないけど、同じことを繰り返していけば持久戦の中で次第に複製体の力を削っていき最終的には勝利出来る。そういう意味でフリーレンは言っていたのであり、そういう意味では確かにフリーレンが陽動して複製体の隙を作り速さで優るフェルンが攻撃するという戦法を地道に繰り返していけば勝利を掴むことは出来るわけです。

ただ、これは一種の奇襲戦法なので、何度も繰り返していくうちに複製体も学習していきフェルンを警戒するようになるかもしれない。フリーレンとフェルンの作戦に気付いて対応してくるかもしれない。これは実際よく分からないところです。そもそも複製体にそんな学習能力や成長や変化というものが起こり得るのかも不明だからです。複製体はコピーした時点の本体の能力しか発揮出来ないのであり、学習や成長や変化はしないのかもしれない。心が無いということはそういうことなのかもしれない。しかし心の動きは模倣するということは、もしかしたら学習ぐらいは出来るのかもしれない。もし複製体に学習能力があるのなら、同じ戦法を何度も繰り返しているうちに通用しなくなってくる可能性はある。だから、やはり理想を言えば、一発で仕留めたかった。しかし実際の戦闘においてそれは現実的ではない。

そしてもう1つ問題点は、戦闘はこの場だけで行われているわけではないということです。他の複製体もどんどんこの部屋を目指して集まってくる状況なのであり、それをデンケン達が食い止めてくれているが、もしデンケン達が突破されてしまい、新手の複製体がこの部屋に入ってきてフリーレン複製体に加勢してきたら、フリーレンとフェルンの作戦は瓦解してしまう。デンケン達が全ての複製体を倒してくれればいいが、複製体の中にはデンケンやフェルンの複製体も居て、更にゼンゼの複製体まで居るのだから防ぎきるのは容易ではない。だからそういう事態になる前にフリーレン複製体を倒して、奥に居る術者のシュピーゲルを倒さねばならない。そういうわけで持久戦はフリーレン達にとって実はあまり歓迎すべきことではない。フェルンは確かにフリーレンを倒せる可能性を持つ「人間の魔法使い」ではある。だが楽勝できるわけではない。しかし今、戦況的に求められているのは出来るだけ早くフリーレン複製体を倒すことなのだから、まだそこまではフェルンには荷が重いといえます。

フリーレンとフェルンがそういう状態である一方で、部屋の外では迫ってくる複製体たちとデンケンたちの戦いが繰り広げられていて、それぞれが自分の苦手な相手を申告した上で、その複製体と戦って倒していくことになる。この作戦は有効で、メトーデの魔術で複製体の位置を探知して、複製体が集結して乱戦になる前に、複製体がバラバラに行動しているうちにそれぞれの討伐班が有利な戦いを出来る相手を足止め、上手くいけば仕留めていく作戦は成功します。最悪仕留められなくても、フリーレンとフェルンがフリーレン複製体を倒してシュピーゲルを倒すまでの時間稼ぎが出来れば上出来、シュピーゲルが死ねば複製体も消えるからです。だから無理をする必要は無い。加減して戦うことが出来る。こういう作戦をすぐに立てて全員に意識を共有させるところはさすがにデンケンは有能です。

だが懸念点はあり、メトーデの探知ではゼンゼとデンケンとフェルンの複製体の位置が掴めなかった。これはゼンゼとデンケンがメトーデよりかなり格上の魔法使いであり、フェルンは魔力隠蔽が特に得意だからでしょう。これら強力な魔法使いの居場所が掴めず、しかもこれらの複製体との戦いが得意な者も味方には見当たらないことからも、フリーレンはいずれはデンケン達が突破されて自分たちの戦っている部屋に複製体が乱入してくることになると見越していたのです。

そうしてまずゼンゼの複製体が現れてラヴィーネとリヒターが重傷を負わされて仕方なく瓶を割って退場していく。これでデンケン達は大ピンチとなりますが、そこにユーベルとラントが現れて、ユーベルがゼンゼの複製体を倒すと言い出す。一次試験でヴィアベルにすら負けそうになっていたユーベルの実力ではゼンゼ複製体に勝つことは出来ないとラントは言いますが、ユーベルは自分は確かにデンケンやヴィアベルに勝てない未熟な魔法使いだがゼンゼには勝てると謎めいたことを言う。ユーベルの得意魔法は「だいたい何でも斬り裂く魔法」だそうで、それでゼンゼに勝てるのだという。しかし、その魔法は一次試験の時にヴィアベルの防御魔法で簡単に防がれていた。そんなものがゼンゼに通用するわけがないとラントは指摘するが、ユーベルは防御魔法は斬れるイメージが湧かないので防がれたのだと言う。ユーベルの魔法は、ユーベルが「斬れる」とイメージしたものは斬れるけれども、「斬れる」とイメージ出来ないものは斬れないのだそうだ。防御魔法というものはユーベルが「斬れる」とイメージ出来るものではないらしい。しかしゼンゼだって当然ながら防御魔法は使えるわけで、ゼンゼはあの伸縮自在の無限に増殖する毛髪で攻撃も防御も全てこなし、当然ながらゼンゼの毛髪には強力な防御魔法が施してあって鉄壁の防御能力を誇る。それはヴィアベルの防御魔法の比ではない。しかし、それでもユーベルは「ゼンゼになら勝てる」と言う。

実はユーベルと同じようにユーベルの勝利を確信していたのは、その戦いを探知していたゼンゼ本人だった。ゼンゼは以前の二級魔法使い試験の際にユーベルが強力な防御魔法を施した外套を着た試験官の一級魔法使いを両断して殺害した場面を見ていたからです。「殺害行為は禁止」というルールだったのでユーベルは失格となったが、ゼンゼはどうやってその一級魔法使いの術を破ったのかと質問し、ユーベルが「外套は斬れるとイメージ出来たから」だと答えたので、ユーベルが一種の奇才だと理解した。つまり、ユーベルは自分が斬れるとイメージした物体は斬ることが出来る。例えば布とか紙とか木とか人体とか、場合によっては岩や金属なんかも斬れるでしょう。逆に水や火や風なんかは斬れないのだと思う。そういう意味では別に無敵の能力というわけではないし、そもそも魔法そのものは斬ることが出来ないので防御魔法を突破できないし攻撃魔法を防ぐことも出来ない。あまり魔法の実戦向きの能力とはいえない。

ただ、防御魔法を施した外套を「布だから斬れると思った」と言って斬ってしまっている点が驚嘆に値した。現実にはその外套は斬れないはずだった。魔法の知識がある者なら誰でも分かることです。だがユーベルのイメージする力、その感覚はそうした知性や現実を凌駕するのです。魔法を施してあることは全く関係なく、ユーベルが斬れるとイメージ出来たものは全て斬ることが出来るのです。それは何を意味するのかというと、魔力を物理的な事物に込めて攻撃や防御を行う現代魔術がユーベルには通用しないこともあるということです。全部が通用しないわけではない。火に魔力を込めて攻撃すればユーベルはそれを斬ることは出来ないだろうし、水に魔力を込めて防御壁を作ってもユーベルは斬ることは出来ないだろう。だが布の場合はユーベルは斬ることが出来るので一級魔法使いの外套を斬ることが出来たのです。

現代魔術は物理攻撃、物理防御が基本なので、ユーベルの魔術は現代魔術を凌駕する資質を有している。一級魔法使いというのは現代魔術の最高峰の存在なのであり、言い換えると現代魔術を超えた存在でなければならない。だからゼンゼは「現代魔術では攻略不可能」と言われているこのダンジョンを一級魔法使いの試験会場に選んだのです。そこを攻略可能な者として、まず古代魔法で現代魔法を凌駕する可能性を持つフリーレンやフェルンが挙げられるが、ユーベルもまたそれとは違う意味で現代魔法を凌駕する可能性を秘めた者だといえます。

そしてゼンゼの魔術は全て髪の毛に込められており、髪の毛はユーベルにとって「斬れるとイメージ出来るもの」であった。だからゼンゼやゼンゼの複製体はユーベルに勝つことは出来ないのです。ただ、実際に本気でゼンゼが戦った場合、ユーベルに負けるわけではないだろうし、ユーベルに殺された一級魔法使いだって本気で戦えばユーベルに負けることはなかったはずです。ユーベルを強敵と認識して本気で殺しにかかるならば、ゼンゼは死角からユーベルを髪の毛で不意打ちして殺すことは十分出来る。殺された一級魔法使いだって試験という場で棒立ちでユーベルの攻撃を受けたから死んだだけのことで、普通に戦えばユーベルの攻撃が当たることなどなかっただろう。ゼンゼ複製体もラヴィーネやリヒターに致命傷を与えておらず、あくまで平和主義者の試験官のゼンゼをコピーしただけの存在であり、身を隠して不意打ちを狙うような戦い方はしておらず、堂々と正体を晒していた。だからユーベルは容易にその髪の毛を斬り裂いて倒すことが出来たのでした。

こうして複製体側の最大の難敵であるゼンゼ複製体を倒すことが出来て戦いを有利に進められるかと思いきや、なんとシュピーゲルは一旦倒された複製体を新たにまた作り出して攻撃してくる。これではキリが無くデンケン達は消耗戦に追い込まれてしまう。いずれは突破されてフリーレン達の戦っている部屋に複製体が入っていくことになるだろう。それをフリーレンも察知して、自分の複製体との勝負を急がねばいけないと考える。また、やはりフリーレン複製体はフェルンに自分のクセを見破られていることに気付いて学習したようで、フェルンに対する警戒を強めにしており、最初のように攻撃が当たらなくなりつつあり、このまま同じ作戦で持久戦を続けても埒が明かないと分かってきた。

そういうわけでフリーレンは思い切って勝負に出ることにした。もともと魔力探知の隙だけでは致命傷を与えられないだろうことは分かっていたので、勝負を急ぐ時の奥の手は用意してフェルンと打ち合わせはしていた。それはフリーレンがワザと大きな隙を見せて複製体の勝負を決めようとする大技を誘い、そうして生じた複製体の大きな隙を突いてフェルンが勝負を決める一撃を喰らわすという作戦でした。この場合はフリーレンが危機に陥ることになるが、攻撃はフェルンに任せている以上、防御に徹することが出来るから致命傷は避けることが出来るだろう。つまり「肉を斬らせて骨を断つ」作戦です。

しかし、この作戦であっても既に自分を警戒している複製体が自分の攻撃を喰らうものだろうかとフェルンは疑問を呈するが、フリーレンは「私はフェルンを舐めているから大丈夫だ」と言う。つまり複製体もまだフェルンを舐めているはずだから、最強の敵であるフリーレン本体を倒せるチャンスの方に集中力を奪われて、どうしても第二の敵であるフェルンへの警戒は緩むはずだというのがフリーレンの読みであったのです。それを聞いてフェルンは納得はするが、同時にまだ師匠に認められていないような気がして少し寂しくも思う。

だが、それはつまり勝てるチャンスということでもある。しかも師匠が自身の肉を断たせて作ってくれたチャンスだから外すわけにはいかない。そうしてフェルンはフリーレンがワザと作った隙を狙って複製体が大沢を発動した隙を突いて、会心の一撃を複製体に見事に命中させた。だが複製体はまだ立っていた。致命傷は負っているが即死はさせることは出来ておらず最期の反撃をフェルンに向けて撃ってくる。即死させるつもりあったのに意外なことだとフェルンは驚く。これはやはり複製体に学習能力があるということであり、本気のフェルンとやり合ったことで、複製体は本体よりもフェルンの実力を高く評価するようになっていたのです。そのぶん、フリーレン本体の予想以上にフェルンのことを警戒していた。その僅かな読み違いのぶん、複製体は即死は免れることが出来たのです。

だが、それでも既に致命傷は与えた死に体であり、もはや勝負はあったと考えたフェルンは複製体からの攻撃を防御しつつ、トドメの一撃を放とうとする。ところがその瞬間、フェルンが得体の知れない力で吹っ飛ばされて壁に叩きつけられてしまう。魔力は全く感知出来なかったので避けることも防御することも出来なかったのです。それでフェルンはこれが師匠フリーレンの奥の手だったのだということに気付いた。そして、それが魔法の高みに到達した技であると知った。

だが、最大の大技を放ったことによって複製体には大きな隙が生まれており、そこを側面から走り込んだフリーレンが突いて、そこで勝負はついた。複製体は倒されてフリーレンが勝利したのです。そしてフリーレンは少し驚いたかのような間の後「よくやった、フェルン」と言ってフェルンをねぎらう。だが実際はフェルンが一撃で仕留めるはずだったのだからフェルンはしくじっている。フリーレンが驚いたのは複製体が自分の予想以上にフェルンを警戒していたのを読み違えていたことであったが、それでもフェルンを思わず褒めてしまったのは、フリーレンから見ればフェルンのやったことは大したことだったからです。

それについてフリーレンは「あれを見せるほど追い詰められたのは80年ぶりかな」と言う。「あれ」とは複製体が最期に放った奥の手、魔力探知が不可能な謎の攻撃のことでした。もちろんそれはフリーレン本人の技であり、フリーレンがそれを使わざるを得ないほど追い詰められたのは80年前のことだったという。80年前というのはつまり魔王との戦いの時ということです。つまり、この技はフリーレンが魔王と戦うために編み出した技だったのです。

前回、ゼーリエは千年前に「お前を殺せる者がいるとすれば、それは魔王か人間の魔法使いだ」と言った。それを聞いてフリーレンは色んな魔法使いを見ることが出来るから「楽しみ」だと応えた。だが別にフリーレンは自分が殺されることを楽しみに待っていたわけではない。そんな強い魔法使い達と戦うことを楽しみにしていたのです。だからそのために千年かけて技を磨いた。魔王に殺されないように技を編み出した。そうして出来上がったのがあの技であり、それを使ってフリーレンは魔王を倒した。つまりフリーレンは魔王に殺されなかったわけで、大魔法使いゼーリエの予想を超えていったのです。それはまさに「魔法の高み」といえるでしょう。

その「魔法の高み」を魔王に使用して以来80年ぶりに使った相手が自分の教え子であるフェルンであった。厳密には使ったのは複製体であってフリーレン本人ではないが、完全な複製体なのだから本人と同じと考えていい。フェルンがフリーレンに「魔法の高み」を使わせた2人目の相手となり、魔王と肩を並べたのだ。まぁ厳密にはフリーレン本人との連携で戦ったのでフェルンが魔王と同格の強さというわけではないが、それでもフリーレンはこの事実をもって、ゼーリエの言っていた「自分の殺せる者」のうち「魔王」ではないもう1つ「人間の魔法使い」がフェルンに違いないと思ったのでした。

そうしてフリーレン達はシュピーゲルを倒し、複製体たちも消滅し、複製体たちと戦っていたデンケン達もフリーレン達と共に迷宮の最下層に到達し、全員が二次試験を合格して、これで二次試験は終了となった。そして最深部の財宝の山の中でフリーレンはまたミミックに捕まったりしていたが、これで次回は三次試験ということになりそうですね。残りは2話ですが、三次試験は2話で終わる内容なんでしょうかね?とにかくこうなれば綺麗に今期を締めてくれることを願いたいです。

 

 

治癒魔法の間違った使い方

第10話を観ました。

今回はいよいよ魔王軍との大会戦が始まります。ウサトは救命隊の一員として、まずは戦場の後方で待機して運ばれてくる怪我人の治療を行うことになる。戦争ですからどんどん怪我人が運ばれてきて、ローズとウサトとオルガとウルルの4人の治癒魔法師でテントで治療を行っていくのですが大忙しです。

そうして戦況が激化してきて前線で怪我人が多くなってきた頃合いを見て、ローズはウサトと共に前線に出ることを決める。そうして2人で前線に向かって駆けていきますが、途中でウサトは黒い鎧を着た敵が妙な術を使って暴れているらしいとローズから聞かされ、あの変な予知夢のようなものに出て来てカズキやスズネ先輩を倒していた黒い騎士のことを思い出す。それで思わず立ち止まったところ、ローズは「どうしても敵を倒さなければならない時」のとっておきの技を伝授してくれた。その詳細は今回は不明のままでしたが、人殺しをしたくないウサトが喜んでいたので、何か不殺の凄い技なのでしょう。そうしてウサトはローズと別れて、前線で敵をかいくぐりながら負傷した兵士たちを救い出して治癒していきます。だが途中で黒騎士の夢のことを思い出すと頭痛がしてきて、それでますますカズキとスズネのことが気になり、救命活動を行いながら2人を探します。

一方で前線で戦っていたカズキとスズネは黒騎士に遭遇し戦うことになりますが、鎧に喰らった攻撃を相手に返す反転魔術を使う黒騎士とどう戦ってよいか分からず戸惑う。そこでスズネの発案で視界を遮って攻撃を加えてみて、それなら反転攻撃は出来ないのではないかと検証しますが、視界を遮っても攻撃してくることが分かった。だが背中に受けた攻撃には反転してきていないことに気付いたスズネはカズキが目くらましをしている間に背後から黒騎士の喉を貫いて呪文を詠唱出来ないようにした。

ところが背中の傷に反転攻撃しなかったのはスズネ達を騙して誘い込むための黒騎士の罠であり、反転魔術は呪文の詠唱も必要無かった。それでスズネは反転攻撃を喰らってしまい、カズキも黒騎士に身体を貫かれてしまう。そうして2人が敗れてしまったところで今回は終わり次回に続きます。なんか黒騎士がチートすぎて、早くも佳境に突入という感じですが、この後は残り3話ありますから、まだまだここから盛り上がってくると思うので楽しみですね。